たった一言のありがとう

どうもたろうです。

僕の会社には東京から転勤で大阪にきている男性Aさんがいます。

Aさんとは同じ業務に携わることが多いのでよくお話する機会があるのですが、その方は大阪に知り合いが全くいなく会社の人としか関わることがないそうです。

交友関係というのは家族、学校、仕事。この3つからできていることがほとんど。

ただこの3つは誰しもが半強制的に属しているがゆえに、それ以外の交友関係を築いていこうとするならば、自発的に行動していく必要がある。

しかしAさんは出不精な性格で休みの日に外出するのは日常の消耗品を買い足す為にでるくらい。

と、そんな生活を送るAさんが先日僕に

Aさん「聞いてくれよ。普段休みの日は人と話すことがないおれが人と話すことがあったんだぜ!」

僕「おっ!本当ですか!どんな会話したんですか?」

Aさん「昨日スーパー言った時にさ。買い物した時にレジのお姉さんが商品を詰めてくれたからさ。ありがとう!って」

僕「えっ?それだけですか?」

Aさん「うん。そうだけど。」

僕はこの時に思いました。

新しい環境に身をおいても孤独に慣れてはいけない。

Aさんの少し強がる言葉の裏にちょっぴり寂しさを感じた。

きっと本人はその生活は望んでいないのだろう。

しかし生きるということは自らの意思とは関係なく、どうなりたいかに向けて貪欲に行動していかないとならない。

怠惰と勤勉。人は葛藤し続ける。そして人は自分のことになるとつい緊張の糸を緩めがちになる。特に僕はそうだ。

たった一言のありがとうが今日僕を怠惰から救ってくれた。

さぁ!

今日も働くぞ!

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