ドル円 見通し ’19 6/2 崩壊開始?

先週お伝えした長期分析が、意外とすぐに実現化しようとしている。

日足

Tweetの方でもお伝えしたが、ドル円はついに3年かけて形成されたトライアングルの下辺を、日足、週足ともに終値ベースでブレイクした。

前回1月3日に騙しブレイクとなった際は下ヒゲを付けて戻したが、今回は終値で確定。

ただ、まだブレイク幅も小さいので、これをもってすぐ崩壊となるかはまだ分からない
この下にはまだ108.2円あたりにボックスの下辺もある。

だが、Tweetの定期分析で予想した108.45付近での反発。これが見られなかった。
108.45あたりにトライアングルの下線があり、且つ108.5のキリのいい数字付近にもかかわらず買いが入らなかったのだ。
これが何を示すことになるかはしばらく経過を見てみないと分からないが、現状「弱いのではないか」と受け取らざるを得ない。
この辺は週明け窓開けで上から開始となるなら、まだ見直す事はできる。

月足

しかし、月足を見れば現在の状況が買いに有利か売りに有利かは一目瞭然となる。

月足は再度雲の中に落ち込み、雲の上辺は今月110.8円。
ここからそこまで復活できなければ、雲下抜けのリスクは高まる。

2011年安値から2015年高値上昇の0.382戻しの水準と今月時点での雲下辺が丁度クロスするような位置にあり、それが106.6円ちょい。
前回(先週)の分析でお伝えした通り、この106.6円ちょいの確認の可能性は、トライアングルのブレイクにより今月中の実現可能性がより高まっている

ただ、5月終値は2016年末高値からの下降トレンドラインなどもあり、反発可能性は残す。108.2円のボックス下辺もある。


厳しい環境であることには違い無いが、とりあえず6月第一週は上昇の有無、あればその上昇の強さを見極める必要がある。
弱ければあげたところで売ればいいし、強ければその強さが本物かどうか見極めてからショート目線を修正していけばよい。

とりあえずこのような相場環境なので、相場の雰囲気が変わるまでは短期で反発を取る以外でロング目線なんて必要ない。


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