footprintという自分でやっていた店を閉めました。経済面だけ見ると、とても良好とは言えない営業で、昨年12月に身内にも猶予をあと一年と言い渡されていたのですが、1番は、大事な家族が交通事故に遭ったのがきっかけです。

横断歩道を歩行中、軽自動車に跳ねられ、3メートルほど飛ばされたそうです。幸い命は助かり、右鎖骨、右中指第一関節の骨折と頭蓋骨にヒビ全治４ヶ月のケガです。事故に遭った場合と遭わなかった場合では、くも膜下出血などの確率は上がるらしいです。店舗経営を続けて、万が一、家族がくも膜下などの体調変化を起こした場合、気付けない可能性がある限り店は辞めようと思いました。事故にあった本人は順調に回復していますし、そんな大事は起こらない前提で暮らしてはいますが、備え出来ない状況での営業は、生活のための経済活動ではなかった以上、続けられないという状況です。

大きな交通事故の当事者の方は皆様いろんな体験をされているらしい事を当事者ではなくても、身をもって体験しました。きっと同じように当事者ではなくても、暮らしが変わった人は私以外にも沢山いらっしゃると思います。

家族が事故に遭い、事故が起こらないようにする対策へも目が向きました。いきなり国や警察よりも、地方自治体に申し出た方が効果が得られやすいという情報を元に、元市議会議員さんのご協力で警察などにも、信号のなかった横断歩道なので、信号を付けて欲しいというお願いはしました。以前から危険な場所の把握はあるものの、わりと近い場所の信号機と信号機の間の横断歩道で、その距離が短過ぎるなど、なかなかすぐに対策は施されないことも目の当たりにしています。

そんな状況で、出来ること。これをもし読んでくれた人が一人でも居て、自分やご家族の運転を気をつけてもらえるようになれば…という想いもあって、事故から２回目の満月に押し出されるようにこれを書いて居ます。

いみじくもバイクレースのライターという仕事もしており、もっとバイクレースや車のレースに興味を持ってもらい、運転そのものの楽しさをドライバー、ライダーの身に染み込ませることが出来れば、アクセルもブレーキも上手な人が自然に増えて事故は減るのでは⁉︎などとも考えて、バイクレース再開の春を待っています。そんな気持ちのタイトルです。

写真は、家族の事故というショックから、カスタマイザーを辞めようと思っていたネルソンズカスタムラジオステッカー！ずっと欲しかった物が、これも何の因果か事故直後の回にこちらを貰えることになり、世の中の不思議に振り回されつつ、きちんとそれを楽しもうと。笑いや音楽には、かなり助けて貰っている日々です。

footprintという店は、笑いや音楽ではないけど、そこに近い⁇癒しというか、何かと世知辛い世の中だけど、力を抜ける場所を目指していたので、それは店を閉じても何かしらの形で人様の力が抜けるお手伝いは続ける事になるのかな？と漠然と考えて居ます。バイクレース速報も、観る人によってはとても息抜きと言うか、気分転換だと思いますし。

だいぶ文章が散らかりましたが、車やバイクに乗ったら、運転に集中して、今生きて運転出来ていることを気をつけて楽しむ事、大切だなあ、、と思います。たとえそれが、社用車の仕事中であっても、そんな意識で運転はするものではないかと、切に願うので書きました。

読んでくださった運転される皆様、くれぐれも安全運転してください！