まえがき

GOEIGOのチラシが入ってきたのが今年の初めかな？私ではなくて、夫がチラシを受け取ったんですがその時は「英語がタダで教えてもらえるんだってー」と言われただけで、「ふーん」ぐらいに思ってました。

7月に読んだプレジデントに、タダで英語が習える方法が特集されており、そこにGOEIGOが紹介されてました。

気分変えたかったし、「ちょっと様子みてくるか」ぐらいの気持ちで行ってみることにしたのです。

モルモン教徒がボランティアで教える英語

GOEIGOはご存知の方もいらっしゃると思いますが、モルモン教徒がボランティアで開いている英語教室です。

私自身はモルモン教徒に嫌な感情は特になくて、「ケント・デリカットだよなぁー」ぐらいの知識しか有りませんでした。

あと、ニッチなところではFamily Search というアプリを利用したことがあります。モルモン教の教義には、ざっくり言うと「人類皆きょうだい」みたいなものがあって、自分のルーツやファミリーヒストリーを調べたり教え合ったりするようなのです。私自身、ファミリーヒストリーが大好きなので（テレビ番組然り、自分のも然り）このアプリで同じ苗字の人を検索したりしたことがあります。

実際の英会話は？

私が通ってる教室は比較的田舎なので、クラスが1つしかありません。都会だとレベル毎でクラスが違ったりしているようですが、そうではありません。

長く通ってる人もいれば、私のように様子を見にきた人もいました。

教室ではまずはじめにお祈りをします。「アーメン」ですが、指を組むのではなく腕を組むんですね。知らなかったです。

そして自己紹介、そして簡単なお題でスピーチをします。

次に、語彙や文法を学びます。ネイティブの感覚が伝わってくるので楽しいです。

さらに、グループディスカッションをします。お題はモルモン教の教義から選ばれているようです。

最後に、締めくくりの有難い言葉を長老（と言っても20歳）が話し、お祈りをして終わります。

日本の経験が多い長老は日本語がかなり話せるので、英会話に詰まると助けてくれます。来たばかりの18歳ぐらいの先生は自分も勉強中と言ったところです。

英会話は上手くなった？

正直、もともとものすごく苦手なので口に出すのも嫌でした。ですが、1ヶ月ぐらい通ってみて口に出すのが苦でなくなりました。もう少しちゃんとした文が話せるようになりたいなぁとは思います。

つまり、度胸はついた！と言ったところですね。

もっと根気よく通って、もっと上達したいものです。

宗教勧誘については？

英会話に来てる人の中には、先生から洗礼を受けた！なんて人も居ました。日本人の運営ボランティアの人も沢山います。なので、「あぁ、やっぱ勧誘されるんかな」とは思ってます。

実際、仲良くなった長老からは「日曜のお祈りに来ませんか？」とか「もっとお父様（イエス）の教えをみんなに伝えたいのですが」と言われたこともあります。

その程度で、教徒になれ！とまでは言われてないです。

ただ、モルモン教の教えそのものは慈愛に満ちたもので、先生たち含めて教徒の皆さんは非常にフレンドリーで優しいのです。

心が折れそうな時とか、人間関係に苦しんでる時に勧誘されたらコロッと行くかも知れないなぁとは思ってます。

子供達の英会話クラスもあるので、子供達も通わせています。子供達が「モルモン教徒になりたい」と言えば、それは個人の自由なので好きに入信すればいいとは思ってます。

英会話アウトプットとしての場

GOEIGOは私自身は悪い印象はなく、独特のコミュニティが出来て面白いかなぁとは思います。

宗教だからといって嫌悪するのではなく、教義を正しく守ってボランティアに勤しむ姿は感動すら覚えます。

以上が私の現時点での感想です。
気になってる人は教室覗いてみても良いかなと思いますよ。