アンミカ、高千穂町観光大使批判騒動

2023年12月、アンミカ氏をCMキャラクターに起用したどん兵衛の不買運動や高千穂町観光大使就任に対する電凸が行われました。
アンミカ氏の世間の評判、起用した理由、電凸騒動を纏めました。


観光大使就任は7月29日

アンミカ氏が高千穂町の観光大使に就任した野は2023年7月29日です。どん兵衛のCMで炎上していたのは12月6日頃です。

どん兵衛さんのCM炎上の件を知った上でアンミカさんを起用したわけではなく、観光大使の就任が先なんですね。時系列が逆なんです。それを知らない方たちが、問い合わせをされてきている状況でして……」(高千穂町役場・企画観光課、以下同)

フラッシュ記事より

観光大使就任について

観光大使を依頼した理由は20年前から年に1、2回のペースで来ていただけでなく、色々な経緯があったようです。

「最初の経緯はよくわからないんですけど、アンミカさんは20年前から、高千穂にある芸事の神様『天鈿女命(アメノウズメノミコト)』を祀っている荒立神社に、年に1、2回のペースでいらしていて、その都度、地域の方々とも交流されていました。テレビでもたびたび高千穂の話題を出していただいていたことで、観光的にはお客様が増えたりと、けっこう反響があったんです。

 それと、荒立神社の宮司さんは人生相談みたいなこともされる方で、アンミカさんは『そろそろ結婚がしたい』なんて相談もされていたと。これはご本人もテレビで話していますが、その結果、結婚できました、みたいなこともおっしゃっていて。アンミカさんとしては、荒立神社が心の拠りどころになられているのは間違いないのかなと。

 そういったことが前提としてありますので、以前から高千穂のなかで『アンミカさんって、高千穂町の観光大使になってくれんだろうかね?』みたいな話は、ちらほら出ていたんです。

 それで、関係者間で協議し、先方に打診した結果、観光大使になっていただけるというお返事が来たので、7月29日にアンミカさんの任命式をしたところだったんです。

フラッシュ記事より

町民からは歓迎ムード

任命式の日は神社のお祭りの日だったのですが、境内を埋め尽くすくらいの方で賑わいまして。我々からは何も頼んでいないのに、町民の方々は『アンミカさんが観光大使になってくれた』ということで、自主的に横断幕やくす玉をつくられたりして、歓迎ムードだったんです」

フラッシュ記事より

ノーギャラとの事

実際、町民からは現時点で批判的な声はあがっていないという。一方、Xに寄せられている批判の声は、役場も把握している。

「私も実際にポストを観ました。アンミカさんから就任を打診したんじゃないかとか、公金を使って云々といった声もありましたけど……私どもの観光大使はノーギャラなんですよ。アンミカさんより先に高千穂の観光大使になっていただいた剛力彩芽さんや、宮崎県出身のバレエダンサー西島数博さんら、みなさんノーギャラで引き受けていただいています。

フラッシュ記事より

アンミカ氏の人気は?

私は知りませんでしたが、若い世代に人気があるようです。

また、デイリー新潮(2023年12月16日)の記事でも紹介されています。

CM出演等

アンミカさんがCMに出るのは、これが初めてではない。「ほけんの窓口」に「アリエール ジェルボール」、サントリーのウェブCMにも出ていた。しかし、不買とまで過剰反応されたケースは無く、日清もアンミカさんもびっくりしたことだろう。

デイリー新潮より

また、大阪来てな大使に就任しています。

否定的な層

アンミカさんの名前がトレンド入りした日、主につぶやいていた層は40代男性ばかり。確かにカップ麺の購買層ではある。しかし彼らが、そこまで強い反応を見せる理由は何だったのだろうか。

 見ている限り、大きく三つのタイプに分けることができそうだ。

 一つ目は韓国籍であるアンミカさんの発言に嫌悪感を持っている層。もっとも過激な勢力は、「アンミカ=密入国者」という説を信じ、それゆえに許せないと主張している。

 二つ目は吉岡里帆さん演じる“どんぎつね”への思い入れが深く、後釜としてふさわしくないという層。

 そして、三つ目はそもそも彼女やCMの世界観が暑苦しくて嫌だという層。

デイリー新潮より

実は吉岡里帆さんの後釜では無い

実はアンミカさんは、「どんぎつね」ではなく「最強どんぎつね」として起用されている。これは「こだわり抜いた」と謳われた「最強どん兵衛」の広告であり、キャラクターのモチーフも普通の狐ではなく「九尾の狐」となっている。そして、こちらのCMで起用されてきたのは美輪明宏さんや範馬勇次郎である。アンミカさんと比較するべきなのは美輪明宏さんや範馬勇次郎であり、吉岡里帆さんと比較すべきなのは後継アニメのキャラクターである。

https://note.com/caffelover/n/n1de71359938c?sub_rt=share_b

女性自身「好きな・嫌いなコメンテーター」アンケート 「好きな2位」「嫌いな3位」

「女性自身」が行った女性の「好きな・嫌いなコメンテーター」ランキングでは、「好きな」では2位に、「嫌いな」では3位となったアンミカさん。ワイドショーを見ている中高年層にとって、「見ていて元気になれる」「話がわかりやすい」と評価される一方で、「うそくさい」「見ていて疲れる」と、ポジティブ売りが一周してネガティブに響いている面もあるようだ。

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12161103/?all=1&page=2

若い層へのアンケート結果 「理想の上司女性3位」「中高生…女子1位」

翻って、若い層には大人気。今春社会人になる学生が選ぶ「理想の上司2023」(明治安田生命調べ)では初めてランクインし、女性の3位に輝いた。さらにソニー生命による「中高生が“将来のことを相談したい”と思う有名人」では、女子の回答1位に。ちなみに同調査では「10年後の日本」の見通しについて聞く項目もあったが、中高生の約7割が不安と答えている。

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12161103/?all=1&page=2

𝕏投稿数

𝕏で「アンミカ 高千穂」で検索
7月 7件
8月 27件
9月 79件 日テレにて観光大使紹介
10月 25件 YouTube引用による拡散
11月 58件 大型垢による拡散
12/1〜25 24件
12/26~ 多数
※検索に掛からなかったものも有ります。
7/29の就任当初は話題になっていませんでしたが、9月にテレビで紹介されてから少しずつ話題になっていました。意外にもどん兵衛騒動の時は高千穂の件は盛り上がっていませんでしたが、12/27の大型垢による動画投稿とそれを引用した大型垢からの投稿で一気に拡散された模様です。

多数の閲覧があり、このポストを機に拡散が始まったと思われます。

電凸について

𝕏検索をしてみたところ、12月28日に高千穂町企画観光課に電話したという書き込みがありました。黒塗りの部分には町長の名前、デ企画観光課の電話番号が入っています。この書き込み以外に数件の抗議電話があったそうです。ポストを遡るとこの方は、日本保守党の支持者との事です。

日本保守党の党員との事

他にも日本保守党の支持者や参政党支持者による抗議電話がありました。同じ人による複数回の投稿もありました。中には、ジャーナリストや首長選挙候補者も居たようです。

フォロワー24万人
元候補者

右派の有力アカウントによる拡散が始まると、それを受け「アンミカを下ろすな」という左派からの書き込みを数確認しています。

また、電話抗議を戸惑った方で、抗議のFAXを送った方も居るようです。

番外編

ちょっとしたバトルがありましたので、番外編として書きました。


参考資料(どん兵衛騒動等)

どん兵衛騒動の頃のまとめ等。ご参考に。

画像集


9月 日テレ紹介
10月 YouTube引用による投稿


11月 大型垢による投稿

以上


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?