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うずらんのPTA奮闘記 資源回収を辞めるには

資源回収辞めたいんです

声を大にして言いたい。「資源回収やりたくない!!」
そもそも、資源回収をやっている自治体は減りつつあると思います。
なのに、わが自治体の小学校は資源回収やって当たり前なんですよね。

資源回収を辞めたい理由は

  • 日曜の朝、お休みなのに駆り出されるの

  • 子どもに労働させる意義がわからない

  • 資源回収によって得られるインセンティブ(利益)が見えない

  • 収益が何に使われるのか分からない

と言ったところです。利己的な理由から、教育的視点までいろいろあります。

なぜ資源回収をやっているのか

どうして資源回収をやるんでしょう?
単純な話、「資金集め」です。

PTAの役員活動が始まってからすぐにチェックしたのが「会計」です。

昨年の会計をチェックすると
資源回収による収益が10万程度。
そして市の助成金がなんと30万でした!

おいおい、助成金ってそんな割合で払っていいのかw
ちょっと補助するよ、的な意味合いだったら100%超えないんじゃないか…
まさかの300%補助でした…

この数値の意味するところは

・資源回収するのに、それぐらいの補助を出したほうがいいほど有益

なのか、それとも

・資源回収という仕組みで、活動費を賄ってあげよう

なのか…

前者については、街角に資源回収ボックスも増えてきましたし、マンションだったらサービスで捨ててくれるところもあります。行政が頑張らなくても、勝手に民間でどうにかなってるんじゃないでしょうか?

とすると、理由は後者なのでは?と…

だったら、そのお金を直接学校に回せよ!

と、私は荒ぶりますw
わざわざ親子ともども仕事させてやることなのか?
本当は価値のないことに?
と思います。

資源回収で得られるものは何か

と、荒ぶるだけではやめられないと思うので…
じゃあ資源回収で得られるものは何か、PTAという組織ではなく個人的な観点で考えてみます。

端的に言えば、「労働」を勉強できるのではないかと。
もっと高尚な考えだと「ボランティア精神を養う」のではと。

でも、ボランティアって自分がやりたいことをやれるのが理想的なので、子ども自身が「資源回収嫌い」と思っていたら、ボランティアの精神は培われないのではと思います。

前述したとおり、資源回収の意義は薄れていますし。

資源回収で得た収益で何をするのか

この莫大な富を生んだあと、それでPTAは何をするのか…
実は、PTAの会員自体は翌年4月のPTA総会でしか支出を知ることができません。

実際、総会資料に書かれていたのは以下です

  • 部活ユニフォーム代

  • 部活備品代

  • 図書バーコード化積み立て

  • 研究会基金

単純に考えるとですね…
うちの子、ユニフォーム着る部活やってないんですけどwww
いまいち納得感がありません。もう少し調査しないといけないのです。

資源回収を辞める施策は

資源回収を辞める行為は、「収益を減らすこと」です。
これに対する施策は「ほかの収入源を増やす」か「支出を減らす」か、のどちらかです。

収入源を増やす

とある小学校では「会費を増やした」そうです。資源回収の収益を会費増額でやめる施策です。
ですが、この施策にクレームを入れたのが地元の町内会…
「お年寄りが資源回収してもらえなくなり困ってる」という声が。
いやいや、PTAそのものは子どものためにやる活動であって、お年寄りのための活動では無いですよ?
PTAを便利使いしないでください(怒

支出を減らす

そもそも使途不明で不公平感のあるものに支出していいのか、私は疑問です。
もう少し詳しく調べないといけないんですが…
部活のユニフォーム代って、もちろん「共用」ですよね?
図書バーコード費ってなんで学校の予算で出来ないの?
と、深堀することが大事ですね

まとめ

恐らくまだ全体像が見えていないため、すぐに資源回収を辞められない気がしますが…
実際に親の声としてはどうなんでしょう?やりたいんでしょうか?やりたくないんでしょうか?
やりたくない活動は削減し、減った収入に対し不用な支出を無くしていくのに、そんなに反対意見が出ることはないかなと私は思います。

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