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サッカークラブの広報が考える、第2新卒の転職活動について


こんにちは、クリアソン広報です。


今日は「第2新卒」で転職を考えている皆さんに向けてブログを書いてみようと思います。ここでは第2新卒の定義を入社3年未満の方としています。



「会社辞めたいな...」って思った時にとるべきアクションを簡単にまとめてみたので参考にしてみて下さい。



STEP① すぐに転職エージェントに相談しない

そもそも転職エージェントとは、求職者の皆さんを契約企業へと紹介することで年収の30~40%を報酬として受け取るビジネスモデルです。つまり皆さんの採用を成功させないと報酬が発生しない仕組みになっています。


そのためエージェントは売上目標を管理するにあたって、
➡面談から承諾までのコンバージョン率
➡面談してから●カ月以内に決定させる

という2つの指標を重要視しています。


よく「転職するべきでない人には、転職しない方がいいと伝えている」みたいな広告があったりします。要は自社で紹介できる求人がなかった時に、そういった言葉を使っているケースがほとんどです。


つまりあなたが転職の相談した時に、決まる案件があればエージェントは個人目標達成のためにあなたの不満を煽ってくる。すぐにでも辞めたほうがいいかのように誘導してくることが多いのです。
(第2新卒では特に悪意のある煽りが多いので気を付けてください)


上記の理由からも、転職を考えている方がすぐに転職エージェントへと登録することはオススメできません。
(中にはとても素敵な人もいますが、肌感覚だと95%ぐらいの人が闇です。人が悪いというよりは、会社の倫理問題だと私は思っています)



step2 辞めたい理由をリストアップしてみる

まずは辞めたい理由を考えるのではなく、紙に書き出してみましょう。
この紙に書き出すプロセスが、後程大切になってくるので必ず実施してください。箇条書きでオッケーです!



まず箇条書きで簡単に書いてみたら、次は「具体化」していきましょう。





STEP3 相場を理解する

転職活動において、あなたの価値は「相場」によって決まります。

相場は需要と供給で決まるので、
供給:あなたに何ができるのか
需要:あなたが出来る事を必要としている人の数

によって価値は変動します。
第2新卒でもポテンシャル採用をしている企業もありますが、転職活動はそれほど甘くないです。優良企業ほど、第2新卒でもしっかりと能力(あなたに何ができるのか)をジャッジしてきます。




STEP4 仕事の本質を理解する

ここでは簡単に「病院」「医者」「患者」という3つの視点で、仕事の本質を理解しましょう。仕事の本質とは、「医者」が「患者」の病気を治すことによる報酬だと思って下さい。


例えば、飲食店の場合は私たち一般消費者の

●家に帰って料理するの面倒くさい
●一人分だけ材料買うと、高くつく
●料理を覚えるのに時間を使いたくない

といった「病気」を、飲食店が「医者」になって解決してくれる。


このように考えると仕事の原理原則がわかりやすくなります。病気も色んな種類があり、ただの風邪からガンのような大きな病気まであったりします。大きな病気になるほど、報酬は大きくなります。逆に小さな病気でも数をこなすことによって、大きな報酬を手にすることが可能です。


つまり仕事とは、世の中に「どんな病気」が存在していて、自分はどんな病気を治せる「能力」をもっているか?が問われているのです。


あなたが、
これから増えていく病気を治せる医者なら、当然企業は採用したい。
これから減っていく病気を治せる医者なら、採用は見送りたい。


企業選びも一緒ですね。
これから増えていく病気を治せる病院を選ぶのか、
これから減っていく病気を治せる病院を選ぶのか。

医者・病院・患者という視点で転職活動を考えてみると、情報が整理しやすくなります。



今度は採用という観点で、病院の立場になって考えてみましょう


あなたはC病院で医者を志望して面接に臨んでいると仮定しましょう。
ここでもう一度あなたの退職理由を見てみます。



病院からすれば、病気を治すことができる「良い医者」になりそうな人を採用したいと考えているが、あなたの退職理由だけみると「医者」ではなく「患者さん」に見えてしまう。

病気を治す人が欲しいのに、
病気をもっている人がエントリーしてきた感じです。


回りくどい言い方はしたくないので、結論から言います。
転職活動する前に、自分の退職理由と向き合うことが大事です。向き合うとは「患者」から「医者」になるということ。

患者は病気になったら、お腹が痛い、頭が痛いと泣き叫ぶ。
医者はお腹が痛いのはなぜか?どうしたら解決するのかを考える。


残業が多いなら、なぜ残業が多くて、どうすれば残業は少なくなるのか? 
問題がどうしたら解決するのかを考えて実践してみる。
残業時間の問題は根本的なところはあなたでなく、会社の体質問題なケースがほとんどでしょう。それでも最初から無理と決めつけるのではなく、会社の体質をどうしたら改善できるのか自分なりに考えて挑戦してみよう。


結果がでなくてもいい。
まずは組織の病気をなおすために行動することが大切。


辞める事を決断する前に、病気(退職理由)と向き合ってみましょう。どうしたら解決するのか?自分の力だけでなく、まわりを巻きこんだり、本を読んでみたり、色んなことを試してみて下さい。


第2新卒の転職市場では、こういった「病気と向き合える人」のことを「ポテンシャルがある人」として定義します。そして「病気を治せる人」のことを「即戦力」と呼びます。病気から逃げる人は「患者さん」なのです。



転職しようと考えているから、今の会社で頑張らなくてもいいや。と思う人が大半ですが、本当は逆なんです。転職を真剣に考えたいからこそ、今本業でどれだけ病気と向き合ったかが自分の市場価値に繋がるんだということを忘れないでほしい。


もしかしたら、本気で組織の病気と向き合っているうちにまわりからも認められて転職しないという選択肢が生まれるかもしれない。



最後に...

なんだか説教くさくて若い皆さんから嫌われそうなブログになってしまいましたが、個人的にはとても大事な事だと思っているので参考にしてもらえたら嬉しいです。



クリアソンでも第2新卒の転職相談にのっています。
興味のある方は、info@criacao.co.jpまでご連絡下さい^^

ブログみました!と一言いれてもらえるとテンション上がります(笑)

頂いたサポートで良質な糖分補給をさせて頂きます。ありがとう!!