ルポ川崎ノーザンライトボム

朝はFM NACK5「大野勢太郎の楽園ラジオ」のコーナー、ジジイ放談へ。ダースレイダーさんのライブに出ていたところをスタッフさんに声をかけていただき出演へ。
水道橋博士が繋いでくれたご縁にも感謝。

昼は、映画『ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー』を見に豊洲へ。

夜は、なかの芸能小劇場でライブ。超満員に、見たことのない立て札を見つけ歴史を感じる。


その空き時間を駆使してとうとう『ルポ川崎』を読み終えた。

自分が育った川崎の知られざる話ばかりだが、登場する学校、地域、お店の名前も分かる単語が多く親近感。

本書に登場する、貧困地域、工場地帯、様々な人種の人が住む川崎南部。

僕の育った一見無機質に開発の進んだ川崎北部。

小沢健二は川崎北部で育ち、開発が進んだような田舎のような場所で培った、ある種冷めた視点を『川崎ノーザンソウル』と名付けた。(僕の解釈がかなり入っているので本書の表記と違うかもしれません。)

川崎南部のごちゃ混ぜ感、北部の無機質感。

大宮のラジオ、超常現象の映画、満員だけど一般的には知名度の無い自分達が出演した中野のライブ、謎の一日のスケジュールを「川崎」に重ね合わせた。

何かにくくられるのが嫌で仕方なかった20代。トンがってる芸人1位という称号をTVで与えてもらった翌日に「誰かの作った価値観でくくられないように頑張っていきたい」とか言ってたくせに、自分のルーツに何かを感じた。

「PARAESTRA KAWASAKI」って刺繍の入ってる柔術の道着を修理してまた着たくなった。

年を取っただけかもしれない。ジジイ放談に呼んでもらってるくらいだし。

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