見出し画像

僕的美麗日記 deux

恋はするものじゃなく落ちるものだと江國香織が何かの小説で言っていたけれど、そんな使い古された表現に納得がいかない恋に恋する乙女なあたしに言わせれば真実はこう、メイクはするものじゃなく落ちるもの!!

はい、という訳で出オチ感が凄まじいですけれど、今回も基礎化粧品についてダラダラと文章を綴りたいと思いまーす。ちなみに、あたくし最近ムラムラっとしたらコスメじゃなくてワインを買うBプランを採用してるんだけど、いくつか学びを得られたので皆さんにシェアしちゃいますね。

はっきり言っておく。ワインって最低! …やだ、つい聖書みたいな口調になっちゃった。何が最低って?そりゃ重いところよ。マジで調子乗って何本か買うと腕が千切れそうになる。諦めてタクシー捕まえたこと幾数回、アホなんかねワシ。でもねでもね、恋愛でもなんでも重いと嫌われんのは常識でしょ?

「6本お買い上げ頂くと送料無料でーす」とか言われても、帰ってすぐ飲みたいから買ってる訳じゃん。コスメにしろワインにしろ麻薬の一種なんだから、重要なのはリスペクト押尾先生「来たらすぐいる?」マインド。即キメらんなきゃ全てが台無し。だから必死で持って帰る訳なんだけど、とにかくワイン屋はショッパーがショボい! おいコラなにわろてんねん。あんなんじゃテンションあがんねえんだわ。おうちに帰るまでが遠足なのに舐めてんのかしら。

あとはアレよ、コスメ買うときってBAさんと話したりするのが楽しみって人(もしかして男性だとキャバクラ感覚なのか?)も多いと思うんだけど、僕が基礎化粧品を買い求めるタイミング = I need 高級なレッドブル As Soon As Possibleな訳で、会話を楽しむってよりヤクのディールに限りなくニアなソレなので、我ながらちょっと勿体ないなと思う。あの官能的な購買経験による高揚がお支払いの半分以上の価値を占める人だって少なくないだろうに。

そんでさ、ほらコスメを店頭で買う醍醐味のひとつに、サンプルを貰ってお得感を味わうってのがある訳じゃん(じゃん?)ワインの場合そういうプラスアルファのサムシングが無いのも微妙に物足りない。誰よアタシのことケチって言ったの。

正直コストはコスメもワインもあんま変わんないけど、バイブス系コスメ研究家としては、基礎化粧品買うとネタになるし経費みたいなもんじゃんて謎の割安感があるからガバガバ浪費しちゃうのも良くないんだよな。完璧にSNSの奴隷でーす♡

とにかくコスメからワインへと移行したのは、ライフステージの変化って言うか、新宿伊勢丹の1階にはザ・ステージっちゅう素敵な場所がありますが、実際にフロアが1階(婦人雑貨)から地下1階(食料品)になる訳で、文字通りレイヤーがほんまに違ってきてるんだから、これはもう一種の老化現象みたいなもんよね。アンチエイジングコスメもメンタルには効かずってか。やだー、もー。。

だがしかし!!更に先のB2Fには!!ビューティアポセカリーが!!あるんです!!なんとワインとコスメどっちも買える!!最高!!ヤクとヤクのマリアージュ!!

あ、ごめ、つい興奮しちった。結果?出費は倍増。当たり前やん。う〜ん、やっぱワシってアホなんやろか。つら。しかも前置きがメチャメチャ長くなっちゃったし。。本当はこんなキモい文章なんて書きたくなかったのに。どうしてあたしっていつもこうなんだろ。泣いちゃった。

まぁいいや、今日もピュアな下心ドライブで睡眠時間を削りピコピコとスマホを叩くぜ、我が魂の叫びを聴いてくれ!覚悟してくれよな。




BARTH RECOVERY & TREATMENT

生物群のお姉ちゃんとツイッターでやり取りもしたのだが、これ裏面に「三粒くらい使ったらええで」って書かれてるんだけど、ちょっとそれだとオーバードーズ気味になるのであたしは二粒にすることが多い。今日はそんなに真剣にお風呂に入らないぞ〜って時(具体的に言うと湯船に20分くらい浸かる時のことを指します)だと一粒のこともある。

IPSAのメタボライザーに印字された3 PUSHもそうだけど、いつだって主導権はオレにあって、偉そうに指示しないで欲しい。勿論、ちょっとプッシュするとドバドバ出てくるAesopには負けねえぞって気持ちで練熟のテクニックを駆使して対抗するし、逆に「ハイ丁度良いでしょ」みたいなウエメセでマウンティングしてくるTHREEには中指を立てる、そういう心意気がコスメを使う上では最も大切。

こいつの難点は持つと手に粉がついて白くなるところ。何故それが問題かって言うと、お風呂沸いたらさー、洗面所で服を脱いで、袋からコレ何粒か取り出して浴室に入るじゃん?そんでバスタブに投げこみーの手の濡れてないうちにクレンジングしーのってタイミングで、手に粉が!!!!!と発狂確定案件。

どうでもいい情報で大変申し訳ないが、僕は身体を手で洗う派なのでお風呂に布切れがないのよ、だから一度また洗面所に戻って手を洗わないとダメな訳。どんなイケメンでもフルチンでこのルーチンはいただけない。この手の生活感ってのは、アイドルのウンチみたいなもんで決して存在してはならないと国際連合教育科学文化機関憲章に定められている。

僕は毎日クレンジングを使わないのにも関わらずエヴィリタイムかなりキレるし、女性の皆々様に置かれましては繰り返しとはなりますが発狂確定案件だと思われますので、是非ご留意ください。危うくサイコちゃん量産noteになるとこだったわ。いやー、あぶないところだった」と繰返し呟くのが聞こえた。その声には聞き憶えがあった。驚懼の中にも、私は咄嗟に思いあたって、叫んだ。「その声は、我が友、きき湯ではないか?」



3M Clinpro Tooth Paste F1450

友人が「3Mのドメインってmmm.co.jpだからメゾン・マルタン・マルジェラじゃん」と言ってて、大丈夫かコイツと思ったけど、常識的に考えてこんなコスメブログを真夜中に書いてる僕も大概である。

この歯磨き粉について俺が何かコメントしなくちゃいけないのなら、数回使ったら蓋が折れてセパレートしたせいで、使う度にイライラすることになり、とうとう半分か、もう少し使い続けた頃には入口のところ(いや出口か?)がだらしないガバガバのファック野郎になってしまい、俺の中の近藤麻理恵がコレはもう輝かない、テメーはゴミだと囁いたことでお役御免となった。ごめんね、俺にはこんな切ないラヴストーリーを書くことしかできない。



john masters organics hair paste

皆はもうジョンマスが全然オーガニックじゃないって事は忘れちゃった?まだ覚えてる人いたらさっさと忘れちゃお?だってどーでもいいじゃん、オーガニックかそうじゃないかなんて。これはねえ、ビューティアポセカリーでつい買っちゃったものなんだけど、もう使う前から失敗だって分かってたのよ。

なんでかって、あたしすごい直毛だから整髪料はケミカル強めのアシッドでアッパーなグイグイのヤツじゃないと全然キマんないの。ジョンマスがオーガニックじゃないとしても、オーガニック風な根性の軟弱なお嬢ちゃんなのは間違いないじゃん。イケメンにもなれず、若作りもままならぬ、哀れで醜い、かわいいばーわんちゃんだ!お前に寝癖を救えるか!?ともののけ姫のモロみたいな気持ちでつい噛みついちゃうのは当然でしょ?

なんかレバーペーストみたいなテクスチャーと色がテンションあがんないし、匂いも言うたらまあまあちゅう感じ、そうなってくると次行きましょ次ってぇことよ。



MOLTON BROWN GLOSSING SHAMPOO/CONDITIONER With Plum-kadu

前回のnoteで、パワー系コスメを使うのはもうやめたと言ったな? 

「モルトンブラウンなんて匂いしか良いところないじゃん」と言われたので「いやキャップがメタルなとこも良いよ」って反論したら、マジでこの人は効果とかなんでも良い人なんだなって思われて、それから一切難しい話をされなくなったバイブスオンリー野郎のあたしが何を書いても説得力ないし、諦めて匂いの話だけするね。

公式サイトの説明を見ると、カルダモン、うんうん、サンダルウッド、わかるわかるって感じなんだけど、そん次のウォーターフルーツって何!?大雑把過ぎじゃね?寿司の原材料が米、酢、って書かれてるようなもんだぞ?そもそもプラムカドゥってなんだよと思って調べてみたらオーストラリア原産と書かれてるページを見つけたので、すぐさま”kadu australia”で検索。あー英語が喋れて良かった!

そしたらさあ、Did you mean:Kakadu National Parkとか出る訳、いやカカドゥ国立公園なんて知らねえよって言う。アボリジニの岩絵とかが見れるらしい、ちょっと行きたい。もうさ、これでピンとキタ訳ですよ、嗚呼これはジョン◯スと同じでPlum-kaduなんてものはない、あくまでもファンタジーであって細かいことを気にするのは粋じゃねえんだなってね。そういや昔Pyjama Clothingというブランドがあってだな…。ゴニョゴニョ。ま、そういう訳で、これ良い匂いなのは間違いないけど、中身は不明です。野暮はいけないねェ。オススメ!



spa hinoki 100% ORGANIC ARGAN OIL

ぶっちゃけ、油ならなんでも良かった。コレについて語ることは特に何もない。可もなく不可もなく。アマゾンで必要だからポチっただけ。こういう語れない商品ばかり買って何が楽しんだ?人生



VELA SOY WAX CANDLE PAULISTANA

『なーにジョーマローンのキャンドルなんか使ってやがる、テメェのその腐った根性を叩き直してやる、情報に踊らされずフィーリングを鍛えろ、ラテンのバイブスを感じ毎日サンバの気持ちで生きやがれ!!』(ほぼ原文どおり)

・・・という有難〜い御言葉と一緒に頂いたキャンドルなんだけど、まぁそんなん当然シカトしてどれどれとググってみたら日本語の情報ゼロ。あいつどこで手に入れやがった。まさかのポルトガル語オンリーで、グーグル翻訳に頼ってみるかとも思ったが、多分ここまで見越してのチョイスだろうと受け止め素直に従うことに。

遥か彼方ブラジルで作られた蝋製品の声を聞いて、いっちょチャクラでもオープンしてみっかと構えたのがいけなかったのか、使ってみたものの全く新しい経験は得られなかった。ただそこに火が灯るのみ。やっぱセルジオ・メンデス流したのがいけなかったかな。その代わり、二十歳くらいの頃に親友の当時の恋人がサンパウロ出身で、カトリックと尻の素晴らしさについて延々と話された記憶が蘇ってきた。内容はドがつくエグい下ネタだからこの話はおしまい。



・・・いつもだったら、この次に翌月分のやつも続けちゃうんだけど、こないだ6000文字くらい書いたら長過ぎって言われたし、とりあえず今日はここまでね。なんかもうどんなテンションで書いたかも忘れた下書きを義務的に加筆修正いっちょあがり。いやーしかし前回から半年も経ったの信じられんな、月日は百代の過客にして、このままだとタイムトラベラーになっちゃうよ。ゆきぽよみたいな黒ギャルと出会えないのは百歩譲っても、そろそろ女子大生あたりからDMくらい来ても良くねえか??

おしまい




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?