こんにちは！！いつもお世話になっております、名もなき投資家です。

収入は税引後に（運用して）すべて寄付させていただきます！

noteでは、ツイッター上でつぶやいた【投資の原則】を解説付きでまとめてみたいと思います。かなり加筆してます。

◉投資の原則１００（初歩編）👈今回
◉投資の原則１００（投資哲学・心理編）
◉投資の原則１００（基本編）
◉投資の原則１００（応用編）

と４つに分けて載せていきたいと思います。

今回は、投資の原則１００（初歩編１）です

元ツイート

【投資の原則】
資産を構築するために大事な前提条件（初歩編）

１：お金＝汚い・貪欲・争いの元・不幸の源泉　👈今回
　　といった誤った感覚を修正する
２：借金の怖さを知る（複利で支払額が増える負債を負わない）　👈今回
３：起業家や企業への否定的な感情を修正する　👈今回
４：複利と資本主義の仕組みを”軽く”知る
５：目標資産を設定する
６：勤倹貯蓄に励む（貯金する）
７：目標資産から逆算して必要年間利回りを出し投資する

１：お金＝汚い・貪欲・争いの元・不幸の源泉
　　といった誤った感覚を修正する

◉お金に対するマイナスイメージ

私達は日々、テレビや映画やドラマによって知らず知らずのうちに「お金＝汚いもの」 「お金＝あまり考えてはいけないもの」 「お金＝貪欲」 「お金＝不幸の源」 「お金＝争いの源」と刷り込まれます。そして常に消費を喚起するCMにさらされ、お金が貯まれば消費するという行動を刷り込まれています。

こういった「刷り込み」は無意識的に小さい頃から行われるので、お金が貯まれば深層心理でマイナスイメージが働き、消費（お金とモノやサービスを交換する）するか銀行に預金してしまうという行動に繋がります。

投資とはお金を増やす行為なので、消費行動とは真逆の行動を取らなければなりません。なので、その刷り込みから解脱することが、資産を構築する最初の段階でまずやるべき事なのです。マイナスイメージを持っていたらそもそも投資で増やそうとも思わないはずですから。

どういうところで知らず知らずのうちに刷り込まれるかと言うと、基本的には、新聞・雑誌・テレビ（ニュース・ドラマ）・映画などに触れることによって刷り込まれていきます。

日本の映画やドラマでは、「お金持ち（個人・大企業）」はたいてい性格が悪く、意地汚く、冷徹で、人情味がなく、不正を働くように描かれます。

そしてもう一つ日本に特徴的なのは 「官＝（善・正義）」で描かれることが多いということです。 刑事モノ、自衛隊モノ、海保モノ、裁判官モノ、検察官モノ、国税モノ、大岡越前、遠山の金さん、暴れん坊将軍、マルサの女、科学特捜隊　・・・大体「官＝（善・正義）」として描かれています（組織内の抗争モノの場合は悪もいますが・・・）

ところで、日本には昔から「清貧の思想」というものがあります。「清貧の思想（中野 孝次著）」という本によると、本阿弥光悦（1558年）あたりから始まったようですが、1990年代前半までのバブル謳歌の日本に猛省を促しベストセラーになったそうです。

大辞林によると「清貧」とは「富を求めず、正しいおこないをしていて貧しいこと。」を意味します。清く正しく生きていくことは素晴らしいのですが、日本においては何故か、貧しいことが清く正しく美しいかのように誤解されることが多いのです。

しかし実際は、清貧であることは稀で、貧困はとても本人に不安と苦痛を及ぼします。最近「中村 淳彦　東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか」という本を読みましたが、リアルな貧困の実態が書かれていて、登場している人たちは精神をやんだり不安に怯えたりとても幸せな状態とは言えず、読んでいてとても苦しい気持ちになりました。また様々な貧困関連の書籍を読んでも、清貧であることは殆ど無いと思われました。

話をもとに戻しますと、日本の映画やドラマでは、資産家は何かしらの問題を引き起こし、大企業は不正を働き、貧しくても慎ましく性格のいい人が、大企業やお金持ちに虐げられるというような構図で描かれることが多く、そして、清く貧しい市民・お上（正義）が、資産家・大企業（悪）に打ち勝ち、悪事が一掃され秩序立った平和が訪れ、そして一般庶民がそれを見て溜飲を下げる、と行った内容描かれることが多いのです。こうやって日本人は日々お金持ちであることは悪いことであるかのように刷り込まれていきます。

◉アメリカではどう描かれているか