【シークレット オミアゲ フロム キョート(パターン アカ)】

◇あらすじ
ダイダロス=サンからの呼び出しを受け、トコロザワピラーに向かったニンジャ達。そこでザイバツ・シャドーギルドのヌケ忍から機密データの取得を言い渡される!ヌケ忍との合流地点はコメダ・ストリート!早急に向かいヌケ忍の確認と機密データ『オミアゲ』を回収しなければならない!しかしヌケ忍をしたニンジャがいることが事実ならザイバツが黙ってみているはずもなく…。

対象:壁越えニンジャ4名
難易度★★★
爆発四散の危険性高
◆「パターン アカ」:要人の護衛ミッション

※「パターン クロ」と「◆ダンゴウ」「◆ミッション準備」が、また「◆戦闘・マップ上のシステム等」の大部分が同じであるので活用してほしい。

≫【シークレット オミアゲ フロム キョート(パターン クロ)】はこちらから

◆ダンゴウ

ここはトコロザワピラー中層部、あなた方はダイダロスに呼ばれソウカイヤの作戦会議室に集まっている。周りを見れば手練れのニンジャが集められているのが分かるだろう。もちろん君もその手練れの一人である。

≪互いにロール重点≫

君ならアイサツを交わしていると部屋の照明が消え、壁に備え付けられたUNIXが起動した。部屋はモニターの緑がかった光に覆われている。
#DAIDAROS :ドーモ、ダイダロスです///
抑揚のない機械合成音のごとき不吉な声が部屋に響く。
#DAIDAROS :早速本題に入りましょう。こちらをご覧ください///
モニターにネオサイタマ地図が表示されます。
その中から拡大されコメダ・ストリートが表示されました。
それと同時に情報がポップアップしてきました。
◇◆◇
ニンジャ名【デスペラード】
ザイバツの下級ニンジャ。黒いニンジャ装束を纏い、目元以外を隠している。
2本のサイを用いて闘う。
◇◆◇
#DAIDAROS :彼はザイバツのニンジャです。ついさっきソウカイヤに保護を求めてきました。///
#DAIDAROS :どうやらザイバツを抜けてきたヌケ忍らしいです…本人曰くですが。 ///
#DAIDAROS : 保護を求める見返りに『オミアゲ』…機密データの入ったフロッピーを差し出すとのことです。///
#DAIDAROS : もちろん罠の可能性もありますし、仮にヌケ忍をしたことが事実だとしてもザイバツの追っ手にエンカウントする可能性は高いです。///
#DAIDAROS :故にあなた方を集めました。目的は『オミアゲ』の回収です。///
#DAIDAROS :取引の時刻は今から8時間後です。何か質問はありますか?///

《ダイダロスは温厚なので基本的に質問に答えてくれます》

◇質問回答例
PC「機密データの内容は?」
#DAIDAROS :端的いえばザイバツニンジャのデータです。

※この機密データの内容はNMが自由に考えてくれて構わない。キャンペイングのつなぎとしてこのシナリオを使ってくれると筆者はよろこびます。

PC「不備が起こった際の増援は?」
#DAIDAROS :残念ながら来ません。ですが自力で対処できるメンバーを集めたはずです。
※後分からないことなどは不明と言ってごまかそう。

#DAIDAROS :ではもういいですか?それでは取引時間までしばらく待機してください。///
すると部屋の明かりが再びつき、モニターには『オフラインな』のミンチョ体が表示された。

◆ミッション準備

さてここからしばらく空き時間がありますが、それまでPC達はトコロザワピラーの設備を1回利用することが出来ます。

設備は下に示した通りです。

【無料】
>トレーニング・グラウンド:カラテ、ワザマエ、ニューロントレーニングが出来る
※:設備はすべてそろっているが成長補正は入らない。全員同時に使用可。
>オイランマッサージ:体力+1、精神+1
【有料】
>マーケット(ブラックマーケットで売っているものを買える)
>サイバネ手術
※余暇で使用するのと同じ金額がかかる。ローン可。

トレーニングでの成長補正というのは、「プラグイン:ニンジャスレイヤーTRPGプラグイン:ウェイ・オブ・ザ・リアルニンジャ1:各種成長上限とベイン・オブ・ソウカイヤ」にある「成長スピードの促進:トレーニング失敗時の+1修正」などの事です。

◇使用時のテキスト

◇トレーニング・グラウンド
トレーニング・グラウンドにはタタミ、複数の木人やルームランナー、ケンドー・アーマー、神棚といった一般的な施設のそれはもちろん、重ラバー製のダルマ・サンドバッグや肺活量訓練のための井戸、電気の流れる危険なバーベルがある。
鏡張りの壁面には「ゴジュッポ・ヒャッポ」「成せばなる」「辞めどきがつかめない」「高級感」といった自己啓発的な文言が仰々しくアーティスティックにペイントされている一方、天井には八つの目を見開くブッダデーモンの禍々しいフレスコ画が描かれ、トレーニーを決して油断させない。
別室には致死的なスパイクが落下地点に設置されたアスレチック・トラックや、重油のプール、カマユデ、その他、口に出すのをはばかられる程の残虐な苦痛をもたらすニンジャ訓練用障害物が多数設置されている。まるで大首領ラオモト・カンの奔放なサディズムを忠実に反映させたかのように。(ラスト・ガール・スタンディング より抜粋)
◇オイランマッサージ
「ドーモ、ドスエ。」
カーボンフスマを開けるとマッサージオイランが奥ゆかしく頭を下げ迎え入れた。妖艶なネオンピンクの光で包まれた部屋の中央にはフートンがひいてあり、聞こえる水の音からオンセンが準備されていることもわかる。
「どうかゆっくりなさってくださりありんす。」
オイランが顔をあげると肩口のキモノが少し肌蹴おちる…その胸は豊満であった。

全ての処理終了後、PC達はミッションへと向かう。

深夜12時を回り取引時間も近づいてきた。仕事前の準備などを済ませ君たちは取引現場のコメダ・ストリートへと向かった。
雨は降っておらず、美しい満月が君たちをネオサイタマの夜に照らしだす。

◆ミッション導入

時刻は草木も眠るウシミツ・アワー。闇取引にはうってつけの時間である。
普段はファックアンドサヨナラ目的のヨタモノやおかしな啓示をまき散らすカルティストなど胡乱で危険な輩が多いコメダ・ストリートだが、このウシミツ・アワーだけはまず出歩くものはいない。
心の根底に残る日本人的恐怖心がなす事象なのか、はたまた生物学的本能がなす防衛反応なのか…。

あなた方は取引現場周辺にやってきた。PCのそれぞれの待機場所を決定してください。ただし1名以上は取引現場内(薄紫のエリア)で待機すること。

マップは下のURLから落としてほしい
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BfEV1CHNje1C9z6JID6fttBNz0k8DHSDlJQLlcyVRE4/edit?usp=sharing

またこちらはNM用のマップである。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1fjRELZCITL0vG1xFRnLwMCbR2yLdxx5aM2WDyqECwdM/edit?usp=sharing

各PC準備が出来たら次へ進む

しばらく待っていると闇に紛れ黒い忍者装束の男がビルの上に現れ、飛び降りてきた。
「ドーモ、デスペラードです。へへ…よろしくお願いしますね。」下卑た笑いを浮かべる。
「これが約束の『オミアゲ』です。これで私をザイバツから守ってくださるのですよね…。」
デスペラードがフロッピーを取り出し見せる。
フロッピーには雅やかなショドーで『オミアゲ』と書かれていた。
「オッとまだ渡しませんよ。私の安全が確保できてからです。さあ早く安全な場所へ…。」
その時!
CABOON!CABOON!
ここら一体で爆発が!
「アイエエ!?なんですか!?」デスペラードは恐怖する。
「「「「ザッケンナコラー!」」」」路地に次々とクローンヤクザが展開する声が聞こえる!
CABOON!
そしてあなた方付近の路地裏も崩壊!粉塵舞い上がる中巨大な影…その右肩がコブのように盛り上がっている……いや違う!
コブではない!巨躯のニンジャの肩に小柄なニンジャがしがみついているのだ!彼らは同時に拳を各自の顔の前で組み合わせアイサツした。
「ドーモ、デスペラード=サン。アロンダイトです。」
「ドーモ、レッドゴリラです。裏切りの件でマイロードはお嘆きなさった。よって貴様は死刑だ。」
「アイエ!?ド、ドーモ。デスペラードです。よ、よりによってレッドゴリラ=サンが!?」
「キキッ……レッドゴリラ=サン、なんだかたくさんおそろいで…こりゃあどういたしましょうねえ?」アロンダイトがあなた方を見回す。
「関係ない!邪魔になるならその他大勢も皆殺しにすれば良い。面倒は殺すに限る!」
レッドゴリラは拡声器を通し「ここら一体を包囲しろ!エリア内にいるものは全員殺せ!」
「「「ヨロコンデー!」」」クローンヤクザが和す!
「アイエエ!?あなた方!逃げましょう!早く私を安全なところに運んでください!」デスペラードが叫ぶ!
「何事も暴力で解決するのが一番だ!わし自ら叩き潰してくれる!」

《戦闘開始!》

◆レッドゴリラ(種別:ニンジャ)	
カラテ     18		体力	24	
ニューロン    3		精神力	4		
ワザマエ     3		脚力	9
ジツ        -		万札	10		

◆装備や特記事項	
 スキル:『連続攻撃3』、『突撃』、『不屈の精神』、『ヒサツ・ワザ:叩き付け』、『激昂』
 サイバネギア:戦闘用バイオサイバネ(素手の『近接攻撃』ダメージ+1)、
 強化ビッグバイオ筋肉(サツバツ無効、素の回避ダイス1/3、体力+6、近接攻撃ダイス+3)

◇『サツバツ無効』:『サツバツ!』は効かず、出目6の場合のみ基本ダメージ+D6となり、
それ以外の出目は単に基本ダメージ+D3ダメージとなる。

◇『突撃』:移動フェイズ開始時に使用を宣言できる。使用した場合、
移動フェイズに【脚力】の2倍までの距離を移動できる。ただし、曲がることも後戻りもできず、
タテ、ヨコ、ナナメ、いずれか一方向へと一直線の移動しかできない
(これは『連続側転』ではないため、敵のいるマスや障害物のあるマスを通過することはできない)。
この移動時に最低でも2マス以上の距離を移動し、続く攻撃フェイズで『近接攻撃』を行った場合、
そのダメージは全て+1となる。ただし『突撃』を使用したキャラは、次の手番まで回避が行えなくなる。

◇『不屈の精神』:【精神力】+1。さらに、回避や抵抗のために【精神力】の消費と
【ニューロン】判定を必要とするようなあらゆる攻撃に対して、判定の難易度を−1できる。

◇『ヒサツ・ワザ:叩き付け』:相手の体の一部をつかみ、
 圧倒的なニンジャ筋力に任せ相手を何度も地面や壁に叩き付ける暴力的な技。
 喰らえば壁のシミとなるだろう。
 『サツバツ!』と同様、『近接攻撃』時に6の出目が3個以上あった場合、
 レッドゴリラは『サツバツ!』の代わりにこの『ヒサツ・ワザ』の使用を選択してもよい。
 この『ヒサツ・ワザ』を使う場合、レッドゴリラは【精神力】を1消費し【カラテ】判定を行う。
 【カラテ】判定に成功した場合、相手は身体の一部をつかまれ、
 そのまま地面に何度も叩き付けられ3d6ダメージを受ける。
 さらにレッドゴリラの任意の方向へ弾き飛ばされ1ダメージ受ける(回避不可)。
 またこの時投げ飛ばされた方向にいた『ボス級の敵』は通常通り回避できる。
 もし回避失敗した場合は投げ飛ばされたニンジャと共に1ダメージくらいそこで弾き飛ばしは止まる。
 『ボス級の敵』はこの『ヒサツ・ワザ』の『回避判定』を試みられる(難易度:ULTRA-HARD)。
 『回避判定』に成功した場合、弾き飛ばしを含む一連のダメージを全て回避できる。

◇『激昂』:条件を満たしたとき自身の手番の最初に発動できる。
 発動後から戦闘不能になるまで以下の効果を得る。
 「全ての『近接攻撃』ダメージ+1、基本近接攻撃判定hard」
◆アロンダイト(種別:ニンジャ)	
カラテ     2		体力	2	
ニューロン    5		精神力	5		
ワザマエ     3		脚力	2
ジツ        5		万札	5		

◆装備や特記事項
装備:ZBRアドレナリン注射器
ジツ:『ムテキ・アティチュード』、『グレーター・ムテキ・ウェポン』

◇『グレーター・ムテキ・ウェポン』:自らの肉体そのものを一個の強力な武器とする。
「【カラテ】7以上かつ近接装備の空きスロットが1個以上あるような味方PC」と隣接するマスに移動し、
攻撃フェイズ中に「その他の行動」として【精神力】を2消費することで、
自動的にこのジツの発動に成功する。このジツの発動に成功した場合、術者はマップから一時的に消え、
その味方の装備する武器となる(この時点で自動的に左スロットに移る)。
この効果はそのマップにいる間じゅう継続できるが、装備スロット切替を行った場合は直ちに「解除」される。

**グレーター・ムテキ・ウェポン「アロンダイト」**:『特殊近接武器』、『ダメージ3』、
『武器破壊』、『側転移動不可』、『射撃難易度+1』、『回避ダイス個数+2』、『とてつもない硬度』

◇『武器破壊』:この武器で敵に1以上のダメージを与えることが確定したタイミングで、
術者は『武器破壊』を宣言してもよい。これを宣言した場合、与えるダメージが1減る代わりに、
敵が現在装備している武器ないしはテッコに類するサイバネいずれか1個を直ちに破壊する
(破壊された場合、その武器やサイバネがもたらしていた有利なルールは全て使用不可となる)。
レア度が**の武器を破壊することはできない。

◇『とてつもない硬度』:『ムテキ・アティチュード』等ダメージ無効かをする相手に対し、
接触する描写がある場合に限り無効化できるのはダメージ2までとなる。
それ以上は貫通ダメージとしてジツ(またはスキル)の行使者に与える。
>ジツについて2019_03_21:各種調整(主にカトン、ムテキの調整、ジツの組み替えルール追加、判定なしで自動発動するジツの多くに判定付与、拡張サイバネ暴走時のチャート効果調整、など)が入った。

こちらのデータを参照するならアロンダイトを『ニューロン4』に設定する。レッドゴリラの回避ダイスをさらに減らすなど適宜調整を入れたほうがいいだろう。
◆デスペラード (種別:ニンジャ)	
カラテ     4		体力	4	
ニューロン    4		精神力	4		
ワザマエ     6		脚力	3
ジツ        0		万札	5	

◆装備や特記事項
 装備:【サイ×2】『精密攻撃(近接攻撃をワザマエダイスで判定できる、サツバツ非発生)、
 近接攻撃+1、連続側転の判定難度+1』
「フロッピー『オミアゲ』」所持
◆クローンヤクザY-10型 (種別:モータル/バイオ生物/ヤクザ)	
カラテ		1	体力		1
ニューロン    	1	精神力		1
ワザマエ		3	脚力		2
ジツ		ー	万札		0
							
◇装備や特記事項
 チャカ・ガン:遠隔武器、ダメージ1

◆シナリオ本編へ続く

◆戦闘・マップ上のシステム等

※この戦闘はNPCでレッドゴリラのみ精神集中可能
なおWasshoi!判定はレッドゴリラとアロンダイト撃破後にのみおこなう。

◇特別ルール『かばう』:今回のシナリオにおいて、PCはこのスキルを持つ。デスペラードと隣接している間、PCは敵の弾や攻撃をいなし、デスペラードの回避を手助けできる。『かばう』1ターンに1人1回使用できる。デスペラードが『回避判定』を迫られたタイミングで『かばう』を使用すると、デスペラードの回避ダイスではなくPCが自身の回避ダイスで『回避判定』を行える。失敗した場合は、デスペラードではなくPCがそのダメージを受ける。成功しても失敗しても、この判定後にPCとデスペラードの現在位置を取り替えること。

Map上の処理
◇コモントレジャー
路地の脇に置いてある、古びた冷蔵庫や物置。一応鍵がかかっているがニンジャであるPCにはショウジ戸に等しいだろう。
出目1:【万札:1】
出目2-3:【万札:2】
出目4:【万札:オーガニックスシ(万札2に替えてよい)】
出目5:【トロ粉末(万札2に替えてよい)】
出目6:【ZBRアドレナリン注射器(万札2に替えてよい)】
◇アンコモントレジャー
ドラム缶やジャンクが散乱している、個々の住民が追いはぎしたものの価値もわからずに杜撰に置いたのだろう。汚いがよく見ると案外金目のものが埋まってそうである。
出目1-3:【万札:3】
出目4:【ブードゥー/聖遺物:ネコネコカワイイの腕等】
出目5-6:【レアアイテム:1d6】

>レアアイテム:
出目1:【*キーボード・オブ・ザ・ゴールデン・エイジ*】
出目2:【*タカハシ・マスターツールキット*】
出目3:【*マキモノ・オブ・シークレット・ニンジャ・アーツ*】
出目4:【**妖刀イクサバ**:装備者は狂気「黒い復讐心:1段階目」と闇1を得る。全てのスタイルの近接攻撃をワザマエの値で判定できる(ダイス半減などは適応される)】「売却時万札2d6」※一度装備して使用すると装備として持ち続けなければいけない(使用前なら売却」等可)。
出目5:【*49マグナム*:遠隔武器、拳銃、ダメージ2、リボルバー】
出目6:【*グレーター・マキモノ・オブ・シークレット・ニンジャ・アーツ*】
◇ワンダリング市民の出現
MapのトレジャーをPCが回収したターンの終わりに近くのWからNPCがPOPする。これはWの数だけPOPするものとする(ただしニンジャスレイヤーがきた場合のみ1人に変更される)。POPするNPCは1d6で決定する。
【】ないがW1つ目のPOP、《》ないがW2つ目のPOP
出目1:【サラリマン】《オイラン》
出目2:【サラリマン】《オイラン》
出目3:【オイラン】《スモトリヤクザ》
出目4:【ペケロッパカルト】《ペケロッパカルト》
出目5:【スモトリヤクザ】《オイラン》
出目6:【スモトリヤクザ】《ニンジャスレイヤー》
※処理が重くなりそうなら省いても良い
◆サラリマン (種別:モータル)
カラテ		2	体力		1
ニューロン    	2	精神力		2
ワザマエ		3	脚力		2
ジツ		ー	万札		0
			
◇装備や特記事項
 「オーガニックスシ」所持、カルマ:善
◆オイラン (種別:モータル/オイラン)
カラテ		1	体力		1
ニューロン    	3	精神力		1
ワザマエ		3	脚力		2
ジツ		ー	万札		0
	
◇装備や特記事項
 カルマ:善
◆ペケロッパカルト (種別:モータル)
カラテ		1	体力		1
ニューロン    	3	精神力		2
ワザマエ		3	脚力		2
ジツ		ー	万札		0
	
◇装備や特記事項
・生体LAN端子(ニューロン判定のダイス+1、更にハッキング時はダイス+2)
・スゴイテック社製LAN直結攻撃用ケーブル:『特殊近接武器』、『ダメージ0』、
『戦闘スタイル:直結攻撃』
・狂気:LAN直結衝動

カルマ:善

※基本攻撃してこないが生体LAN端子を持つものに対しLAN直結攻撃を仕掛けてくる
◆スモトリヤクザ (種別:モータル/ヤクザ/スモトリ)
カラテ		3	体力		4
ニューロン    	1	精神力		2
ワザマエ		2	脚力		2
ジツ		ー	万札		0
							
◇装備や特記事項									
装備なし、スキル:『突撃』
 『突撃』を行うと脚力の2倍までの距離を移動できる。
 ただし曲がることも後戻りもできず、一直線の移動しかできない。
 この移動時は一直線でさえあればナナメ方向への移動も可能である。
 『突撃』の使用直後に近接攻撃を行う場合、そのダメージは+1となる。
 ただし、『突撃』を使用したキャラは次の出番まで一切の回避が行えない。
 (スモトリヤクザはもともとモータルなので回避行動は取れないが
◇壁(家屋)の破壊
レッドゴリラが来ないよう道を塞ぎたい。そんな時にPCは隣接する壁にカラテ判定【UH】を行うことで崩壊させることが出来る。成功した場合その壁に隣接するマスに「」を出現させる。なお一度崩壊させた壁は再度崩壊させることはできない。
カラテ判定に成功した場合は無関係な市民を殺したとして判定を行ったPCに【DKK:1d3+「チームで壁破壊した累計回数(初期は1)」】を与える。
また4回以降の壁破壊は基本禁止とする(必要以上に騒ぎを起こすとケジメ案件となるから)。
」:このマスは通行不可となる。カラテ判定【サツバツ】で取り除くことは可能。

家屋崩壊時の描写例
DKK+1
「アイエエ!?」ナムサン。家屋の倒壊に気づくのがおくれた哀れなサラリマンが圧死!?

DKK+2
「「「アイエエ…アバー!?」」」ナムアミダブツ!!無軌道パンクス達は家屋につぶされネギトロめいて死亡!

DKK+3
DOOOOOM…!?粉塵を上げて家が崩壊!そして一枚…舞い落ちてくる家族写真…。
オオ…ブッダよ!寝ているのですか!

◆シナリオ本編

戦闘開始時からの敵の行動としてアロンダイトはまずグレータムテキウェポンを発動する。その後レッドゴリラは基本的にデスペラードを集中攻撃する。アロンダイトは武器のまま適当にスリケンを撒く。
デスペラードは基本的にPCの誘導するルートで逃走する。
また交渉をしてニューロン判定hard成功またはロールによって戦闘に参加させたりなどできる。
ただし以下の2点は基本デスペラードが戦闘不能にならない限り不可能。ただしNMはPCのロールを見て適宜変更しても良い。

・デスペラードを担ぐ(敵から逃げるとはいえ五体満足で担いでもらったとなるとソンケイが地に落ちるため)
・フロッピーを受け取る(自身の安全が確保されなくなるため)

また状況に応じて連続側転しなければいけない状況ではアロンダイトのグレータムテキウェポン「解除」してもいいだろう。ただ「突撃」で届く場合は突撃を積極的に使うべきだろう。

◇デスペラードロール案
基本丁寧な口使いだがその魂胆が見え見えの下種をイメージするとよい。
>フロッピーを渡すように言った時
「これだけは渡せませんよ!私の生命線なのですから!」
>レッドゴリラに戦いを挑むよう交渉した時
「アイエエ!?レッドゴリラ=サンと闘う!?そんな無茶な…逃げましょうよ!」
「…ウオオオ!私だってやってやる!」
◇レッドゴリラのセリフ例
「ワシの筋肉の前には貴様もダニ同然!叩き潰してくれるわ!」
「イヤーッ!」「ムゥン!」「ヌウ…」
「チョコマカとくだらん攻撃をーッ!」

>レッドゴリラが**アロンダイト**でムテキ持ちを殴ったとき
レッドゴリラ「バカめが!アロンダイトは硬質化に全てをかけておるのだ!」
アロンダイト「その通りですぜ!キキッ!」

◇レッドゴリラのスキル『激昂』発動条件

・レッドゴリラの体力が半分を切った時
・PCのロールによってレッドゴリラが明らかに挑発を受けた時
・スキル『挑発』をレッドゴリラが喰らった時
・下記のの特殊イベントが発生した時
・特殊イベント外でのアロンダイト死亡時
・その他NM判断でスリルがないと感じた時

◇特殊イベント

レッドゴリラは精神力への攻撃に弱いのでもし【精神力】が-となり爆発四散する攻撃を受けると確定した時、アロンダイトを装備しているのなら代わりにアロンダイトに被弾したことにしてもよい。その後アロンダイトはグレータムテキウェポン「解除」されレッドゴリラに隣接したマスに【精神力】0、【回避ダイス】0の状態でpopする(無論精神ダメージによってすでにーになった場合は被弾した時点で爆発四散させても良い)。その後レッドゴリラの手番までアロンダイトが生き残っていた場合、手番開始時にイベント発生。アロンダイトは爆発四散し、レッドゴリラの精神力は全回復、スキル◇『激昂』も発動する。

このほかにもアロンダイトが初手でカナシバリを喰らい何もできなくなった時も同様なイベントを起こしてもいいだろう。

◇特殊イベントロール例
>レッドゴリラが【精神力】に対し爆発四散する攻撃を受けると確定した時
「ヌゥ!アブナイ!」レッドゴリラは回避できないと見るやアロンダイトを盾に!
「エッ!?アババーッ!」
アロンダイトはもろに精神攻撃を喰らい、痙攣しながらムテキを解いた!

>その後レッドゴリラの手番までアロンダイトが生き残っていた場合
「アロンダイト=サン!早く武器に戻るのだ!」
「アババーッ!アババーッ!」
「ヌオオオーッ!いつまでそうやっておるのだ!」
レッドゴリラが激昂!痙攣するアロンダイトの足首を掴み頭上へ振り上げ、地面に叩きつける!「アバーッ!」
叩きつける!「アバーッ!」
叩きつける!「アバーッ!」
叩きつける!「アバーッ!」
叩きつける!「アバーッ!」
叩きつける!「アバーッ!」
「この……役立たずのゴミがーッ!」レッドゴリラはボロ屑めいて血を流すアロンダイトをハンマー投げめいて振り回し投げ捨てる!
「アー……アバッ!」路地をまっすぐに飛んだアロンダイトは突き当たりのビルの壁にトマトめいて爆ぜ、血肉の染みと化した!ナムアミダブツ!
「もう許さん!今更投降など認めんぞ!」
レッドゴリラは激怒のあまりメンポの隙間から鼻血を噴出し、両拳を胸の前で激しく打ち合わせた。
「貴様らのザイバツ裁判は俺がこの場で死刑宣告し死刑執行だーッ!」
ウェイティング・フォー・マイ・ニンジャ #5より抜粋、改編

◆評価タイム

ネオサイタマのネオンの海にそびえ立つトコロザワ・ピラーは、泣く子も黙るソウカイ・シンジケートの本拠地である。このフロアはラオモトのヘッドオフィスであり、ところどころに金箔を散らした黒漆塗りの床、中央には30畳ほどの見事な紫色のタタミが敷かれている。その上にはラオモト・カンが座し、後ろに控える四人の金髪オイランたちは、君たちに向けて嘲笑するような、あるいは誘惑するような眼差しを投げかける。
「ムハハハハ!この度はザイバツとの接触、撃退ご苦労であった。タイム・イズ・マネー。早速だが『オミアゲ』をみせてもらおう。」

◇◇◇
S:レッドゴリラを撃破し、デスペラードは生還、フロッピーも獲得した。
A:レッドゴリラを撃破したが、デスペラードは死亡、しかしフロッピーは獲得した。
B:レッドゴリラは撃破出来なかったが、デスペラードは生還、フロッピーは獲得した。
C:レッドゴリラは撃破出来なかったが、デスペラードは死亡、フロッピーは獲得した。
D:レッドゴリラを撃破出来ず、デスペラードは生還/死亡、フロッピーも獲得できなかった。

◇◇◇
「報酬」
S:【万札】130を山分け。全員が【名声:ソウカイヤ】+4 余暇6日
A:【万札】120を山分け。全員が【名声:ソウカイヤ】+3 余暇6日
B:【万札】70を山分け。全員が【名声:ソウカイヤ】+2 余暇4日
C:【万札】60を山分け。全員が【名声:ソウカイヤ】+1 余暇4日
D:ケジメを強いられ、全員が【名声:ソウカイヤ】-1 余暇2日
◇◇◇

【評価S】
「ムハハハハハハ!ザイバツシテンノを打ち取り『オミアゲ』を回収したか!ムハハハハ!見事な働きだ!ご苦労であった。」
ラオモトが手を叩くと、オイランたちが後ろのタンスから万札束を取り、豊満な胸に挟んで、PCたちのところまで運んでくる。
「ムハハハハ!その金でヤクザとして更に磨きをかけるとよい!またの働きを期待しておるぞ。」

「して、そのなんとかというザイバツのニンジャ…」
ラオモトはあなた方の後ろで控えているデスペラードに声をかける。
「ハハー!」デスペラードは深くドゲザ!
「ソウカイヤに入ったからにはいろいろ話してもらおう。良い『ミアゲバナシ』を期待しておるぞ!ムハハハハ!」
「ヨロコンデー!」デスペラードは更に深くドゲザ!
【評価A】
「ムハハハハハハ!ザイバツシテンノを打ち取り『オミアゲ』を回収したか!ムハハハハ!見事な働きだ!ご苦労であった。」
ラオモトが手を叩くと、オイランたちが後ろのタンスから万札束を取り、豊満な胸に挟んで、PCたちのところまで運んでくる。
「ムハハハハ!その金でヤクザとして更に磨きをかけるとよい!またの働きを期待しておるぞ。」
【評価B】
「ムハハハハハハ!『オミアゲ』の回収ご苦労であった。ザイバツの妨害の中よく達成した。」
そういうと、ラオモトは懐から財布をとりだし、そこから無造作に万札束を投げ寄越す。
「ほれ…褒美だ。その金で自身を磨くがよい。ムハハハハ!」

「して、そのなんとかというザイバツのニンジャ…」
ラオモトはあなた方の後ろで控えているデスペラードに声をかける。
「ハハー!」デスペラードは深くドゲザ!
「ソウカイヤに入ったからにはいろいろ話してもらおう。良い『ミアゲバナシ』を期待しておるぞ!ムハハハハ!」
「ヨロコンデー!」デスペラードは更に深くドゲザ!
【評価C】
「ムハハハハハハ!『オミアゲ』の回収ご苦労であった。ザイバツの妨害の中よく達成した。」
そういうと、ラオモトは懐から財布をとりだし、そこから無造作に万札束を投げ寄越す。
「ほれ…褒美だ。その金で自身を磨くがよい。ムハハハハ!」
【評価D】
「ヌウウウウウ!ザイバツ…シャドーギルド…め!」
ラオモトは突如烈火のごとく怒り出し、後ろに控えるオイランたちは次々に失禁。
しばらくラオモトは怒りで震えていたが、ふとその震えはやんだ。
代わりにカタナよりも鋭く冷たい冷酷な目を君たちに向ける。
「貴様らのふがいなさには失望したぞ。」
するとどこからかクローンヤクザが君たちの前にやってきて、ドスダガーを差し出してきた。
「ケジメせよ…そしてこのような失態を二度と起こさないと心に誓うのだな…。」

◆最後に

このシナリオはNMの自由に改造してよいので好きにお楽しみください。

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