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現金には細菌やウイルスがたくさん。感染症予防には「キャッシュレス決済」をおすすめします。

私たちの身近なお買い物を、安心・安全に楽しんでいただくために、改めて、キャッシュレス決済の感染予防効果について、お話をさせていただきます。

世界の現金に対する衛生面の意識について

現金に関する衛生面の海外の意識調査では、[紙幣はたくさんの細菌で汚染されている」と答えた人が、全体の83%にも上ったという大手ニュースメディアで報道がされていました。
 また、アメリカの大手クレジットカード会社の調査では、「手に触れるもので最も不潔なものは」の問いには「紙幣」と答えた人が60%近くに上り、エスカレーターの手すりや支払機のボタン、図書館の本を上回ったというのです。

日本でも現金に対する意識が1年で大きく変化

令和元年から令和2年で、キャッシュレス決済を利用する人が増えています。その中の理由で「現金に触れる必要がなく、飲食店等で衛生的に支払いができること」に関しては、1年の間に4倍にもなっています。このことから、日本の金は世界的にはきれいと言われていますが、現金に触れることに対して、抵抗が出てきている人が増えたことがわかります。


■コロナ前後の意識調査結果の比較(消費者庁資料より抜粋・一部改変)

キャッシュレス決済に関する意識調査

出典:消費者庁「キャッシュレス決済に関する意識調査結果」P5より

昨年のポイント還元事業をきっかけに、キャッシュレス決済を取り入れて便利だと感じた方が継続して利用されています。

そして、新型コロナウイルス感染症が流行し、感染症対策として、3密(密閉・密集・密接)の環境で感染リスクが高まると、密集・密接しないキャッシュレス決済は、感染症予防としても有効とされています。

キャッシュレス決済は、現金に触る機会が少なく、レジでのお会計もスムーズに行えます。
出典:厚生労働省「(2021年6月時点) 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」P7

プリペイドはチャージするときにも感染症予防を

キャッシュレス決済でプリペイドカードを使っている方は、チャージをするときに現金や入金機に触れることがありますので、そこから感染する可能性も否定できません。

ここでは、消費者の方にとって「店員との非接触」「不特定多数の人が触った現金の非接触」「支払時の混雑回避と店舗の滞在時間の短縮」が一番期待できる順番で紹介していきます。

① アプリチャージ
利用しているプリペイドカードのアプリを使えば、アプリ内にあるチャージ画面にて、あらかじめ設定しているクレジットカードにて入金ができるサービスです。アプリにあるオートチャージ機能を使えば、自動的にチャージされるので、いつでも安心してお買い物を楽しむことができます。


② 入金機でチャージ
利用している店舗に置いてある入金機にて、プリペイドカードやアプリを使ってチャージが可能となります。
レジでの滞在時間が少なくなり、スムーズにお会計ができます。

入金機

③ レジの購入時のチャージ
お買い物の際にレジでチャージを行います。レジで、プリペイドカードを渡す、またはアプリのチャージ画面を見せて、現金やクレジットカードでチャージを行います。
レジでチャージをする日は、レジの滞在時間が長くなります。できればチャージ金額を高めにして、チャージ回数を減らすのが有効です。

レジ

<画像協力>まるさわ様・どまんなかたぬま様


マスクの着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスなど、新型コロナウイルス感染症予防をして、安全なお買い物をお楽しみください。