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少年合唱団が好きすぎて一般社団法人を設立してみた話

好きすぎて作ってしまった話


バーチャル少年合唱団の先生です

どうも。バーチャル少年合唱団の先生Pです。
じつは今年に入り、一般社団法人を設立してみたのでその過程を記したいと思う。なぜこんな話になってしまったかというと一言。「少年合唱団に心が囚われてしまったから」にほかならない。

今回の一般社団法人の設立は、全部一人で行った。難しくはあったが、とても無理というほどではない。その過程をさっくりと紹介していく。

一般社団法人を設立するには、以下の手順が必要

  1. 準備 まず、設立する一般社団法人の目的を明確に定め、事業計画や財源の確保など、具体的な計画を策定します。また、役員や理事を決定し、定款を作成します。

  2. 定款作成 定款とは、一般社団法人の設立に必要な規約のことです。設立する一般社団法人の目的や事業内容、会員の資格や権利など、詳細な事項を記載する必要があります。そのほかに公証役場にて定款の認証作業が必要です。

  3. 役員の任命 一般社団法人を設立するには、理事や監事などの役員を任命する必要があります。任命される役員には、適格性が求められます。

  4. 活動資金の預託 一般社団法人を設立するには、活動資金を預託する必要があります。活動資金は、一般的に法人口座に預託され、設立後は一般社団法人の運営費などに使われます。

  5. 法務局への申請 定款や役員の任命などの書類をまとめて、所在地にある法務局に申請します。申請には、所定の申請書や必要書類、手数料が必要です。

  6. 設立登記 法務局で申請した書類が審査を通過し、登記が完了すると、一般社団法人が設立されます。登記が完了したら、法人印を作成し、法人口座を開設する必要があります。

一般社団法人の場合、かかる費用は全部自分一人でやったら11万円程度。

一般社団法人日本少年合唱協会の設立


一般社団法人日本少年合唱協会

ということで、設立した団体が「一般社団法人日本少年合唱協会」。はっきり言って、日本の少年合唱団を代表するような名称だが、そんな意図はないのであしからず。
海外から見て「Japan Boys Choir Assciation」という名称が、日本を代表する団体に見えるから、というのが大きな理由。
日本の合唱団との企画は、相手側の都合もあるだろうし難しいと思う。

しばらくの目標は、海外の少年合唱団やボーイソプラノソリストの招聘を主な業務として行っていこうと思っている。

将来的にやりたいこと

せっかくこんな法人を作ったのだから、もっと日本の子供たちと海外の招聘アーティストとの国際交流を積極的に行いたいと思っている。
一緒の舞台で歌ったりすれば、日本の子供たちにも得難い経験となるはずだと思う。

後は「日本ボーイソプラノコンテスト」の主催もできたらなと思う。
が、これはそもそも、声楽きちんと習っている子がどれだけいるのか不明だし、主催して会場を用意したとしても、申し込んでくれる子がいなければ、話にならないので難しいと思う。

一番の問題点は資金面

通常の会社でも同じように、一般社団法人を運営する上で最も直面する問題点は、資金面。組織を運営するためには、人件費や事務費、広報費、活動費など、多岐にわたる経費が必要となる。
しかしながら、当一般社団法人少年合唱協会は資金がない。もちろん今回の設立資金も運営費も自腹だ。全額自分の貯金から法人へ「基金」という形で搬出している。
設立したばかりでスポンサー等も期待できないだろう。

もちろん今期の役員報酬は0円。この法人は代表自身の人件費を計上せず、さらに業務の一切を自分自身でやることで大幅な経費削減を行っている。
おそらく、日本で一番安く海外の少年合唱団を呼べる人間だと自負している。

実際に海外の少年合唱団を招聘してみた

カーディナル ヴォーン スコラ カントラム 2023年来日公演

とまあ、色々な縁があってイギリスにある少年合唱団、カーディナル ヴォーン スコラ カントラム 2023年来日公演を行う運びとなった。

今回はここまでで、次回は実際にどんな流れで、コンサートを開く流れになったのかを説明したいと思う。


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