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【イベントレポ】ライティング基礎ワークショップに参加して来ました

sentenceさんが定期的に開催している「ライティング基礎ワークショップ」に参加して来ました。
https://cobaschool7sentence.peatix.com/

参加理由


社内で書く仕事をご依頼いただくことが増えたものの、正式に学んだ事がなく独学でやってきました。
ここ最近ライティング系の割合も増え、体系的に学ぼうと思ったのがきっかけです。また、内容として「書く」だけではないインタビューにおける企画の立て方、編集、校正部分にも触れているため参加を決めました。

概要

1か月間毎週夜より、約2時間のWS及び講義の形式になります。

1,いい文章とは?
2,構成,取材準備について
3,取材,執筆について
4,編集,校正について

1か月を通して、企画から、校閲までの最後まで記事を完成させるワークショップでした。

目的とゴールを定めるための構成・事前準備

個人的に学びが多かったのは「事前準備」の重要性です。
実際に「記事を作成する」といっても、構成や質問項目に割く時間がコンテンツの質を決めます。事前にテーマ決めをした上で、ざっくり質問概要とその順番を決めてお話を伺いました。

リーンキャンバスをカスタマイズしたコンテンツ用の設計シートが配られ、
設計シートに読者層やゴール、目的などの必要情報を落とし込み準備をしました。
自分の場合は、簡単に自己紹介のタイミングでお話を聞きたいポイントがあったので、要点を絞り事前の設計を行いました。

とはいえ、当日のインタビューによっては想定の内容にハマらない事もあります。
※話の脱線が面白かったり、、

取材記事の場合は「書く」以上に「聞く」部分が重要だと改めて感じました。

相互取材

参加者同士で、20分の相互インタビューを実施します。字数は1500字~2000字。業務で経験しているものの、時間的に短かったのでポイントを絞らないと内容が薄くなる、と思いました。
目的を達成するポイントに焦点を絞り、その周辺を中心に伺いました。

質問数の目安は1時間の取材で10~12個が適切とのこと。
確かに今回のインタビューでは4つぐらいの質問にて時間が終了になりました。

気づきとしては、無意識の内に想定する構成に当てはめようとしている自分がいました。
話の脱線をどこまで許容するのか、誘導尋問のようになっていないか、などある種俯瞰的な視点を持っていないといけないですね。

いよいよライティングの部分である記事作成

 そもそもの全体構成の入れ替え
 重複表現の削除
 長文を短く分ける

テープ起こしをしてみると、話の順番で分かりにくいところがあったので思い切り削り入れ替えます。
上記に注意を払いながら、記事作成を行いました。

どの話題が「必要なのか」の判断は「伝えたいキーメッセージ」によると思います。
記事の主軸となる部分を基に必要な話題かどうかを判断の上、作成していました。

他人に編集、校正してもらう事で得られる視点

 誤字脱字
 表記ゆれ
 同じ文末表現

他の方とペアを組み、原稿の編集・校正を行います。
自分で確認するだけでは分からない部分がどうしてもあるな、と思いました。
また、同じインタビュー原稿でも書き手のスタイルによって全くアウトプットが異なる点はユニークでした。

まとめ


今までライティングに関する仕事では「何となく」自分の経験値を基にやっていた部分もありますが、改めて体系立って学ぶいい機会となりました。
企画→構成→取材→執筆→編集→公開までのプロセスを一通り経験出来、情報整理や問いの立て方など他にも学ぶ部分が多いワークショップでした。


最後まで読んでいただきありがとうございました! いただいたサポートは今後のnoteに活かすために使いたいと思います。 他のクリエイターさんへの支援や、書籍の購入に使い優しい世界を広めて行きたいです。