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令和改元、そのとき私はVRにいた【YuNiさんの「さよなら平成カウントダウンライブ」より】

こんにちは、アラハバキです。
元号が平成から令和に変わりましたね。
皆さんは改元の瞬間、いかがお過ごしでしたか?
世の中では、徹夜で郡上踊りをして祝ったり、渋谷や道頓堀に集結してカウントダウンしていたりしたようですね。

私はといいますと……実は、VR空間で過ごしていました。
バーチャルシンガーYuNiさんの「さよなら平成カウントダウンライブ UNiON WAVE - clear -」……!

今回は、そのレポートを……とも思いましたが、すでに詳細に紹介している記事があったので、私からはライブの内容を写真を交えてざっくりと伝えた後、VRライブについての率直な感想やYuNiさんについて書きたいと思います。
詳しいライブの模様は、以下の記事を参照のこと↓↓↓

追記: VRライブのダイジェスト動画(4分間)が投稿されたので、ぜひご覧ください。

ライブの模様

まず23~24時の平成が幕を閉じる時間。
特別ゲストである天神子兎音さん、樋口楓さん、かしこまりさん、ときのそらさんが順番にYuNiさんとデュエットを組み、各ゲストの代表曲を歌いながら、新時代が幕を開ける期待感を高めてくれました。

ライブで歌われた楽曲は、YouTubeで聴けるので、ぜひどうぞ。

個人的に印象に残っていたのが、楓さんと子兎音さんが関西弁で話しているときに、間に挟まれていたYuNiさんが「せやな~」と関西弁で話を合わせていたというエピソード。
(何それ……かわいすぎる……)

そして、歌で特に印象に残ったのは、ときのそらさんとのデュエットでのDream☆Story
私も好きな曲で、終始カメラで写真を取りながら盛り上がっていたのですが、歌の途中の「ときのそらだよ」を「そらとYuNiだよ」にアレンジしてポーズをとった時、完全にハートを射抜かれました
恐らく、あのライブを見ていた全員が射抜かれていたであろう。
公然かわいい罪が、この日本になくて本当に良かったと思う。

<確かその瞬間を撮った時の写真。この時ほど、天上の星を撃ち落としてやりたいと思ったことはない>

そしてついに、待ちに待った令和への改元カウントダウン

YuNiさんが「皆とハイタッチしたい!」と言って駆け回っていたのを微笑ましく見守っていたのですが、「あ、ヤベ」というセリフと共にYuNiさんが突然消滅。
(え……?もしかしてトラブル……?)とも思ったが、たぶんそういう演出だったのだろう…………でも、YuNiさんなら本当にやりそう(超失礼)

その後、0~1時の令和の幕開けは、YuNiさんのオリジナル楽曲で盛大に盛り上がりました。
以下、歌われた楽曲のリスト。YouTubeにアップされているものもあるので、聞いたことがない方はぜひ聞いてみてください。

・Destination(劇場アニメ「LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-」の挿入歌)
・花は幻
・ジレンマ
・Winter Berry
・Write My Voice
・ウタオウヨ、ウタオウヨ
・透明声彩

少し長くなりますが、ライブ中の写真です。

<「変身!」と叫んで仮面ライダーに変身しそうなYuNiさん>

<セクシーポーズをとっているように見えるYuNiさん>

<個人的ベストショット>

<囚われのYuNi姫(に見える)>

<天使>

<空中を飛ぶ台座の上で歌うYuNiさん>

<もう終わりかと思いきや、最後にデビューシングルである「透明声彩」と共に登場>

VRライブは”映える”

さて、ここからは率直にVRライブそのものの感想を書いていこうと思う。
まず、席という概念がないので、好きな位置で見ることができる
何なら立ってみようが、座ってみようが、どちらでもOK。(実際、トークの場面だけ、私は椅子に座っていた)
なので、誰もがベストポジションで出演者を見ることができる。
途中、子兎音さんがこっちをずっと見ているように感じて、びっくりしながらも撮影ボタンを連打していた。
これは勘違いオタクが続出すること必至である。

そして、これが一番の特徴だが、現実では味わえないエフェクトや演出が何より素晴らしかった。
これは言葉でどう言い表しても、あまり伝わらないと思うので、写真を見て感じていただければと思う。
しかし、これだけは言わせてもらおう。
花びらが舞う中で歌うYuNiさんは可憐だった。

そして、個人的に一番驚いたのだが、clusterで使える写真機能が便利!
ズームはもちろんのこと、自撮り的に撮ることもでき、かつ綺麗な写真が撮れるのだ。
思い出として残しておけるし、SNSに投稿する画像としても使える。
そして何より、YuNiさん自身が美人なので(重要)、素人の私が撮った写真でも絵になる。
SNS映え間違いなし。
決定的な瞬間を写真に収めた時の興奮はひとしおである。
もはやインスタ女子を笑うことはできない。

<ライブ終了後に、自撮り風に出演者との写真を撮れたということに気づき、絶望しながらも最後にとりあえず撮っておくアラハバキ氏>

周りと語り合えないのは寂しい

今回のライブは、観客のマイク音声はOFFになっていたため、YuNiさんを始めとした出演者の声のみだった。
なので、ライブ特有の歓声やコールといった盛り上がり、周りと人たちと語り合うという点では、まだまだリアルのライブには敵わないなという印象だった。

理由は恐らくあるのだろう。
処理の負荷が大きくなってしまう、ライブの進行に邪魔が入らないように、etc...。
clusterの代表である加藤直人さん(通称しゃちょー by くらすたーちゃん)のツイートによれば、技術的な問題らしく、今後の改善への意欲が感じられる。

今後どのように進化していくのか楽しみである。

「バーチャル空間で改元を祝うこと」が日常になった衝撃

4/30から5/1までの改元で私が驚いたことは、お年寄りから若い人まで、一般庶民が平成から令和への改元は盛大に祝うべきであると感じ、そして大盛り上がりしていたことだった。
今回のVRライブについては特に。
普通、新しい技術とか流行に乗る人は、それまでの習慣や文化を批判しておけばかっこいいと思っていたりするものだ。
戦後の歴史然り、ネットやアニメの歴史然り。
だからこそ、”すんなりと”改元祝いのライブを発表し、VRという最新技術に接している人たちが”すんなりと”受け入れ、盛り上がり、そして、”すんなりと”終わっていくという流れが、個人的には驚きだった。
それは、現代の日本人の「とにかく面白ければ全て良し!」の精神ゆえかもしれないし、日本人のお祭り好きとしての性分がVRライブと相性がいいというのもあったのかもしれない。
兎にも角にも、VRが日常に溶け込みつつあるのだなあ……と思うと感慨深い。

「ご存知ないのですか!? 超時空Vsinger、YuNiちゃんです!」

ここからはYuNiさんのお話です。
YuNiさんはバーチャルシンガー(Vsinger)を名乗っている通り、歌をメインに活動しており、自身のYouTubeチャンネルでも歌の動画をメインに投稿しています。

今になって考えてみれば、そうした活動方針を選択することは、当時としては相当ハイリスクな選択だったよなぁと思います。

当時VTuberとして活躍している人は、ゲーム実況や笑える漫才やコントのような動画がメインで、歌ってみた動画はサブとして出すものという印象がまだ強かったように思います。
それに加えて、もしも視聴者にとって歌がとことん合わなかったら、離れていってしまいますし、一歩間違えれば泡沫のように消えていくこともあったかもしれません。

そうした中でチャンネル登録者27万人を獲得し、オリジナル楽曲を多く出すことになったのは、YuNiさん本人の実力と、それを支える乙女丸さんたちスタッフの尽力があったからこそでしょう。
なので、私はYuNiさん自身も最初からプロ並みの実力があるのだと思っていたのですが、必ずしもそういうわけではなかったようです。

これは本人がライブ中に語っていたことですが、機材の使い方やMIXの仕方も分からないところから始めて、家で1人で録っていたこともあったとか。
天才といえども、裏に努力あり。
そうした状態から大活躍するに至り、スターダムへ駆け上がっていくのですから、これからどんな活躍をしていくのか楽しみで仕方ありません。

いつの日か、昔ツイートした以下のセリフを言える時を心待ちにしながら、令和の時代を活躍していくYuNiさんを、これからも応援していきたいと思います。

おまけ(ライブ終了後の様子)


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