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悪魔は自分。ハグして溶けたマザーテレサの最後の言葉。

過去FBで投稿したものを転載します。


【マザー・テレサが最期にハグした存在】


マザー・テレサがいよいよ最期を迎えるというとき、イエスが来るかも知れないと期待していた所に現れたのは、

「悪魔」でした。

それで、彼女はヴァチカンに悪魔祓い(エクソシスト)を依頼し、実際に執り行われましたが、悪魔は立ち去りませんでした。
マザー・テレサは落胆し、落ちるところまで落ちたその時、ふっと悟りがやってきます。

「私は、どんな病気にかかった人であろうが、どんな状態の人であろうが、無条件に受け入れた。
たとえ患部から膿が出ていようが、接吻して、看取ってきた。

そうか。

私が最期にハグをしなければならないのは、悪魔かもしれない」

そうして、マザー・テレサは悪魔とハグをしました。

キリスト教徒にとって悪魔というのは、
私達日本人には想像できない程の深い概念を内包するものです。
この時のマザー・テレサの覚悟を思うと、
いかばかりだったかと想像を絶するものがあります。

そうして、悪魔は消えました。
その後にやってきたのは、本当の悟りでした。

「悪魔だと思っていたけれど、
やってきたのは真逆の自分だったのね」

誰から見ても、清く生き、権力やお金を忌み嫌っていたという彼女は、権力からの寄付を「そんなものは汚い」と、受け取りを拒否したといいます。

それは、やはり裁く自分がいたからです。
清く生きるという事の中に、どこかに否定する自分がいたのです。
だから、最期に反対側の自分がちゃんとやってきました。
それが自分には悪魔に見えたけれど、
ハグする事ができて、本当の統合が起こりました。

そうして亡くなっていきました。

(出典:「時空を超えて生きる」 Kan.著)


ここからはうずまきの言葉だよ。

消えたのではなく、溶け合ったのだと、わたしは思っています。
痛みや病気は自分自身です。
あっちいけ、治れと思っている間は
必死で、すがりついてきます。
しっかり見つめあって、どうしたいのかを、しっかり聞いて受け止めたとき、溶け合えるのです。
それが出来るのは、自分自身だけ。


過去にあげて下書きしてたやつです。
鬼は外の記事にぴったりかなーと思って再投稿します。


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