ガリーボーイ

映画『ガリーボーイ』

映画を安く見られる毎月一日。以前は時々やっていた予備知識0で知らないタイトルの映画を見に行くという遊び。

映画冒頭で「インドのストリート」という言葉が似合うなと思って見ていたら、まさかのインドの貧困から成り上がるヒップホップ映画だった!

ポスターにミュージカル映画と書いてあったから、未だに『ムトゥ~踊るマハラジャ~』見てないけど3時間耐えられるかな?とか、タイトルだけでレディーボーイものかと思った俺が馬鹿だった。

主人公はもちろん、見ているこちらの心も、約2時間30分という時間をあっという間に思わせるくらい踊っていた。

日本ではなかなか無いであろう格差社会と貧困。宗教観やカースト制度から、ラップへの理解が得られない主人公。

映画冒頭のタイトルで字幕監修 いとうせいこう
と書いてあって、「さすがなんでもやるなー」と思ったら、ラップの韻踏みを訳せて世界事情にも詳しい唯一無二の人選だった。

帰りに毎週一緒に配信をやっているラッパー、ダースレイダーさんに『ガリーボーイ』って映画絶対に見た方がいいですよ!
と連絡しようとした矢先、この記事を見つけて止めれた自分を誉めてあげたい。(有森裕子は札幌で解説とかするのか)


BRUTUSの記事
現在公開中の映画『ガリーボーイ』はインド初のヒップホップ映画。監督とラッパーのダースレイダーがインドのヒップホップ事情を語り合う。
https://brutus.jp/article/904/35696

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