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お客様より共犯者。allyours開催「これからのブランドってなんだろう?会議」に参加してきました

先日、allyoursで開かれたイベント「ブランドってなんだろう会議」に参加してきました。イベントはallyoursの店舗で行われ、参加者は20名弱。
※当日はallyoursの服を着て行きました(笑)

登壇者の方と物理的にも心理的にもカジュアルな場で、クラウドファンディングに挑戦していたヌカモフもサンプルとして配られ、実際に使わせていただきました。
※現在は達成したみたいです。おめでとうございます!

登壇者のお二人のnoteを読んで内容にシビれ参加を決めました。



当日の内容を覚えている限りでレポートしたいと思います。

ブランドの主体と客体が変わってきている

過去:ブランドが主体 顧客が客体
現在:顧客が主体 ブランドが客体

ブランドロイヤリティは顧客が握っており、体験の価値は顧客のものだそうです。

これまでのブランドイメージは「権威や尊敬」が主で自分を表現する事でした。憧れに近い対象でしたが、現在では顧客との距離が近くなっています。
お客さんとブランドを「一緒に作っていく」関係になっているのではないでしょうか・

モノを買うのは投票


現在は資金があれば、自分たちでモノが作れ、売れる世界になっています。ただ、知られていなかったら売る事も出来ないのも事実です。
そこで、重要になってくるのが「ファン」の存在です。

そこで重要になってくるのが「クラウドファンディング」です。

クラウドファンディングは資金調達という視点だけではなく、「先に顧客がつく」見方も出来るのではないでしょうか。言葉が「購入」ではなく、「支援」です。
つまりは「応援」の行動に入ります。購入より距離が近いので、ファンになりやすいのかもしれません。

支援者より共犯者

同じ行動でも言葉にも注意しているそうです。

「お客さん」だとブランドと顧客の距離が遠い印象を与えてしまいます。一緒に巻き込む、より深い関係を築くために「共犯者」という言葉を使っているそうです。
モノが出来るまでを一緒に体験する事がブランド価値になっており、そこまで含めて設計している事が秀逸だと感じました。

ブランド名と会社名は同じか?違う方がいいのか?

ロゴマークとロゴタイプは同じ方がよく、認知が得られないのは、痛手になるのでではないでしょうか。
情報の混乱を防ぐためにも、統一感があるとなおベターとお話されていました。

ブランドイメージの統一という意味では最近、Slackもロゴを変更しています。


Appleは巨大なコミュニティ

Appleは、マジョリティなのにも関わらずマイノリティと感じさせくれる部分がオリジナルな価値を提供しています。規模が大きくなっても、「自分だけのもの」と感じさせてくれる製品、ブランド、サービスは希少です。

ユーザーは製品というよりも、Appleの思想やスピリットに共感して使用しているのではないでしょうか。
また、思想に共感している人が、格好いいから広まっていきます。かつ、熱狂している人が盛り上がているから結果として広告になります。
patagoniaも類似事例で出してお話されていました。

前提はみんな満たされている

前提として「みんな満たされている」状態という認識を持つ事が必要です。
便利な世の中になり、そもそもの課題が少なくなっているのです。

例えるならば、コップの水は満杯な状況です。さらに水を注ぎ入れても溢れるばかりです。
そこで、コップの水を減らした方がサービスとして新鮮味があります。
自分たちが関わる余白をサービスに作る事でかえって満足度が上がるのではないでしょうか。

自分も改めて感じましたが、こういう思想に共感してallypursの商品を買ったんだな~と思いました。もう一度、自分はallyoursのどこが好きか?なぜ好きなのか?考えてみたいと感じた日になりました。

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