ねこのこと2

愛猫まさらちゃんが虹の橋を渡りまして。

ハハとしては、痛いのから開放されたなぁとか、後悔の念も無いこともないなぁとか…

兎に角、分かっていた最後でしたので看取ることができました。

これまでに起きたことを科学的に整理して記録しておくと…

5/23→岐阜大学動物病院にて、左後脚骨頭の悪性骨肉腫の確認、左前足腫瘍は黒寄りのグレー、肺全体的に腫瘍確認

この診察内容に絶望しこの日から緩和ケア開始、2日に1回痛み止めの注射と包帯交換。前足は壊死があり2日ほっとくと腐敗臭がする。鼻をつくと仕事にならない。

5月下旬は痛み止めが効いたら元気よく鳴いて、椅子やテーブルに飛び乗り力いっぱい甘えてきた。

餌はカルカンパウチ。水分が取りにくく脱水気味だったので、ドライフードからウェットに。痛み止めが効いていたら2袋ペロリと食べてくれた。

6月に入って固形物を食べると吐き戻し、主食をちゅーると鰹節に。ちゅーる1袋の量が少ない…笑

そのうち頼みの綱のちゅーるも吐き戻すようになり、血が交じる。

吐き戻しても痛み止めさえ効けば量は食べる。ちゅーるに大盛りは無いのかとAmazonで探すと結構ある笑

13日にAmazonから届いたちゅ〜ぶを上げると喜んで食べた。80g1本まるごと食べたけど、また吐き戻す。それでも食べたがったからあげた。

14日、出社だったので朝はあまり相手できず。帰宅後、全く食べない。ちゅーるに鰹節をかけると、鰹節だけ一口食べる。

そして立てない、歩けない、トイレにもいけない。

14日の夜、呼吸がおかしい。目がフラフラしている。撫でるとゴロゴロいう。台所に立つと餌が貰えると思ってなんども体を起こして近づくが途中で力尽きて倒れる。餌を上げても匂いも嗅がない。

15日未明に呼吸が止まる。頭を撫でていたら最後まで喉を鳴らしていた。

恐らく、癌が6月に入って胃や腸などの消化器まで蝕み、相当辛かったのかなと。痛み止めも毎日打てばよかったのかなと後悔するけど、そこは緩和ケアとして自分が決めていたこと。

人ではないけど、癌と向き合うというのがよくわかった出来事でした。

最後まで食い意地があってかわいいやつでした。

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