法律系同人誌をコミケで頒布したい人向けのまとめ

 法律系サークルが増えることを願って,コミケにサークル参加して法律系同人誌を頒布したい人向けのまとめ。

書いている人

・一般参加歴10年
・サークル参加歴10回(5年)
・法律系同人誌を発行するサークル「日本鬼法曹協会」主宰。
・代表作に「大嘘判例八百選」がある。

サークル参加するメリット

・自分の書いたものをみんなが読んでくれて楽しい。
・他の法律系サークルと交流できて楽しい。
・並ばずに入場できて楽しい。

コミケにサークル参加するまでの流れ

①事前準備
②参加申込書入手
③参加申し込み
④抽選に通る
⑤当日準備
⑥当日運営

①事前準備 難易度★☆☆☆☆

サークルドットエムエスに登録する。
・事前に一般参加(来場者として参加すること)をしておくことが望ましい。


②参加申込書入手 難易度★★★☆☆

・これがなければ始まらない。オンライン申し込みにも参加申込書に記載されているコードが必要。
サークルドットエムエスにて通販で入手可。送料込み1600円。
・うっかり事務所の住所で通販しないように注意する(1敗)。
・申し込みの決済の際に,次回の参加申込書の販売も行っている。
・コミケ当日も販売しているのでそこで入手するのも可。
・既に買っているのに,コミケ当日に買ってしまうケース頻発(3敗)。
・気づくと販売が終了しているケースが非常に多いので注意(2敗)。
・申込期限直前にヤフオク等に出品されることもある(前述のとおりダブらせる人が多いため)ので,最後まで諦めない(2勝)。究極的には参加申込書記載のコードがあれば手続はできるので,前日に落札しても間に合うことも。

③参加申し込み 難易度★★★★☆

・サークルドットエムエス上でオンライン申し込みをするのが通例。
・書類の不備については細かすぎる書記官並みに厳しいので注意。救済もしてもらえないと心得る。
・ジャンルは「600 評論・情報」を選択。いつもは3日目に設定される。
・サークルカットは書式どおりに作成(1敗)。ペイントでも可。
・決済の期限と,申し込みの期限は違うので注意。
・決済は振り込みかクレジットカードだが,カードがあった方がよい。
・申し込み料は9100円。抽選落ちの場合は半額?くらいが郵便小為替で返金される。郵便小為替の期限に注意(1敗)


④抽選に通る 難易度★★★★★

・最大の難関(2敗)。
・評論・情報島はダミーサークルの巣窟とも言われているため厳しい模様。
・とはいえ多様性も重視しているようなので,独創的なサークルならあるいは。
コミケウェブカタログにて,当落発表をメールで知らせてくれるサービスがある。当落発表日もここで確認。

⑤当日準備 難易度★★☆☆☆

・配布物を準備する。初参加で分厚いレジュメでも40部売れる(1勝)。
・中とじのコピー本がおすすめ。詳しくは「中綴じ コピー本」とかでググるとよい。
・A4の紙に冊子印刷(製本印刷)をすると,A5のコピー本になる。
・中とじ用のステープラも最近は手頃に入手できる(当時は高く,3000円で購入)。
・軌道に乗ってきたら印刷業者に頼むことになる。スターブックスがおすすめ。
・いつも用意しているものを羅列。
 あの布(機能性の高い敷布),コインケース,封筒(札をしまう用),カントリーマアム,筆記具,両面・養生テープ,首から提げるパス,値札,「見本」「新刊」シール,,お品書きポスター,ディスプレイ用品等。

⑥当日運営 難易度★★★★☆

・会場はビッグサイト。
・当選発表後に送られてくるサークルチケットがあると,午前9時まで(それ以前に通行禁止になる部分もある。)に行くと並ばずに入場できる。3枚あるので仲間と行こう。
・自分のブースに到着して,パイプ椅子を下ろし,机の上の大量のチラシを処分する。
・両隣のサークルに挨拶。手土産や新刊を配る例もある。
・ブース設営。ぐぐれば参考例がいくらでも出てくる。
・参加登録カードと,見本誌票を貼った見本誌を提出。
・途中何度かある一斉点検には協力する。
・体調管理には気をつける(水分補給,暑さ寒さ対策)。
・楽しむ。
・ゴミ捨て場の担当者は,細かすぎる書記官並みに分別に厳しいので要注意(3敗)。
・適宜撤収。
・次回の参加申込書を買って帰った数日後に,参加申込書が郵送で届く(3敗)。


まとめ

 もし参加を考えておられる方がいらっしゃいましたらサイ太までご一報くださればできる範囲でお手伝いしますよ。

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