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アイボウ突契約(中間煌臨不採用型)

はじめに

 どうも、bakasaです。今回はタイトル通りアイボウです。今回はチームシーガルの島崎さくらと共同で構築したものです。プレミアムカードセットのカードを使用した突契約で、主流である輝石抜きのデッキタイプとは違う面白さがある為、是非読んでいってください。
 早速解説に入っていく。

デッキレシピ

 レシピは以下の通り。島崎さくらと構築したもので、確定枠は変わらないものの多少リストが変わる為、僕と島崎さくらのリストを合わせて2種類サンプルレシピとして載せておく(デッキ解説はbakasaの方をメインに解説していく)。

デッキレシピ bakasa
デッキレシピ 島崎さくら

 今回は上に乗せる中間煌臨を不採用としている。そこら辺も含めてカード解説に移る。

採用カード解説

テッペンバディアイボウ

WINNERはもう取りましたでしょうか。僕は取りました。

 契約スピリット。デッキの核となる上、ドローソースになる。カウントを増やす効果はターン1同名だが、ドローの効果はアイボウの数だけ使えるので、3枚確定で入れている。

龍皇ジークフリードXV

出世した主人公カード。これが一番強い。

 フィニッシャーその1。メイン煌臨が可能であり、龍皇覚醒は煌臨中でなくとも使用可能。
ライフ貫通効果は、ゼロカウンターやバトルで破壊しても使うことができる。

頂点龍皇ジークフリード・ゼニス

フラッシュで後出しできるのバグじゃないか?

 フィニッシャーその2。メイン煌臨が不可能であるものの、フラッシュでの除去からライフ貫通、耐性付与まで強い効果が多すぎる。
カウント8以上であれば強いが、カウント7以下で着地しても強いとは言い難い。その為、2枚採用としている。

エンシェントドラゴン・フェブラーニ

言わずもがな

 0コストドローソース兼ネク割り。デッキタイプとして、いつでもカウントを増やすことができるので好きなタイミングでドローに使うことができる。 コストも8であるので、ガブルシャックを耐える際に残しておくとブロッカーとして残りやすい。

EVANGELION Mark.06 ‐カシウスの槍‐

フラッシュで引いてきて使うことができるカード。言うまでもなく強い。

 ぼくは採用していないが、島崎さくらのリストで採用されている為紹介させていただく。採用不採用は割れると思うが、使用する価値のあるカードである。
 蒼波だけでなく、他のデッキに対する召喚時メタであり、現状だとあまり役割がはっきりしないものの、お手軽阻害札となり得る。アイボウ単体でいるときにレベルを下げながら召喚できると、受けの突破覚醒で1枚ドローすることができ、手札消費が±0になる。

マグマンモス

こいつも強い。気づいたらカウント6になってる。

 カウント増加カード。これが絡むだけで一気にカウントが増える為、ゲームが速くなる上、面処理、コア回収とかなり強い。最速で先2でC6を達成することで、XVで盤面制圧したりゼニスの受けを構えたりすることができる。この構築は中間煌臨が採用されていない為、カウントを早めに6に到達させる必要がある。その役割を担うのがこのカードである。勿論3投する。

三賢神 ラルヴァンダード

強すぎる汎用。高すぎて3枚しか買えていない。

 ドロソ兼コアブ。だけでなく、ハンド保護やライフ貫通効果も持ち合わせている。このカードには小技が多く、それを知っているか知らないかでゲームが変わることもしばしば。3枚確定で採用。小技は後程紹介する。

突破刀バトル・セイヴァー

舐めプしてきたジャバドをシバく。

 ドロソ、盤面処理、ネイチャーフォース、打点増加、どの役割を取っても強い。このブレイヴは必ずゲームに絡めたい為、3投確定。

溶岩海のエデラ砦

カウント増加、面処理、ドロー枚数増加。全部強い。

 緋炎ネクサス。カウント盛り兼ドロー枚数増加の役割を担う。緋炎ネクサスである為、アイボウが処理されたとしてもフラッシュでカウントを盛ることができる。

6つの輝石

素でアレックス絶甲ケアできるのバグすぎ。

 緋炎ネクサスその2。アタステ終了メタを内蔵しており、これ1枚で相手の絶甲零障氷刃を無効にすることが可能である。
カウントを盛ることができないものの、2コア回収+1ドローとなるカードであり、コア回収は重複する為、2枚配置して4コア回収という動きをすることもある。
 現在主流のガルデバルナと違い、序盤から配置して足場となることがとても大きく、ゲームに1枚は絡めたいカードである為、3枚採用している。

15の赤輝石

カウントが1盛れるの本当に偉い

 緋炎ネクサスその3。カウント盛りが可能であることと、先1ジャバドとかいう舐めプをしてきた獄契約にミラージュ効果を使って後悔させることができる。先に貼ったレーザーボレーを回収したり、メインで無理矢理カウントを6に盛る役割を担ったりでき、フェブラーニやラルヴァンの起動に使えるとても優秀なカード。テキスト量の少なさ故に、上の2つのネクサスよりも優先度は低くなるが、初動としての優秀な1枚であることから3枚採用としている。島崎さくらのリストでは不採用になっている。

フォースブライトドロー

違うイラストも好き。

 2コスト3枚ドロー。1枚が3枚になるカードである為、文句なしで強い。メインで使えるドローソースである。文句なしの3枚採用。

ニューダブルドロー

このBSロゴがついてない裏向きカード大好き。

 2コスト2枚ドロー。アイボウ蘇生札。この構築だと足場が多く、アイボウを蘇生させる上でも2コストで蘇生させられる。
 煌臨での復帰と違い、2コストというものが重く感じるかもしれないが、そこは問題ない。6つの輝石の2コア回収やマグマンモスのコア回収効果と合わせられることが寧ろ大切であり、アタックステップに2コア以上トラッシュにあることで更に1枚手札が増えることに繋がる。
 また煌臨での復帰と違い、ソウルコアを使わない復帰手段である為、ゼニスの受け煌臨やアタック中のフラッシュ煌臨、後述する頼れる相棒といったソウルコアを使う強い動きをチラつかせながら戦うことができる。

レーザーボレー

これが一番かわいい。

 マジック打消し、面処理、メタネクサス破壊。どの使い方をしても強く使える。6つの輝石でアタステ終了メタを持っているので、白晶防壁のみをケアするだけで良い。6つの輝石+レーザーボレーでほとんどの対面で確定リーサルを出すことが可能。役割が多く、リーサルにも絡むカードである為、2枚採用としている。雑にネク破壊カードとして使える点を評価し、島崎さくらは3枚採用としている。

頼れる相棒

一回使ってみて欲しい。マジで強いから。

 全く注目されていないが、このカードはマジで強い。手札保護がついている上に、破壊範囲がBP25000以下であるのは破格すぎる。レベル2ガブル、レベル1ケーニッヒを破壊できる。破壊体数もアイボウを出せば出すだけ使うことができる為、終盤は1枚で3面処理なんてこともよくある。
また、相手のターン中にXVを煌臨することが可能になる手段であり、龍皇覚醒と合わせると実質0コストで打つこともできる。
 そしてこのカード、フラッシュで除去を合わせながらアイボウを復帰させる手段の1つにもなることができる。足場を多く採用している為、使い勝手も良く、使っていない方には是非使って欲しい。
 後程解説する蒼波対面で重宝するカードであり、雑多に対する対応力も高いカードであるが、初手でジャムることを恐れ2枚の採用が丸いと見た。環境によっては3枚採用しても良いだろう。

零ノ障壁

この薔薇になってるところめっちゃいい。

 獄契約に対するメタカード。受けで出てきたヌーヴェルに当ててXVでライフ貫通するという、攻めのカードとしても使うことができる。獄対面では中盤に絡むと強いので2枚採用していた時期もあったが、リーサルで絡めば良い為1枚のみの採用となっている。

氷刃血解

シクのA面の方が好き。

 序盤は価値の高い防御札であり、カウントも盛ってくれる。序盤は重宝するカードではあるが、中盤以降は白晶防壁と比べて使いにくさが目立つ為、2枚採用としている。

白晶防壁

精神安定剤

 中盤以降確定耐えの防御札となる。獄蒼どちらに対しても有効で、ゼニスと合わせるとライフが減らずにターンが返ってくるなんてこともある。また、ラルヴァンやバラガンといった白シンボル要員も組み込まれている為、軽減がしやすく、雑に打点増加にも使うことができる。

不採用カード解説

 続いて不採用カードの解説に入っていく。主に汎用や中間煌臨についての解説をしていく。

ローターブレーダー・ガット
ベテランドラゴファイター

リーグではありがとうね。
ビギナートカゲパンチャー

 アイボウが魂状態になった後でも煌臨可能な復帰手段。バトルセイヴァーと合わせると3ドローが可能であり、悪くない性能はしている。しかし、これを復帰札として使っても単体性能では1枚ドローにしかならない、ましてやニューダブルドローでアイボウを復帰させられるのにわざわざソウルコアを使って蘇生するのは勿体ない。他の構築でもこれがベストな復帰札とは言い難いように感じた。
 それなら、いっそのこと抜いてしまおう。という魂胆だ。
  
 ベテランドラゴファイターも同様の理由で不採用としている。

翼獣龍 ガルデ・バルナ

強いんだけれども…

 ソウルコアを使わずにアタステ終了メタを手打ちできる優秀な1枚。しかし、今回は足場に6つの輝石を3投しており、ほぼ必ずゲームに絡む為、不採用としている。

審判蛇ツイノムシバミ


ガットでは使えた

 このカードを入れたいのは山々だが、ドローソースは間に合っている為、そこまで必要性を感じなかった。

ダークタワー

なんでリーグのときに来ないんじゃワレぇ

 赤紫ならよく採用されるメタネクサス。強いのだが、今回は頼れる相棒との噛み合いが悪い事や、単純に受け煌臨のゼニスの択がなくなってしまうことから不採用としている。
 中間煌臨を採用しているデッキなら、大いに採用する価値があるだろう。

赤の世界

実は好きじゃないカード。パワーで押し切ってる感じがして…

 強い。制限カードの強さを知らない訳ではない。しかし、このデッキはカウントが光より速く増えるので、後から引いてもゲームに介入する余地がない。足場にするならより適したカードが存在している為、今回は不採用としている。

基本的な立ち回り

序盤
 緋炎ネクサスで足場を固めながら、カウント増加カード(エデラ、15の赤輝石、マグマンモス)でカウントを盛っていく。この際、マグマンモスでコアを置く先を確保する必要がある。アイボウがいなくても、マンモスで置く先の緋炎ネクサスを多く採用している理由付けができた。

中盤
 カウントを5にできれば、相手のターンでカウント6を達成でき、ゼニス受けがチラつかせられる。また、このデッキでは、頼れる相棒を利用して相手ターンにXVを煌臨させることも可能であり、龍皇覚醒でコアブしながら次のターンが返ってくる動きも取ることができる。

終盤
 カウント6になればドロー加速が可能で、ドローソースを連打した後バトルセイヴァーで回収するターンが作れる。更に、マグマンモスと6つの輝石で合計7コア回収可能なので、そのコア個数分は回収後も動くことができる。
 リーサルプランとしては、ジークフリードXVを煌臨した状態でゼニスとレザボを抱えながら殴り進めるリーサルを取っていく。
 ゼニスは先出しするのではなく、相手が防御札をある程度吐いた後に除去と2点貫通を安全に飛ばしに行く。

さいごに

 いかがだったでしょうか。今回は中間煌臨を不採用ということで、あまり見たことのない構築になっていましたが、試すだけなら無料ですので一度騙されたと思って使ってみて欲しいです。
 今回の構築について、「こんなカード高くて使えない!」「せっかく試したいのに店舗予選で使えないじゃないか!」という声が上がるかもしれません。
 そんな方には是非10/21、10/22に連日開催するときはるCSODA杯で試して頂きたいです。この非公認大会では、秋葉原限定発売のプレミアムカードセットのカードをプロキシとして貸し出ししており、カードを持っていない方でも使うことができます。是非ご参加ください。

 というわけで宣伝も終わったので、これにてデッキ解説を終わろうと思います。「このnoteが良かった」「このデッキを使ってみたくなった」という方は、投げ銭を頂けると泣いて喜びます。
    今回はガイガンとかいうデッキのnoteを書いたせいでネタデッキのストックがなくなってしまったということもあり、「小技・雑学」と「対面知識」(今後更新があれば追記も)を投げ銭部分に載せさせて頂きます。
 それでは、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。またのnoteをご期待ください。

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