見出し画像

天盃のススメ

はじめまして、とむです。
普段は梅田で遊戯王をしています。
遊戯王歴は2012~2013、2022年~現在の復帰勢です。

天盃龍を使ってYACS京都6-2準優勝、YACS東京6-0優勝したので天盃龍を使う際に気をつけてるポイントを書きたいと思います。


天盃龍の攻撃順


皆さんご存じのとおり天盃龍はバトルフェイズ中に展開することで連続攻撃を狙うデッキタイプとなります。その際攻撃する順番によって勝敗に大きく影響する場面があるので紹介させていただきます。


ミラーですね。


相手の場にパイドラ+セットカードがあり自分の場にパイドラとチュンドラがいる場合、皆様はどちらから攻撃しますでしょうか?この場面どちらから攻撃してもチュンドラの効果でファドラを特殊召喚できるので戦闘破壊されずダメージを受けない状況を用意できます。ですがこのセットカードによって勝敗が大きく影響するため攻撃順を考慮する必要があります。もし無限泡影ならチェーンしてシンクロ召喚したら解決です。もし開門なら既に星3+星4チューナーが揃ってる自分が有利です。このセットカードを確認するため実際に攻撃した場面を想定しながら見ていきましょう


チュンドラから攻撃した場合



チュンドラが死んでしまいました。危ないですね。


これはダメステに効果を使おうとして一滴を当てられた結果パイドラに激突したチュンドラとなります。立ち尽くすパイドラ。相手は初動か誘発を持っているだけで有利なゲームができます。天盃ミラーだとお互いに一滴をメインから入れていることが想定されるため特に注意が必要です。

パイドラから攻撃した場合



パイドラが死んでしまいました。でもチュンドラがいるのでオッケーです。

これはダメステに効果を使おうとして一滴を当てられた結果激突したパイドラとなります。先ほどと盤面が変わりましたね。相手のカードを1枚多く潰したうえにチュンドラも場に残っています。このチュンドラが場に残り続けることが大きな意味合いを持ってきます。

①なぜ盤面が変わったか

相手プレイヤー視点で考えた際まずリソースになるチュンドラに一滴を当てる必要があります。しかし盤面にドラゴンを2体残すと天球やバイデントなどの選択肢を与えてしまうので1体は倒しておく必要があります。そのため一滴でチュンドラの効果を止めパイドラ同士で相打ちにするしかなくなりました。


②勝利条件の違い

上記の条件を整理すると下記のようになります。
①チュンドラから殴った場合は相手のみ手札1枚。
②パイドラから殴ると相手は手札1枚自分の場にはチュンドラのみ。
それぞれの勝利条件を考えていきましょう。

①の場合相手の勝利条件は”手札及びドローしたカードが初動になること”です。それに比べて自分の勝利条件は”相手が初動や有効的な誘発を引かず自分だけが初動を引くこと”となります。とても厳しいゲームを強いられていることが分かります。

②の場合相手の勝利条件はもちろん”手札及びドローしたカードが初動になること”です。ですが自分の場には既に初動となるチュンドラがいるため自分の勝利条件は”相手が初動や誘発を引いていないor有効誘発を引かれているが自分も初動を引く”となります。仮にお互い誘発しか手札にない場合は毎ターンチュンドラに誘発を打ちづつけるゲームを強要しつつ相手引いた初動に誘発を打つ有利なゲームを進めることができます。

まとめ

いっぱい書いたもののまとめとしては”チュンドラの②は他のモンスターのダメステで使った方が裏目少ないよ”ってだけなのでそんなマニアックな場面こないよって方は楽しい遊戯王ライフを送っていただけると幸いです。

拙い文章ではありますが使ってて大事なポイントは書いてみようと思うのでいいねとかリポストもらえると励みになります。

とむ