オッス！
クリアソンの中村です。

みんな就活はどうよ？
頑張ってる？

今までさんざんNOTEで就活について理屈っぽい事を書いてきたけど、学生のみんなに勇気を与えるのは理屈じゃないなと、今日通勤の時に気付いてめっちゃ反省した。もう鬼のように反省したよ。

だから上司の竹さんに、みんなへと謝罪させることにした。

竹田
「みなさん、私の部下が...」

竹田
「理屈っぽい事ばかりNOTEに書いてしまい....」

竹田
「大変申し訳ない。理屈じゃ人は動かないですよね。もっとハートがある記事を部下に書かせます」

竹さんには上司として大いに反省してほしいし、責任を感じてほしい。

このNOTEで伝えたい事

今日は理屈っぽいのは０だ。社会理解がどうとか、企業研究がどうとか、そんな事はどうでもいい。俺はスポーツと本気向き合うみんなに勇気を提供したいんだ。

はっ？　勇気？

お前はアンパンマンか？

気持ちはわかるが落ち着け。
俺は自分の顔をひきちぎってまで君たちの空腹を満たしたいと思えるような立派な人間じゃない。ただのサラリーマンだ。勘弁してくれ。

スポーツと本気で向き合った君たちなら、社会人になってからも未来は明るいってことを伝えたいんだ。

なんの宗教だよ？

体育会は大丈夫って言葉は聞き飽きたんだよ。

おう！　知ってる。
就活が上手くいかない先輩や、社会に出てからダメになった先輩を君たちは沢山見てきているもんな。信用できないのは当然だ。

それでも俺たちクリアソンはスポーツと本気で向き合った君たちの可能性を信じてるんだ。君たちには沢山の可能性があるってことを伝えたい。

このNOTEを読んでも、何も勇気づけられなかったらすまん。その時はまた竹さんに謝罪させるから勘弁してくれ。俺は伝わるまで何度でも挑戦するし、何度でも竹さんに謝罪させる。

30歳を超えたって沢山失敗するし、上手くいかないことばかりだ。苦しいし、焦るし、不甲斐なさもある。今日まで理屈を伝えれば、人が変わるはずだと本気で思っていたバカなおっさんだ。まだどうしたらいいのか答えが見つかったわけじゃないけど、とにかく新しい事に挑戦してみるしかない。

もしかしたら、ブログという手段で何かを届けようとしてること自体が間違いなのかもしれない。どうだ？　俺は完全に迷走してるだろ？

これが働くって事だ。
これが現実。

もう何が正しいのかすらわかんない時がいっぱいあるわけよ。だから色んな人の話を聞いたり、本読んだり、自分なりに試行錯誤しながら暗闇を突っ走てるんだよ。計画を立てるけど、計画通りに行く事なんてほとんどない。

一生仮説と検証を繰り返してんだ。

仕事が死ぬほど面白いと思える時もあれば、終わりなき戦いに疲れることもある。きっと電車の中で疲れたサラリーマンになって、君たちを「あんな大人になりたくない」と幻滅させてんのは俺かもしれない。

だったらなんでお前は働くの？

おい！　聞き方には気をつけろ。一応人生の先輩だぞ（笑）
まあいい、今日は無礼講ってやつだ。

働く理由なんて人それぞれだ。
家族のために働いてるやつもいれば、
金のために働いてるやつもいるし、
自分が信じた事のために働いてるやつもいる。

理由は多分１つじゃなくて、複数の要素が絡み合ってるんだと思う。質問を質問で返すようで申し訳ないが、

君たちに問いたい。
なんでスポーツしてんの？

給料がもらえるわけでもないのに...
遊べる時間が少なくなるのに...
苦しい事が沢山あるのに...

スポーツが好きだからです。

本当にそうなのか？　
もっとちゃんと考えろよ。自分と向き合えよ。スポーツが好きなやつなんて日本にいくらでもいるぞ。スポーツが好きなだけの人間と君たちは本当に一緒か？

みんなの中にはさ、今の俺と同じような気持ちになりながらもスポーツと向き合ってる人もいるんだろ？ 先が見えない中で何度も腐りそうになったり、諦めたくなったりする事もあっただろ？ 例えばさ、

●頑張った先に勝利があるのかわからなくて悩んだ経験

●1軍に上がれるかもわかんないし、監督に見られてるかもわからないけど今の環境で必死に歯を食いしばって頑張った経験

●スポーツを続けた先に何があるのかわからないけど、それでも必死で部活と向き合った経験

●実力の差を突きつけられて、プライドもズタズタにされて、それでも組織に貢献しようと選手を諦めて雑用頑張った経験

●組織の中にあるモチベーションの温度差に危機感をもって、必死になって何かを変えようとした経験

スポーツは楽しいけど、苦しい時の方が多いし、逃げたくなることもあるし、惨めになる時もある。それでもスポーツから逃げないで戦ってんだろ？

それでも君達はスポーツと向き合い続けた。だからこそ得られた何かがあるんじゃないか？

君がどうしてそこまで頑張れるのか？
なぜそこまでスポーツと向き合えるのか？

俺にはわからんよ。
だけど君たちの話を聞いて、マジでスゲーと思う瞬間が確実にあるんだ。君たちの可能性を信じてみようと思う瞬間が沢山あるんだ。君たちが仕事という、終わりなき仮説と検証を戦える人間だって信じてるんだ。

でも、今まで勉強してこなかったし...
スポーツしかやってきてない...

はっ？

そりゃ勉強とも向き合った方が絶対にいいし、スポーツ以外の事にも取り組めた方が良いよ。だけど本気で何かと向き合ったことが大学時代に何もない人間が多い中で、君たちはスポーツと本気で向き合ったんだろ？

スゲーじゃねえか。褒めてやれ自分を。
毎日本気で向き合えてなかったとしてもだ。
本気になれた瞬間がちゃんとあったんだろ？

褒めてやれ自分を。よく頑張ったなって。

君たちは何か足りない事が少しあるだけで、心が折れちゃうほど弱い人間なのか？　なにか足りない事がある経験なんてのはさ、今までスポーツやってきた中で散々向き合ってきただろ？　

足りないものがあるならさ、足せばいいんだよ。
足りないものがあるならさ、自分にできることすればいいんだよ。
足りないものがあるならさ、味方を頼ればいいんだよ。

いちいち俺から言われなくたって、君たちは大事なことを全てスポーツから学んでるはずだ。その学びを活かせよ。わかったか？

でも、大手に入れなかったらどうしようと不安なんです...

はっ？

お前はサッカーでバルセロナに入れなかったら、サッカー人生が終わりだってサッカー諦めんのかよ？　そんなもんかよ？　というか、サッカーするってバルセロナに入ることが全てなのか？　それが絶対正義で、それしか正しい選択肢は世の中に存在しないのか？　J2からスタートしたら人生の終わりか？　負け犬か？

スポーツも、社会もどこからスタートしたって正解にできるチャンスがあるんだよ。どんなチームにだって全国大会を優勝する可能性はあるんだ。もちろん競合校の方が確率が高くなるのは事実。設備も整ってるしな！　競合校に入れることには間違いなく価値がある。だけど設備が整ってない中で戦略を立てて、チームビルディングして全国大会優勝を目指すのも面白そうだろ？

君たちは今まで3～4年間の中で全国大会目指してたかもしれないけど、社会は40年あるんだぜ？　最弱校からスタートしたって、全国大会優勝できる可能性はあるんだ。そこに君が強く信じられる何かがあるなら。

就活に勝ち負けなんかないんだよ。
理想の会社にはいれなかったらどうしようとか悩まなくていい。
時間の無駄だ。

君たちはスポーツでエリート街道を歩んで今があるのかい？
エリート街道が君に無駄なプライドをつくっているのだとしたら、今すぐにそんな余計なプライドは捨ててしまいなさい。なんの役にも立たない。

どうせバルセロナに入れたって君は5軍だ。もしかしたら５軍にも入れないかもしれない。そんなやつがバルセロナに入れたことを誇りに思っているなんてダサすぎるとは思わないか？　

どこからスタートしても「挑戦」なんだ。
そして君たちは挑戦することの難しさ、厳しさを知っている。経験してる。最高じゃねーか。

それでも不安なんです...

はっ？

そのためのクリアソンだろ。悩んでないで、もっと目の前のスポーツと本気で向き合えよ。部活と向き合えよ。そしたら君たちの努力を必ず俺たちが言語化して強みを見つけるよ。

君たちが社会人になっても一緒だ。何も変わらない。
また悩みが多くなるだろうが、それでも目の前の仕事と必死で向き合えよ。一人で苦しくてどうしよもなくなったら連絡して来いよ。何ができるかわかんないけど俺たちは力になるよ。みんなの味方だよ。

だから、
「もっとスポーツと本気で向き合いなよ」
「もっと部活と本気で向き合いないよ」
「もっと学業や、部活動以外とも本気で向き合いなよ」

キレイに壁を乗り越えようとするなよ。
もっと我武者羅に、必死で壁と向き合えよ。
１人で苦しい時は仲間を頼れよ。

就活に対して色々と思う事はあるだろうが、
やるなら本気でやろうぜ。



本気で何かと向き合ってる若者を見捨てるような社会じゃないよ。

最後に...

入社後、上司をこんな風にイジるのはやめましょう。大きなトラブルになりかねません。