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毎年11月の楽しみだった写真の祭典

皆さんはパリ・フォトをご存知でしょうか?パリフォトとは、毎年11月にパリのグランパレで開催される国際的な写真のフェアです。

私は写真を撮るので2013年から毎年見に行っていました。2015年は忘れもしない、ちょうどパリ同時多発テロが起こった時で、私はホテルの部屋でテレビを見ながら晩ご飯を食べていました。

そしてロンドンの友人からのメッセージで、パリの街で大変な事が起きている事を知ります。次の日にパリ・フォトに行く予定だったのですが、パリが閉鎖されたと聞き次の日にユーロスターの 便を早めてロンドンに戻りました。もちろんパリ・フォトもすぐにキャンセルになりました。

話がそれましたが、私がパリ・フォトに行けなかったのはその2015年と昨年のコロナパンデミックでキャンセルになった二回です。

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それくらい毎年パリフォトに行くのが楽しみでした。世界中から色々なギャラリーや出版社がそれは沢山ブースを出して、一日かけても見きれないほどです。日本からも結構出展されています。

写真家のトークやサイン会などのイベントも充実しています。普段は決してお目にかかれない大物写真家に会えたりするのです。

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これはマグナムの写真家ジム・ゴールドバーグが、私の買った彼の写真集にコラージュとサインをしてくれています。

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こちらはマグナムの写真家アレックソスのトークです。ジム・ゴールドバーグもそばで見ているという超豪華なひと時でした。

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そして伝説の写真家エリオット・アーウィットのサイン会もありました。私はいただきませんでしたが、さすが長い行列でした。

パリフォトは11月のだいたい二週目くらいの木曜日から日曜日まで開催されます。一回の入場券で一日しか入れません。私はいつもあらかじめトークやサイン会の日程をチェックしておいて、お目当ての写真家が来場する日を選びます。

ランチも食べる暇がないほど歩き回るのでとても疲れますが、楽しい事の方が比重が多くまた行ってしまいます。

今年2021年は今の所11月11日から14日まで開催予定になっています。しかし昨日からまたフランスはアンバーリストに格下げになりちょっと心配ですが、ぜひとも今年はなんとか開催出来るよう良い状況になってくれる事を願うばかりです。

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