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夏季インターンシップ2023を実施しました!

こんにちは、ユカイ工学アルバイトの田中と幸喜です!
普段は武蔵野美術大学で青木先生(CEO青木)の授業のお手伝いをしている学生です。

ユカイ工学では毎年春と夏にインターンを開催しています。
参加学生は、提示されたお題に沿ったプロダクトの発案・開発、プレゼンまでを約2週間で行います。
今回は現在鋭意開発中のkurikit新ボードを使用して開発を行いました✨
エンジニアの学生5名が参加し夏季インターンシップが行われましたので、その様子をお届けします!



1日目:ガイダンス

1日目:ガイダンス

ユカイ工学の紹介などの後、学生の自己紹介を行いました。
ロボコン現役の高専生から絶賛研究中の大学院生など、様々な年齢の学生エンジニアさんにご参加いただきました!
自己紹介にはユカイ工学の社員さんも集まり、和気あいあいとした雰囲気の中進められました。

さて、お互いのことを知れたところで今回のインターンのお題が発表となりました。

今回のお題は「夏休みを楽しくするプロダクトの立案・開発」です!

絶賛夏休み中の学生が多い今回のインターン、どのようなアイデアが生まれるのでしょうか。期待が高まります。


1日目~2日目:あたまやわらかワークショップ

いきなりアイデアを出して開発をするのは慣れない環境もあり、なかなか難しい……
というわけで、まずは「あたまやわらかワークショップ」を開催しました。

《あたまやわらかワークショップとは?》
オンライン上のボードに、思いついたアイデアをどんどん書き込んでいきます。ルールは2つだけ「質より量」そして「他の人のアイデアを否定しないこと」です。

「夏休みにやって楽しかったこと」「やりたかったこと」などを各々思いだしながら、自由に書いて組み合わせていきます。

我々アルバイトのデザイナーも混ざり、アイデアをどんどん出していきます。試行錯誤するうちに、アイデアがまとまってきました!


2日目:アイデア検討

アイデア出しも終わり、ここからは最終的に開発・制作を行っていく案を検討します。
作りたいアイデアの希望から、2つのチームに分かれました。
ここではラピッドプロトタイピングという、紙や段ボールなどで簡単なプロトタイプを作成する方法でアイデアを具体的な形にしていきます。

プロダクトの大きさや簡単な仕組みを試している様子
生活の中にいたらどう感じるかな?など

実際にアイデアを作って体験してみると、具体的な機構やサイズ感のイメージが固まっていき、創作意欲もかきたてられます。よりユカイなプロダクトになるために必要な作業だと感じました。


3日目~9日目:製作

さて、アイデアもチーム分けも決まったところで、いよいよ制作にとりかかります。
ユカイ工学のインターンの魅力はなんといってもがっつり製作をさせてくれるところ!
機材が使い放題なのはもちろん、わからないことは社員さんに聞けばみんなものづくりが大好きなので協力してもらえます。

最近導入された新しい3Ⅾプリンターにはインターン生も興味津々。製作が始まれば、緊張していたインターン生も夢中です。

ハード、ソフト、デザインの分担をした後も、分野を超えて他のメンバーの作業に積極的に協力していました。

1日の終わりには毎回メンターとの相談会が設けられフィードバックを受けます。ここでプロダクトをよりよいものにブラッシュアップしていきます。


3日目、6日目:座談会

制作の合間にはユカイ工学のエンジニアとの座談会も行いました。開発にかける想いからプロダクトの構造についての詳しい話まで聞くことができ、インターン生からも活発に質問が出るなどとても充実した時間になりました。

実際に触って体験したり

製品の開発プロセスを学んだり

インターンで作るプロダクトにも活かせる話が多くあり、刺激を受けアウトプットに反映していきます。


9日目:発表会

9日目の夜はいよいよ発表会です。
アイデア出しから9日間という短い制作期間の中でしたが、2チームとも完成度の高いプロダクトを持ち寄ることができました。
スライドや実演で発表していきます。

チーム「シェイクはんだーず」の発表
作品名:怖がりロボ「びびほる」
夏といえばホラー!ホラー映画が苦手な人も楽しめるように、一緒に手を握って怖さを和らげてくれるロボットです。
残念ながら発表会にリアルで参加できなかったインターン生の方も、リモートで発表に参加することができました。

CEO青木とびびほるの握手の様子

チーム「ヒガラメカニック」
作品名:セミのロボット「ミンミン」
暑い夏でも室内で虫捕りがしたい!セミと友達になりたい!
そんな願いをかなえてくれるかっこいいメカゼミです。



ミンミンを捕獲する様子

どちらのプロダクトにも人だかりができるほど社員さんに大人気でした。

発表の後は頑張ったインターン生たちに修了証書の受け渡しをしました。
これで無事に開発およびインターンは終了です!
皆さん10日間お疲れさまでした。


インターン生の感想

ロボコンのころを思い出すようなロボット作りができてとても楽しかったです。また、交流会で社員の方達と話すことができ、みなさん楽しそうに全力でロボット作りをしていてとても憧れました。

アンケートより引用

私が考えていた「ロボットのアイデアを発案して開発にも関わりたい」という思いが実現できたインターンシップとなり、とても充実した2週間であったと思っております。

アンケートより引用

ロボットの振る舞いによって人がどのように感じるのかをマップにしたり、調査したりする作業のお話が面白く、テーマを考え、形にしていくプロセスを勉強することができました。

アンケートより引用


最後に

我々アルバイトとしても初めてインターンを迎え、エンジニアとデザイナーが協力してものづくりをする体験は、学ぶことがとても多く楽しい10日間でした。
作業しやすい環境を提供していただいたり、あたたかい感想をくださったりしたメンターや社員の方々のおかげで無事インターンを成功させることができました。

ユカイ工学では定期的にインターンを開催しており、ユカイなものづくりを体験することができます。来年も実施予定ですので、この記事で興味を持たれた方や、ものづくりが大好きな方はぜひWantedlyのユカイ工学ページをチェックしてみてください。


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