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いい学校、いい会社、いい人生。いい人生ってなんだろう?

いい学校に入り、いい会社に入れば、いい人生が送れるんだよ

私は田舎の長男として生まれ親から小さい頃に、何度もこの言葉を掛けられて、育ちました。
両親世代の価値観として、子供に幸せになって欲しかったからそのような事を言っていたのだと思います。

ただ、その言葉を純粋に受け取りつつも、どこか引っ掛かる部分がありました。

いい人生ってなんだろう?

「いい」とは何がいいのか?それは誰にとって「いい」のか?
いい学校は成績なのか?いい会社とは何を指すのか?

幼い私にとって、その引っ掛かりを上手く言語化出来ず、その言葉を受ける度に曖昧に笑っていた記憶があります。

小学1年生の時にテストで100点を取り、母親から褒められました。

100点を取って偉いね。頑張ったね

テストで100点を取る事。与えられた問いに対して正解を出す事。それが幸せへの近道である。私は両親の期待に応えたいと思い、まずは「いい学校」に入るべく努力をしました。

希望は叶い、地元の進学校に入学する事が出来、このまま国公立の大学に進み就職するのかな、と思っていました。

進学校だけあって、優秀な方がたくさんいました。地元でトップだった私の成績は、その高校では中の中から上ぐらいです。ショックというよりも「やっぱりな」と思っていました。
ずば抜けて天才でもないけど、まあまあの成績。このまま地元の大学に進学して、どこかに入社出来ればいいのかな、と漠然と考えていました。

いい人生とは?

しかし、様々な事情があり自分は「普通に大学に行き、普通に就職する」人生を諦める事になります。
親の言う「いい人生」のための前提が全て崩れてしまったのです。自分はいわゆる「いい人生は送れないのか?」葛藤の日々が続いた事を覚えています。

毎日自分が生きているだけで惨めで、焦りや不安にまみれる日々を過ごしていました。

その後紆余曲折あり、脚本家を目指し、挫折。通信制大学に入り、社会人をしながら大学に通う事になります。卒業後、現在は都内のベンチャー企業で働いています。

ある程度大人になり、自分自身を受け入れていますが、いまだに「いい人生ってなんだろう?」と思う事が度々あります。

いい人生はなにが「いい」のか?その「いい」は人によって違うのか?同じなのか?

Thinkdiffrentをテーマにしたイベントで石川善樹さんは下記のようにおっしゃっていました。

違うように考えるためには、自分を捉えて離さない問いを持つこと

現在会社のnoteの運用メンバーに入っていますが、テーマは「幸福」。
今まで、考えて来た事ではありますが、自分の「問い」について仕事を通して向き合う時が来たのかもしれません。

いい人生ってなんだろう?

いい人生とは何か?」について自分なりの答えを出していきたいと思います。



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