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イギリスのハロウィン事情

今日は10月31日、ハロウィンでした。元々はケルト人が起源と考えられているお祭りのようで、特にアメリカ合衆国でお祝いされています。

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ハロウィンが近くなると、店頭にちょっと目を引く面白いデコレーションを施しているお店もあります。

イギリスもアメリカほどではないと思いますが、ハロウィンの日には子供たちがお化けや魔女に仮装して”trick or treat”(お菓子をくれないと悪戯するよ)と言いながらお宅を巡ります。

今日も何人か仮装した子供たちが、小さなバケツを持ってお母さんと一緒に歩いているのを見かけました。

昔よりずいぶん減った気がしますが、お家の前をハロウィンの数日前からデコレーションして備えている気合の入ったお宅もあります。

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強風と雨で乱れていますが、こちらのお宅のデコレーションはかなりレベルが高かったです。

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こちらはアメリカから来たWhole Foods Market の入り口ですが、沢山のどでかいカボチャがドーンと積み上げられていました。売り切れたのか数日後には全部なくなっていました。

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お恥ずかしいことに今日初めて理解したのですが、このカボチャをくり抜いて中に灯りを灯すジャック・オー・ランタンをおうちの前に置いているのは、子供達にお菓子を用意しているよ〜の合図だそうです。

しかしイギリスの現実は悲しいかな、アンケートに答えた4割の人達が、もし子供たちがやってきても居留守を使うと答えています。

随分前に住んでいたところでは、ハロウィンがやってくると大家さんがお菓子を用意してくれて、もし子供たちがやってきたらあげてほしいと言われていました。数年は来ていたのですが、だんだんと誰も来なくなりました。引っ越していなくなったのか、理由は分かりません。

コロナパンデミックもあり世界の日常が変わってしまったこともあるのか、今年のイギリスのハロウィン事情はいまいち盛り上がりに欠けているように見えました。

お子さんのいる方から聞いた話では、お宅訪問は危ないから禁止になっているといいます。それでもやっている場合は必ず保護者同伴なのだと思われます。

年に一度の子供達が楽しみにしているイベント、ハロウィンの様子も様変わりしているんだなと実感した今日この頃です。






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