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2023総括記前半(1〜6月)

2022年は日常に余裕がない年になってしまった。その反省から2023年の目標を「余白を作る」とし、新しいことをやらないよう努めることにした。月ごとに内容を振り返っていく。

1月

満観峰登山。土肥ちゃんと奥野君とで毎年やっているイベント…というか習慣だが、僕にとっても恒例になりつつある。1年の最初の日は山に登るのに相応しい日だと思う。とても充実した気分になり、1年が上手くいきそうな気がする。そして今年こそ満観峰に月一で登ろうという誓いをしたのだが…。ちなみに2022年の冒頭も同じことを言って最初の1回きりとなった。

満観峰登頂。誰がいつ付けるのかな?

矢井田瞳 release tour 2022『オールライト』大阪公演。2022年9月7日に発売された12枚目のアルバム「オールライト」のリリースライブ。病気で延期になってしまった2022年10月22日の振替公演だ。矢井田瞳さんことヤイコはファン歴は非常に長いがライブに行ったのは昨年のアコースティック全国ツアーが初めて。窓枠の最前列で感激した。今回は僕にとっては初体験となるバンド編成の大ホールライブだった。やはりバンドのヤイコはすごい!そして地元関西の人々に愛されていることが良く分かるライブだった。

矢井田瞳さんの念願のバンドライブ(初)

kainatsuさんの番組「おかえりマルシェ」に廣木弓子さんがゲスト出演で公開収録。おふたり同時期にK-mixに居た時代が僕がラジオリスナーとしての黄金期だったので本当に感慨深いスペシャルな日だった。

廣木弓子さん(左)とkainatsuさん(右)この2人は今でも息ぴったり

日本橋で宙ツーリズム推進協議会の荒井さんに会った。会に入るにあたっての個人面接みたいなものだが、もうちょっとライト。宙ツーリズムは日本の星空事業のトップシーンに繋がっている。すごいご縁をいただいた。僕の活動なんてまだまだちっぽけだけれど、刺激を受けながら地道に活動していきたい。

初めて来たかも日本橋

ほしに生きる君と、のイメージ画を撮ってくれたam.00:00さんの写真展 「4月の未明」。出逢ってすぐに彼女の写真に魅了され、写真展開催の出資対するリターンの要望でイメージ画を撮ってもらったという経緯。感性で飾られた会場でたくさんの写真を味わうことができた。気に入って購入させてもらった展示写真は彼女の中でもお気に入りとのこと。

am.00:00さんの個展の様子。彼女の頭の中はどうなっているのだろうか

2月

島田市の千葉山に登山。満観峰に登ろうとしたが時間が遅くて駐車場いっぱい問題で場所変更、という経緯。結果的に新規開拓できて楽しかった。1月2月と山に登ることができたが2023年はこの2回に留まったのであった…。

いやいや登る人はいない。ただただ予定が合わないだけ

ディスカバリーパーク焼津で縣先生の講演。会員になったばかりの宙ツーリズムで、その発起人の方が焼津に来るのはタイミングが良すぎる。縣先生はその筋では大変著名な方だが、僕のことを存じていらしたようで、実際に会ってご挨拶ができたことは大変光栄なことだった。

縣先生とディスカバリーパーク焼津メンバー。震えます

焼津の音楽イベントお〜んがく〜るにカメラマンとして参加。僕が音楽イベントをやっていた頃は撮影を頼む側だったので、僕なんかがやっていいものかなんて考えると不思議な感覚だ。以前STREET ACADEMYの海老名駅ストリートライブにお〜んがく〜る主催のももちゃんを連れて行った時、隣で演奏していたのが#だじゅんの片割れのはやしだ君。そのときのご縁で#だじゅんさんが神奈川から焼津に出演しに来てくれたのだ。この日は演者、出店者、来場者がみんなで楽しめる屋外の音楽イベントは僕がやってこなかったスタイル。そして目指そうとした形のひとつだったのかもしれない、なんてことを考えながら過ごした日だった。

お〜んがく〜るの演者と出店者。みんなで雰囲気を作っている

kainatsu Live tour 2023「overcome」。吉祥寺と浜松、2会場それぞれに良さがあった。新作アルバム曲が中心ながらも青の向こうにその恋を投げてしまおうや下北沢南口を入れてくれるところがうれしかった。特に愛すべき君のグレーゾーンはまさにその時に聴きたいと思っていた曲で、そのときの心情とセットリストが合う現象はkainatsuさんのライブでは不思議と良くある。

吉祥寺ROCK JOINT GB。暖かい音と繊細な照明が良かった

星空列車2022シーズンが2月いっぱいで終わってしまう。毎シーズン大井川鐵道井川線と車との両方で楽しみたいと思っているが、車では行っていなかった。ということで滑り込みで車で奥大井湖上駅へ。晴天に恵まれずに雲に覆われていたが千葉や浜松からいらしていた知らない方と撮影と時折り雲間から見える星を楽しんだ。

奥大井湖上駅。駐車場からここに来るまでが一苦労

3月

みんなの図書館さんかく3周年。土肥ちゃんが作った焼津駅前通り商店街から始まり、コミュニティスペースとしても優れた棚がし本棚の仕組みが評価され、全国的に広がって今や姉妹館は50館以上に広がった。焼津市周辺のさんかく利用者から各姉妹館の代表までが一同に集まったパーティーは感慨深かった。

さんかくの日常メンバーと全国の姉妹館の代表者たち

映画ドラえもん のび太と空の理想郷。毎年公開初日に見るが、さんかく3周年の都合上翌日に。僕のベスト映画はドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~で今後それが更新されることは一生無いと思っていた。しかし、今回の映画は歴代ナンバーワンと言いたい。映画ドラえもんを理解した方が作った実に映画ドラらしい作品だった。泣けた。

映画ドラはいつも裏切らないが、空の理想郷は最高の作品だった

思いついたかのように焼津みなとマラソンの練習を始めた。しかし、いきなり長距離を走ったせいで左ふくらはぎに肉離れを起こしてしまった。気持ちが乗っているからと言っていきなり走ってはいけないということを身をもって知った。最初は500mや長距離歩行。そこから徐々に負荷を上げていくのが良い。

CHILLIN SAUNA。CHILLIN COFFEE江原君が企画したテントサウナイベント。水風呂併設で実に気持ち良かった。薪ストーブ番として参加。休み休みだが何時間もずっと入っていたのでのぼせてしまった。薪ストーブ番の人はほどほどに楽しんだほうが良いという学び。

雨の日のテントサウナも十分に楽しめる

池袋でTVアニメ君は放課後インソムニア試写会。2023/4/10から始まるアニメを3話まで大スクリーンで先取りできるというイベント。普段アニメはおろかテレビもYouTubeも見ないという動画弱者だが、原作ファンなので大きな期待を持って見に行った。そもそもなぜこの作品を好きになったのかという経緯は、星空・宇宙・天文というと誰もが身近かつ美しく感じるはずのものなのに、お勉強やハードルが高いというイメージがまとわりついている。そんな中の天文部の高校生のラブコメ作品ということだったので一般への親しみやすさとして期待を寄せていた。その結果、単純にハマってしまった、というわけだ。

TOHOシネマズ池袋。巨大なスクリーンと良質な音響が特徴

星検1級。こちらも難しくはあるが、あえて天文宇宙検定との比較で考えるとハードルはかなり低い。そんな1級を取ってしまおうと企んでいたが70点合格に対して69点というなんとも悔しい結果になってしまった。そして星検はこの回を最後に無期限のお休みへ入ってしまった。正直実力は70点を超えており、ケアレスを何発かやってしまっての不合格だっただけに本当に残念だった。2023年最大の後悔。

星検はもう開催されないのか…!?

島田市川根町家山にある存在感ある桜、牛代の水目桜。SNSでは見たことがあったが今年は星景写真を撮りたくて出向いてみた。常葉大学の学生と今春卒業する人たちと一緒に行ったが、世代をくくらずに気軽に遊びに行けるのは素敵ことだと思う。

牛代の水目桜。大学生に混じっている私

4月

海老名の学童保育Anchorにバス型駄菓子屋を作ったよりみてぃ。焼津駅前通り商店街に来てくれたことがきっかけで、来てくれたら行かなきゃと交流ができました。相鉄バスの納入後しっかり運用している姿に感激!道路挟んで目の前のカフェの店主が己書の師範だったことにも驚いた。

よりみてぃ。ワクワクするような駄菓子屋をオープン

#だじゅんワンマン また春に会おう。神奈川県大和市SiRiUSで開催。焼津に来てくれたらこちらからも行きたい、何より演者の特徴と全力が味わえるワンマンライブが見たかったのがあった。路上ライブで少しずつお客さんに知ってもらっていったのがわかるような素敵なライブで、元々手伝っていたグループのことを思い出した。

#だじゅんさんのワンマンの会場は図書館とスタバの融合施設

焼津みなとマラソン10km。同じクラスへのエントリーはぎんちゃんとかなさん。左ふくらはぎの怪我が心配だったが棄権することなく参加。開始たった1kmで怪我が再発、というか治っていなかったことに気がつく。昨年は5km完走したのでせめて5km走ってから棄権しようと目標を設定したが、結局10km完走。ぎんちゃんが同ペースで走ってくれたのは大きい。そこから半年ぐらい全く治らず。怪我しているときは無理せず棄権しようという学び。

焼津みなとマラソン。3人とも10km完走しました

自家焙煎珈琲豆シロネコ10周年記念イベント。シロネコ夫妻が珈琲屋を始めて10年。吉田町に移転しては間もないが、掛川、富士宮を合わせると10年とのこと。K-mixリスナーとしてkainatsuさんとも親交があり、kainatsuブレンドなるものをリリースしている。記念すべきイベントとしてkainatsuさんが来店。このイベントは2部制で両方のチケットの1番を同時に取りに行くのは1端末では不可能に近い。そこでMacとWindowsの同時操作。両方1,2番を取るという快挙を達成。一緒に行ってくれたのは星友の和田ちゃん。イベント会場は店内で本当にkainatsuさんまでの距離が近くて驚いた。個人的にはkainatsuさんの楽曲の中でもトップクラスに好きな「抱きしめたい」が聴きたいと思っていたところで、久しぶりに聴くことができて大満足だった。このイベントにはみおさんとたかぎさんも来ており、おかえりマルシェの出演に繋がったようだった。うれしい。

kainatsuさんにドリップコーヒーを入れてもらえるとは!

2022年11月ぶりの安曇野地球宿。石川県に抜ける道として安曇野経由を選び夕食だけご一緒させてもらった。新クルーのまっちさんと明日歌ちゃんに初めて対面できた。

安曇野地球宿。新クルーもすでに様になっている

初石川県七尾市。君は放課後インソムニアの聖地巡礼。アニメや映画が始まったらゆっくり見て回れない心配からどうしてもこのタイミングで行きたかった。七尾〜穴水〜能登とかなり充実した旅になった。偶然にも柳田星の観察館満天星の30周年記念式典に遭遇、さらに君は放課後インソムニアの聖地巡礼サイトで有名なぽちさんに会えた。ぽちさんとは来年2024/3/10の能登和倉万葉の里マラソン2024の10kmを一緒に走ることを約束している。

君は放課後インソムニアを知る前からご縁のあった高澤ろうそく店

オンブーケ vol.2。10月のMusic Famに向けて静岡県榛原郡吉田町で毎月開催しているイベント。そこには演者とお客さんの境目のない全員参加型の素敵な空間があった。中でもTATSUYAさんのイベント全体の雰囲気を作る力は圧巻だった。ここに集まったメンバーで8月の星空オンブーケの開催が決まった。

オンブーケvol.2。巻き込み上手のTATSUYAさん

5月

8/5のイベント打ち合わせに安曇野市小倉の温泉施設ファインビュー室山へ。小倉地区の前区長さんとファインビュー室山の支配人の方と3人。まさか昨年のイベントがこのような形で繋がっていくとは思いもしていなかっただけに大変ありがたく思える。ファインビュー室山は泉質がこれまで入った温泉の中でもトップクラスに好きで、ファインビューの名の通り景色最高、かつサウナも安曇野の水による水風呂もありと、まさに僕が喜ぶための施設と言っても言い過ぎではない。まさかの打ち合わせで宿泊ということになった。今回は関係者と打ち合わせもあったが、イベント当日の星空をシミュレートするために夜中に起きて会場まで星空の撮影に行った。しかし、広場の街灯が一晩中明るく、写真も撮れなければ星空も気持ち良く見ることができなかった。「イベントをやるには街灯を消す必要がある」それがわかっただけでも大きな収穫だった。

真夜中のファインビュー室山。天の川がはっきり写っている

井川フォトウォーク。井川ダム湖周辺、大井川鐵道井川駅より奥の廃線跡の線路を歩けるロケーションは最高だ。同行はあみちゃん・こもも。いつ約束したのかは覚えていないが「またフォトウォークに行きましょう!」が実現した形だ。あみちゃんは存在自体が僕のカメラの師匠の1人と言っても言い過ぎではない。教えを請うというよりは一緒に撮影に行くことで磨いてくれるような存在だ。モデルはこもも。安曇野帰り直行だったが疲れを感じないぐらい楽しい日だった。

かわいいかよ

Music famのみおさんがkainatsuさんの番組おかえりマルシェに出演した。活動のシーンを共有するような近しい人が崇拝するアーティストの番組に出演するのは大事件なのである。すごく緊張している風だったが、収録が始まってみるとあなたプロかいなという流暢なやりとりにただただ驚くだけだった。みおさんは感極まってすぐに泣いてしまう感受性豊か人で放送中に泣いてしまうことが予想されたが「泣いたら出禁」のネタ注意によって踏みとどまった。

おかえりマルシェ。収録時間以外も話が絶えない

妹家族に会いに広島へ。実は妹の家に行ったことがなく、今回が初訪問。リビングが広い素敵な家だった。姪っ子の運動会も見に行った。妹たちはこの土地で人生を送っているのかとイメージできるようになったのはうれしい。少し広島観光をした。もう1日泊めてもらい、早朝に家を出た。駅までの道中でズッコケ三人組の舞台の神社を見つけた。

姪っ子と妹。広島市内を案内してくれた

岡山で天文宇宙検定1級を受けた。今回の会場を岡山にした理由はInstagramで繋がったショウ君に会いたかったから。僕が天文宇宙検定1級を初めて受けたとき絶望的に難しいと感じた。「こんなもの2度と受けるかよ!」と思っていたところ、Instagramでショウ君から「天文宇宙検定1級、難しいけどがんばりましょうね!」という言葉をもらったから。小学生ががんばっているのに大人の自分が簡単に諦められるかよ、と復活して今に至る。何回受けても絶望的に難しいのは変わらないけれど、チャレンジすることが今は楽しい。そんなお礼をいつか直接伝えたくて彼が住む岡山会場を選んだ。無事会えてお礼を伝えることができた。

ショウ君早く合格しないかな〜!自分もがんばるけれど!

試験を終え、岡山駅に着くとすさまじく上手い歌が聞こえてきた。これは逸材だ!と近寄ってみたらストリートライブをやっていたAyuriちゃんだった。そりゃ上手いの当たり前だわ…。改めて彼女の歌唱力の高さを思い知った出来事となった。

岡山駅でまさかのAyuriさん

6月

焼津駅前通り商店街の日常に欠かせない顔、寺本家の壮行会。寺本家とはりゅうさんにはサウナで、あやさんにはさんかくとランニングで、そうすけ、ほだか、とうまにはけん玉で遊んでもらった。つまり寺本家の全員と少なからず交流があった。僕のような人は商店街の顔ぶれには多いはずなのだ。壮行会に集まった人の数からも見て取れる。本当に日本から旅立ったしまうのがいつまでも信じられなかった。僕も人生の節目にはこんな形になるような日々を過ごしたいと思った。この日の様子をやぎちゃんが映像にしたのだが、動画力に注目するきっかけになった。

涙あり笑いありとはこのこと

8/5に長野県安曇野市で開催するイベント「小倉室山・星と音楽の夕べ」。そのコンテンツ作りのために安曇野市の図書館に調べものをしに行きたくなった。しかしそんなことをしていると静岡からの交通費と宿泊費で収支が大きくマイナスになってしまうので、メインの予定として馨子さんのライブアートを観に安曇野へ。そのついでとした。つまりは旅行ついでに調べものなのである。ファインビュー室山の食事・休憩処の壁一面に大きく描かれるペイントは圧巻そのものだった。もはや安曇野を代表する芸術家。皆さんにも彼女の世界観にふれていただきたいと思う。そして泊まりは安曇野地球宿。さらに地球宿に馴染んだまっちさんと明日歌ちゃん。明日歌ちゃん主導で地球宿に新設予定のきんじょの本棚のミーティングに参加。また、偶然昨年宿で会ったご家族と再会。翌日は松本のベラミ人形店さんへ。松本・安曇野の独特の七夕文化の調査。夏の星空に七夕の物語は欠かせない。濃い旅行となった。

馨子さん。完成した作品もすごいよ

こもも誕生会にサプライズゲストとして招集いただく。この日の昼間はあみちゃんとデート物理的に大きな買い物の手伝い中。そんな中で急に声をかけられたのだった。2人でお花を持って合流。プレゼントにも喜んでくれたが、僕が髪をもっさりきのこから短髪にしていたことが「誰!?」ってなり、結果的にサプライズになったようだった。めでたしめでたし。

僕には花をプレゼントする文化がない

2023年前半(1〜6月)まとめ

振り返ると良く安曇野に行っていた。全体的にお声掛けいただくことが多かった印象。本当にありがたいご縁だと感じる。音楽に恵まれ、kainatsuさんは常に追っかけている。

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