めっちゃ暑くなってきましたねぇ…。というわけで、バチャみて2期の脚本担当、アキでございます。

早速、制作秘話…を話す前に、Youtube及びニコニコで公開されたPVについて少々お話しします。PV01が公開されてから1ヵ月経ちましたが、思ったより反響があってびっくりしました。PVを公開しても、せいぜい視聴回数2桁とか、ツイッターだといいねが1桁が限界だろうと思っていたもので…。結果が視聴回数3桁といいね・リツイート数ともに3桁達成です。マジですか…。(え？視聴回数3桁は少ないだろって？うるせぇ！)

ちなみにPV01の内容ですが、キズナアイさんの誕生日(6/30)に間に合わせるためにたった数日で作った突貫工事の動画だったので多少クオリティ低いのは…ｻｰｾﾝ。

今回の制作秘話は、主人公「天海 陸斗(あまみ りくと)」さんについてのお話です。誰も知らないVtuberが主人公となるバチャみて2期。彼を主人公にした理由とは…。

バチャみて2期の主人公はできるだけ知名度がないVtuberを起用したかった

バチャみて2期の脚本を書く際に、自分は1期との差別化を図るために主人公を1人だけ決めることから始めました。(1期はそもそも主人公がいませんでしたからね。まあ無理矢理当てはめるならミライアカリさん達6人が当てはまるでしょうか…？)
しかし、たくさんいる有名なVtuberから、1人だけを主人公として選ぶことはできませんでした。自分の描いたストーリー上、どうしても有名Vtuberを主人公にするわけにはいかなくなったんです。

そこで、有名Vtuberとは一切関わりがない、無名のVtuber1人を主人公として起用することを決めたんです。出来るだけ知名度が低くて、なおかつオファーを受けてくれそうなVtuberを探しました。その時、オファーを受けてくれたのが陸斗さんです。こんな企画に主人公として参加してくれた陸斗さんには本当に感謝してます。いや、もう本当にありがとうございます…。

なお、この企画の為だけに有名Vtuberを呼んで声を録ってもらう度胸はありませんでした。そもそも「バーチャルさんはみている 2期」ってワードだけで一瞬で断られそうですし。…まあ、ぶっちゃけ一番の原因は予算がないことなんですけどね。
…という訳で、3Dモデルは配布されている公式モデルとかユーザーが作ったモデルとかが混ざってます。そして声は主人公である陸斗さん以外は全員合成音声です。ここら辺は妥協せざるを得ませんでした。ﾕﾙｼﾃ

主人公・天海陸斗さんについて

さて、ここからは天海陸斗さんについて紹介します。外見は、黒髪で特徴のない顔と服装。なんか、全然Vtuberっぽくありません。現代を舞台にしたゲームとかのモブにいそうなデザインです。(※陸斗さん自身も見た目がモブっぽいと自覚してるようでs…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ)

しかしこれには、1期は派手な見た目が印象的なVtuber6人が実質的な主役でしたが、2期は地味な男性Vtuberを主人公にすることによって、1期との対比を狙っているという理由があります。Vtuberは見た目が派手じゃなけりゃダメなんてことはないですからね。

まあ見た目がここまで地味だとFF12のヴァンとかゴッドイーター無印の主人公レベルで影が薄くなる心配もあるでしょうが、ちゃんと主人公してるので安心してください。…主人公してるはず。うん。

1期との対比を狙ってストーリーを重視

1期にストーリーもクソもなかった分、2期はとにかくストーリーを重視したので、設定が重めになってしまいました。

ただし、2期は全編通してシリアスという訳ではありません。ちゃんとギャグ要素もありますよ。肝心のギャグ要素が面白くないと感じたら…「1期よりマシ…1期よりマシだ…」と心の中で念じると気持ちが楽になるかもしれません。多分、恐らく、きっと…。

さて、次回は「予算がない中でどうやってバチャみて2期を作ったのか」についてお話しします。質問も受け付けてますのでどんどん送ってくださいね。なんなら「好きなゲームは何ですか？」的な質問でもいいですよ。
https://marshmallow-qa.com/vacha_aki

それでは、次回の制作秘話もお楽しみに。