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新型コロナウィルス×旅行実態レポートVol.3

こんにちは。
猛威を振るい、世界的大流行となっている新型コロナウイルス。日本でもついに緊急事態宣言が発出され、全ての業界へ大きな影響を与えています。当社では、今我々に出来る事を日々考え、旅行業界各社様の少しでもお役に立てるよう、全力で取り組んでおります。

今回は、先日実施したコロナウィルスに関する旅行意識調査Vol.2の結果共有、またHISモルディブ支店様へ現地の状況等ヒアリングさせていただいたインタビュー内容を共有させて頂きます。

【女子旅トレンドデータ】コロナウイルスに関する旅行意識調査Vol.2の共有

3月下旬から3日間にかけて実施した、コロナウイルスに関する旅行意識調査Vol.2。今回は454名もの方にご回答頂きました。その調査結果の一部を、共有させていただきます。
レポートをご希望の方は、当社までEmailにてお問合せ下さいませ。PDFにてお送りさせて頂きます。(Email: contact@valise.jp)

Q 「コロナウイルス」の流行をきっかけに、海外渡航のキャンセルや計画の中断はされましたか?

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「海外旅行をキャンセル(計画を中断)した」と回答した方は約6割。3月上旬時に実施した調査では約3割ほどだったため、3月この1カ月で旅行をキャンセルした人が倍増。一方、3月上旬には約3割の方が「キャンセルするつもりはない」と答えていたが、今回の調査では1割を切り、ほぼ全世界中の影響が出た今、この1カ月で多くの方々がキャンセルせざるを得ないという結論に至ったと見られる。
また「キャンセルを検討している」段階の方々は、予定している時期として最も多い回答はGWだが、約4割が夏休み~SW頃の予定について検討しており目立った。行先としては、ハワイが2割以上を占め最も多いが、北米や欧州も多く、夏休みの長期休暇を利用した旅行予定の多さを伺える。

Q 海外旅行にまた行こうと検討をはじめるタイミングはいつですか?

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3月上旬実施のVol.1の調査で最も多かった回答は「海外現地での感染・流行がおさまったら(25.5%)」で次が「いつになるか分からないが、もう問題がないという「終息宣言」がWHOから出たら(23.7%)」だった。
それに比較すると、今回の調査では5割以上が「いつになるか分からないが、もう問題がないという「終息宣言」がWHOから出たら」と回答し、回答者数が2倍に。
また前回の調査では、約3割が「国内の報道の収まり」や「国内感染者数の減少」など国内の状況を気にしていたが、今回の調査では1割をきる6%に。この1カ月間で、より一層の世界的問題となっため、日本国内だけの情報ではなく、確実で安心感のある機関や各国政府観光局からなどの正しい情報が必要とされている、と感じられる。

Q 海外旅行に関して、当社バリーズからどのような情報が発信されるといいなと思いますか?

1.「ネガティブだとしても正しく適切な情報」(54.6%)
2.「海外現地在住者のリアルな声」(52%)
3.「政府観光局さんなど業界の方からの有益な情報」(50.2%)

4.「また行ける日に向けて、新しいディスティネーション情報(新観光スポットなど)」(39.6%)
5.「今後の旅の参考となるTabiMUSEのコレクション記事」(35.6%)

当社からの発信に限らず、正確・適切な情報とあわせて、いつか行ける日に向けたポジティブな情報が求められている、と感じています!

◆まとめ

今回のアンケート調査では3日間という短い期間でしたが、454名もの方にご回答いただきました。

3月上旬実施の調査Vol.1の結果から、違いが顕著に現れた今回の調査。3月に入り海外旅行をキャンセルした方は3割を超え、この1カ月での世界中、そして日本国内の状況悪化に伴う、旅行意識の変化を大きく感じました。

収束後に行きたい国に関しては、全ての国の数値がアップしており、この状況を乗り越えたあと、旅行意欲・需要はより一層増すのではないかと、むしろポジティブに捉える事が出来るのでは、と思います。

暗く、ネガティブな情報が日々流れる中、適切な情報が求められています。
適切な情報と、またいつか行ける日に向けてポジティブな気持ちになる為の情報発信を当社としては、今精一杯取り組み、尽力して参ります。※上記内容は3月下旬時点で実施した調査結果の一部から読み解いたものとなります

< 調査概要 >
調査期間:2020年3月29日(日)~31日(火)
調査対象:TabiMUSE公式LINE登録者及び公式Instagramフォロワー
回答者数:454名

【Interview】
HISモルディブ支店様に伺う現状について

今回は、株式会社HISモルディブ支店の伊勢谷様にご協力頂き、お話をお伺いしました。

Q モルディブの現状を教えてください

モルディブ共和国は現在、観光入国を閉鎖中です。
すでに入国・滞在中のお客様がご帰国され次第、全リゾート14日間の検疫に入ります。しかし実際、時間とお金に余裕のあるお客様はどこよりも安心・安全な水上ビラに今もなお長期滞在され、避難をかね滞在を満喫されている状況です。

国籍も問わず、様々な国籍の方々がいらっしゃいます。
つい先日も日本の著名人の方も長く滞在され、ご満喫頂いていらっしゃいました。現在は、モルディブの国自体が観光客を受け入れてはおりませんが、
既にご入国をされていたお客様の一部の方が今月末までは自国に帰らず期間を延長してご滞在されている、という状況です。リゾート内のレストランやアクティビティのサービスは不自由なくお受けいただけるので、安心した気持ちでおこもりステイをし、不要不急の外出を控えている状況ですので、モルディブのリゾートらしい、皆様の過ごし方だなと感じております。

Q 今後の施策や対策について教えて下さい

現在は空港閉鎖に伴い物理的に渡航不可能なため、来期の仕入れ、この先の情勢安定後すぐにご提供できるような、スペシャルキャンペーンの準備を進めております。また新商品・サービスの開発なども行っております。

今すぐにはお客様をお迎えすることは出来ませんが、その間、今後の収束後に向けたプロモーション戦略に時間をかけ、この後、また多くのお客様に、安心した気持ちで、モルディブでの滞在をお楽しみ頂けるよう、前向きな気持ちで社員一同取り組んでおります。

日本はもちろんの事、世界中が苦しい状況ではありますが、今、我々に出来る事を取り組み、みんなで力を合わせて、事態収束後の旅行需要回復を目指せればと思っております!

旅行会社HISのモルディブ支店 伊勢谷由衣様
旅行会社HISのモルディブ支店は、ミレニアル世代の日本人スタッフを含む、日本語を話せる現地スタッフが皆様のご旅行をより快適なものにするよう日々の業務を行っております。モルディブでは約1,200の美しい島々のうち、おおよそ150の島がリゾート島としてお客様をお迎えしています。年々新しいリゾートがオープンし、リゾート選びから楽しい!と思って頂ける様、皆様に現地の生きた情報とワクワクをSNSで発信しております。現地支店では、日本人スタッフも常駐のため、ご出発前からご帰国まで万全のサポート体制でご案内可能です。安心して、モルディブ旅行をご満喫頂けます。

公式サイト
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長文となりましたが、お読みいただきありがとうございました。
ご不明点やご要望などございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

バリーズ株式会社



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