#196 サンクリストバルからカンクンへ!24時間のバス移動!🚌
2/13 さらばサンクリ/バス会社でチケット購入/不味いタマレス/カンクン到着
7:30に起床し、シャワーを浴びる。朝散歩を30分してから荷物をまとめた。今日は4泊したサンクリストバルを発ち、バスで20時間以上かけてユカタン半島のリゾート地カンクンへと向かう。
9:20にホステルをチェックアウトして、カンクン行きの長距離バスが出るサンクリ南の大通りまで行き、昨日から吟味していたバス会社へチケットを購入しにいく。
ちなみに昨日のうちに大通りにあるたくさんのバス会社をしらみ潰しにあたって、一番安く、一番所要時間が少ないバス会社を探そうとした。最安値だと1000P(8745円)だった。
コロナ前は550Pで購入できたというブログがあったし、ディスカウント交渉必須と書いてあったので、自分も「もっと安いチケットはありませんか?」と確認してみたりしたのだが、やはり1000Pがボトムの値段だという。
そして今日、目星をつけていたバス会社に来てみたのだが、昨日自分が聞き違えたのか、実際は100P(874円)高い1100P(9620円)だったのでこれには少々狼狽したが、今さら言っても始まらない。大人しく現金で支払った。車内で食べるクッキーを買い込んで長旅に備えた。
バスは10:30に出ると書いてあったが、結局は11:13に出発した。時間のルーズさは中米らしい。乗客は17人ほどだった。座席の指定はないようだ。シートによって座り心地の良い席と悪い席があったので、しっかりと吟味してから座った。何たって今日はほぼ1日中バスの中なのだから。バスはサンクリの街を離れた。中米の道路にはスピード超過防止のスピードバンプがやたらと多くあり、それに差し掛かるたびにバスは徐行になり上下に揺れるのでうざったい。
14:19、オコシンゴの町に到着するとさらに多くの乗客が乗り込んできて、ほぼ満席の状態になった。そして間も無くすると一回目のトイレ休憩になった。400mlくらいの大手飲料メーカーの「飲むヨーグルト」を見つけ、値段を問うと「25P(220円だよ)」というので買い足した。
18:20、パレンケのガソリンスタンドで再度トイレ休憩。ちなみにトイレはどこも有料で5から10P(45〜90円)をコインで払う必要がある。
あとはひたすらバスの車内で時間を潰すだけだ。
0:15、パブロガルシアの町で再度トイレ休憩。
キンタナロー・バカラル停車。
6:55、ウ・マイでトイレ休憩。
朝食としてパンやトルティーヤが売られていた。自分はアルミホイルに包まれたタマレスを40P(349円)で買ってみたが、味がせず美味しくなかった。残念。
8:50、トゥルムに到着した。この町にはグランセノーテと呼ばれる泉や、有名なトゥルム遺跡があり少し滞在してみたい気もしたのだが、旅程がタイトになってきているので今回は素通りすることにした。乗客の何人かを下ろして9:13、トゥルムのバス停を発車した。
ちなみにサンクリストバルとカンクンの間には1時間の時差があり、一時間早まった。
11:52、ようやくカンクン北側のバスターミナルに到着した。サンクリを出発してから24時間かかった。このバス停から今日の宿までは少々離れていたが、歩ける距離なので歩いて行く。カンクンは随分と都会の雰囲気だ。メイン通りを歩いていると、日焼けをしていない若い日本人もちらほら見かけた。日本の大学生は春休みの真っ只中だろう。卒業旅行としてやってきているに違いない。
今日のホステルは「La Luz Hostel Cancún 」チェックインは本来15時からだが、もうすでに用意してくれているとのことで特別に部屋に通してもらった。ありがたい。
着くや否や、体調を崩してしまった。旅も最終盤だというのに全く情けない。
体力が落ちている所為もあろう。その責任は全て自分に帰すということも分かっている。旅中に筋トレや少し走ることも十分にできた。にも関わらずそれをしなかったのは、ひとえに堕落し切った意思の弱さによるものである。
たった24時間のバス移動で体調を崩してしまったことにも愕然とするばかりだ。
あと5年若ければ何のことは無かったに違いない。「老い」というものは何もせずにいると加速度的に進行してしまうらしい。
とにかくこの日はスーパーで買い物だけしてホステルでゆっくりしておくことにした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?