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#135 世界一標高が高い首都「ラ・パス」へ!🇧🇴

10/28 ミニバス移動🚌
10/29 チケット購入、日曜ロドリゲス市場
10/30 魔女市場、リナレス通り
🧙‍♀️

ホテルの朝食を食べて、チェックアウトの11時に街の中心へ。今日はボリビアの実質的な首都ラパスに向かう。
「ラパス!ラパス!」
と客を呼び込んでいるのですぐにわかる。ミニバスで25ボリ(546円)、3時間ほどで到着するらしい。14人集まると出発するようだ。水を買い込み20分ほど待って、ミニバスは出発した。大きい荷物は荷台に積まれる。チチカカ湖沿いの高台に沿ってバスは進んでいく。

ラパス行きミニバス
コパカバナ中心
ラパスまで25ボリ!安い!

チチカカ湖の大きさに圧倒される。この規模の湖が標高3800m地点にあるなんぞとても信じられない。湖沿いで生活する人々の基盤であり、なくてはならないものだということがよく分かった。標高が高く森林限界なのか、草と岩しか無い大地をカーブしながら車は進んでいく。

荒野を進んでいく!
チチカカ湖
空気が薄い

一時間走ったところで急に「行くよ!降りて」と言われる。(...どこに?)
何かと思えば湖が行手を遮っており、車が船の上に乗って対岸へと渡されている。ここはティキナという場所だ。大型バスすらも平たい船上に乗れられていて湖を横切っている。これは面白い。しかしまた橋をかけられない理由があるのだろうかとも思う。
人は渡し船で対岸へと行くようだ。料金は2ボリ(43円)。車が湖を行く写真を撮っていたら、自分と同じ乗客はすでに向こう岸へ渡ってしまっていた。そして自分の前に大型バスの乗客が割り込み、次発の渡し船に乗ることになってしまった。この渡し船は10人揃わないと発進しないようで、少し待たされた。「置いてかれやしないだろうか」という不安を抱きつつも、目の前にもっと焦っている女の子2人がいたので彼女たちよりは何とかなるだろうとも思った。10人集まったところで船は出発した。対岸までは3分ほどである。バスは待ってくれていた。そこからは平らな道で湖沿いに点在している簡素な家屋や牛やロバを右手に見ながら走る。左手には標高5000mはありそうな雪山が鎮座している。

渡し船!
人間はこのボートで渡る
一回2ボリ
少し待って発進!!
水は綺麗✨
大型車も水の上
のどか〜
雪山も見えてくる

ラパスにはいつのまにか到達していると言った感じだった。この高台の辺りは「エル・アルト」と呼ばれ、比較的貧しい層が居住している。市場も開かれており人口密度の高さが分かる。そこからは雑多な街中を通り、坂道を降りていく。一瞬ラパスの全景が見えたがすり鉢状のすごく大きな首都だということが理解できる。エル・アルトの中間でバスは停まった。どうやらここが終点のようだ。運転手にお礼を言ってトイレを済ましてから本日のホステルへと坂を降りていった。すごい人の数である。コパカバナの田舎からやって来たので余計雑多に思える。途中リナレス通りと呼ばれている通りに差し掛かり、露店にアルパカの子どものミイラが吊るされているのをみて驚いた。漢方薬にでもなるのかしら。もしくは魔除けか。いずれにしてもすごい風習だ。

エルアルトの市場
アルパカミイラ
ラパス全景
宿到着
リナレス通り

ホステルにチェックインした後、有名な「メルカド・ランサ」で10ボリ(217円)の定食を食べて腹拵えしたあと、歴史地区にある公園「プラザ・ムリリョ」やボリビアいち美しい通り「ハエン通り」を見学してから宿に戻った。

プラザムリリョ
多くの人の憩いの場
ハエン通り

翌日は日曜日だった。ホステルの朝食を頂いた後、午前中にラパスのバスターミナルでウユニ行きのバスチケットを60ボリ(1307円)で購入した。大きなバスターミナルで、会社によっては70ボリや100ボリといった金額もあったので要確認である。標高が4000m超えているため坂道が辛い。休憩がてら自分に甘えておばあちゃんが売ってた100%オレンジジュースを5ボリを買ってみた。ボリビアのオレンジはムイデュルセ(甘くて美味い)。

バスタ内
この会社に決定!
ラパスバスターミナル
オレンジジュース🍹

その足でロドリゲス市場に向かってみた。今日は日曜日なので露店市場が多く開かれているのだ庶民の味方の価格で嬉しい。ここでみかんを5つ買い、近くのスーパーでシャンプーと洗顔を購入した。チャンチートという肉を油で揚げた食べ物が美味しいというので夕食に食べた。

ロドリゲス市場
賑わい最高
ラパスはロープウェイがある。メデジンに似ている
甘かった!
ウミタス
チャンチート

3日目、今日は夜行バスでウユニ塩湖に向かう日だが、午前中はリナレス通りや魔女市場と言われる通りで買い物をした。歩くだけでも楽しいのだが、折角なのでアルパカ製品が欲しいと思い立ち、おばあちゃんが経営しているTienda de ropa (服屋さん)に入った。アルパカポンチョが鮮やかで、肌触りも良く格好良かったので買う決心をした。ここからディスカウント交渉に入る。「2着買うから、20ボリ安くしてくれない?」
ディスカウントのし過ぎは南米最貧国ボリビア経済の助けにならないのであまりしたくは無いのだが、一着10ボリの値下げなら妥当だろう。おばあちゃんは悩んでから、「値下げは10ボリまで」という。これで決着は出来ない。
「んー、じゃあ4着買うから40ボリの値下げは?」
おばあちゃんはまた頭で計算し出し、「(値下げは)30ボリ」という。
「30か...そうかー...」
自分が決断を引き延ばしていると、この大口客を逃してはいけないとおばあちゃんは思ったのか、
「分かった、40でいいわよ。」といってくれ、交渉成立した。カードで支払いし、ありがとうとお礼を言って店を後にした。いい買い物ができたと思う。

リナレス通り
観光客で賑わっている
アルパカやリャマのミイラ
インパクト大

22時発のバスに間に合うようにホステルを出た。バスの座席は一番前なので眺めは良いが、まさかのシートベルトが無かった。バスが衝突したら真っ先に死ぬ可能性があるのは自分だ。幸いリクライニングを180°に出来たので頭を打つ心配はないだろう。ウユニ塩湖まで片道8時間。着いてすぐ行動出来るよう、深く眠りについた。

夜のラパスターミナル
いざウユニ塩湖へ!
一番前

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