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領域特化と掛け算。ユニークなポジションの作り方

商品、サービもキャリアでも実力以上にポジショニングが大事ではないでしょうか。自分は経歴が変わっているため、どうやって生き延びるか?が常に念頭にあった気がします。
自分の転職経験から、ポジショニングの重要性について書いてみたいと思います。

空いているポジションにリソース特化

今の会社に転職したての頃、優秀な人の多さに驚いた記憶があります。
未経験から営業として入社しましたが、正直仕事での成果は芳しくありませんでした。かつ、中途だったため、危機感もあり「どう生き抜くか?」を必死に考えていました。
※弊社はスキルだけではなく、人格も含めて評価がされますがスキル面で劣等感があった自分は焦っていたのだと思います。

ただ、転職当初から周囲に褒められていたのは「言葉を取り扱う力」や「文章を書く力」でした。
20代前半はライターをしていたと周囲が知っていたため、文章が上手く見えていたのかもしれません。
また、脚本家を目指し映画や小説にも多く触れていたので、人の心が動く物語の構成も勉強はしていました。

そこから、しばらくしてサイトリニューアルの話が持ち上がり、コンテンツマーケティングを担当する事になります。記憶が曖昧ですが、営業との兼務をしながらサイトリリース前に1か月でコンテンツを20本以上書きました。
社内でポジションが空いている領域に一時期リソースを特化したため、そこからさらに「文章が得意」のイメージが強まったと思います。

領域特化からの掛け算で業務拡張

文章が得意」の認知からコンテンツマーケティングを継続して担当する事になり、正式にマーケティング室が立ち上がります。
※実質マーケティング業務を担当するのは自分1人でしたが、、(笑)

当時マーケターは社内にいなかったため、そこのポジションも空いていました。

** 「ライティング」×「マーケティング」**

得意スキルと職種」でこの掛け算による認知が社内で進んだ気がします。
1つの領域に特化すると、ベンチャーの場合は似た種類の案件や相談が舞い込みます

同じ「言葉」ですが厳密に言うと「コンテンツのライティング」と「コピーライティング」は異なります。しかし、社内の先輩や後輩が困っている以上こちらも必死にキャッチアップして対応します。
1度相手の期待値を上回るとこの領域も「対応可能」と思ってもらえたらしく、コピー系の案件も相談が来るようになりました。
※当然ですが相談に来てもらい、懸命に取り組んだものの、イマイチだった領域のアウトプットもあります。その領域は自分には向いていなかったようでした。。

同じ言葉だから、大丈夫だろう、という事でビジョン策定やコンセプト開発の業務も担当しました。

弊社がtoB事業を理由にSNSはそこまで業務として担当する事はなかったのですが、SNSマーケにも興味を持ち、プライベートでTwitterを使う事になります。

** 「ライティング」×「マーケティング」×「Twitter」**

そこから、プロダクトマネージャーも経験し、現在は主に企画や編集領域の仕事がメインになっています。

気が付いたら、社内の独自ポジションになっていた

仕事の相談が来る度に、必死にキャッチアップしていたら独自ポジションに辿り着いていた、のが正直な感想です。

中には結果が出せなかった種類の仕事もありますが、その仕事は自分に来ることはなくなりました。当然ですね(笑)
ただ、自分としては全部の業務に懸命に取り組みましたし、プライベートの時間も使って業務で経験出来ない領域にも足を突っ込んだりしました。

以前から自分のTwitterをフォローいただいている方はご存知かもしれませんが、情報のキャッチアップにかなり必死だった時期もあります。最近は、あまりイベントなどには行けませんが、学習は引き続き進めています。

自分の場合は、振り返ってみると「領域特化と掛け算」を無意識の内に経て現在のポジションになりました。少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。

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