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「ゴミ清掃」滝沢秀一さんの記事を読んで

たい肥を2パターン取り組んだ。
滋賀のフォトグラファーannon氏による大人の部活動「do_no部」と名付けて、指導いただいてのこと。

草堆肥と糠堆肥。完熟堆肥とぼかし肥料。

わたしがなぜこれに挑んだかというのは成り行きでしかないが(笑)
ずーーーーーーーっと、生ごみを何とかしたくて色々やっていたことからの波及というか。

生ごみは段ボールコンポストを初めに?
いや、生ごみ処理機と言う機械を購入して長らく使用していたのが始まりかな。

もう20年は前に市の助成金を少しばかりもらって使い続けていた。
何台か代替わりしたかなー
その名は「リサイクラー」で生ごみが乾燥されるのだ。
乾燥され茶褐色になったごみはとにかく庭の土にうずめた。
これが堆肥になっていないことはわかりつつ、どうしていいか分からない。

当時も猫の額ほどの庭があったので、きっと野菜の肥料になってくれているだろうと、一人勝手に「願掛け」状態で、深く考えもせず埋めていた。
ごみとして捨てるよりはマシだ。
そんな風に自分をなだめすかし、いいひとぶっていたのかも。

いや、水浸しでごみに捨てるよりはうんとマシだよね。

て、ことでよかったんだんだねってことが、先日配達された「生活クラブ
2023年7月号生活と自治」の24ページの記事に書いてあった。

ごみが臭いのは水分が切れてないせいだって。
可燃ごみの中の生ごみの水分が雑菌を繁殖させ、ごみや清掃員がにおう原因になる。果物がおおい夏場は重くにおいもきつくなる。
清掃車の中で小さく固められたごみは絞り切れてなかった汁が集まる。この「ごみ汁」が制服に付くと一日中臭い思いをする。
そもそも、可燃ごみは清掃工場で焼却するものだから、水分は大敵。
高温になるよう焼却炉に投入するエネルギーには税金が使われ、二酸化炭素も多く排出される。みんながそれぞれ生ごみの水分を絞ってくれれば、無駄な税金も二酸化炭素の抑えられる。

「生活と自治」より。文章勝手に組み替えてます。ごめんなさい。

清掃員のためにわたしは生ごみ対策をしてきたのではないが、やっぱり清掃員の方にも「水分対策」は必要なんだってことが分かった。

やっぱり実際やってる人からの声が理解できるね。

知らない人が「たぶん」で答えるのはやっぱりそれこそ無駄だと思う。
なんで、知らないことを「たぶん~」って無理やり答えようとするのかな?
質問を預かって「聞いてきます」でいいのにね。
それか自分で聞いてみたら?とか。

結局、雲をつかむような返答があった時は、それに従事されてる人に直接聞いたら、あっという間に理解できたもん。
わたしも選ばねばと思った事件でした。
あ、これは「ビニール」のことです(笑)

で、「水を切る」という前に、
「生ごみを出さない」
「生ごみは自分で処理する」
「生ごみを活用する」

自分で購入したもの、すなわち「命」について、保護犬の記事でも書いたけど、最後まで付き合うって感覚で居るので、やっぱりごみにしないことを考えるのだ。

その昔?自分がこどもの頃、生ごみをごみに捨てるなんてことはしなった。
と思う。
ま、我が家の前には空き地があって、畑が出来たからね。
日々母親がどうやって処理していたのかは知らなけれど、犬のごはんや鶏のエサになったりしていたと思う。

実際、ごみの出し方なんて本当に習わないよね。
分別が始まったのはまだ新しくて30年前でも3分別くらいはあったかな。

それが、今じゃあ、マレーシアに押し付けてるって!!!
これはインスタで見つけた情報だけど。

「分別してるから」っておごりからか?どんどん購入して消費。
そのごみの行く先なんて考えない。
分別してるからってそれで、環境に優しく「やってるつもり」になってる。

わたしも含めてね。

ちゃんとこども達にごみ問題をレクチャーしたのかと言われたら全然だめだわ。
親の言葉は大体においてこどもには伝わらんもんやし。

これもなんでだろうね?
親を尊敬の対象から外す意識はどこから来るのかな?
ま、きっと近親相姦を逃れるためのカラクリだと思うんだけどね。

で、なぜかしらわたしの中で「生ごみは出さない」という基本的理念が構築されていて、今に至るのだ。

現在、段ボールコンポストに嫌われて、「キエーロ」というコンポストを実験している。
これは販売しているものでもなくて、ググってもらえればすぐに出てくる。

自作したキエーロは衣装ケースに波板でふたをした箱に黒土を入れてスタート。
やっぱりコバエが発生するので、今は門外に設置されている。
実際、段ボールコンポストがウジ様で大変なことになると、結局お山に埋めて地球になんとかケツを拭いてもらうのだが、土にすっぽりと埋めてしまったら何事も収まってしまうのだから不思議。

この作用?を箱化したのがキエーロ。
物質は水と炭素で出来ているので、分解されたら本当に消えてなくなる。
質量は変わらないのでいつまでも使い続けられる。

空気は必要なので、虫の侵入は防げない。
だからコバエ氏が飛ぶのだけれど、団地のベランダで使ってる人は全然大丈夫だとも聞く。

フエルトで作ったバッグに基材を入れて作るものもあるが、これもこわごわ。
マンションなどに住む「土から離れて暮らす人」はこのコンポストで出来たものを活用することが出来ないから結局続かない。

これなんとかしたいなー。
時々暗闇の公園で土を捨ててる人見たことない?
悪いわけじゃないけど、行き場がなくなってるし、その土を再生させることも出来ない。

でも土いじりしたいってのは、やっぱり生き物は「土から離れてはいけない」ってなんとなくわかってるからなんだと思うわけ。

さ、だらだらと書いた(笑)

このごみ清掃芸人の滝沢氏はツイッターで優しく嫌味のない発信で「ごみ問題」を投じているとのこと。
ツイッターはやらないので、分からないけど、締めくくりのこの言葉が素敵なので紹介しよう。


「宿題しなさい!と親に言われるとこどもはむかつきます。言い方ひとつで受け止めが変わる。習ったことがない「ごみの捨て方」なんだから、怒らず攻めず「どうしたら行動してもらえるか」と考えて伝えると。
攻めの姿勢に立って、問題を追う側に回る。怒って伝えたらどんなに言葉を丁寧にしても相手には伝わってしまう。怒らないのが大前提。

「生活と自治」25Pこれも語順入れ替えたりしてます。

ということで、草堆肥はもちろん糠堆肥も作っていくし、我が家から出るごみ全てを自分で処理できるものにしていくのだ。
そもそもごみになるものを買わない。
これだよね。

リサイクルできるからって、結局なにもならんのよ。
ケミカルなものを作れば作るほど環境悪ね。

ま、そんな製品でわたしはここまで生きてきたのでこんなに大きな文句が言える立場ではない。

被害者ではなく加害者。

気づいたからこそ、これからの未来に出来るだけ綺麗なものを垂れ流したいとおもうのでした。

で、タイトルなんだっけ?(笑)

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