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豆腐以外のベジプロティン★貝割れ大根のないカナダで、見立てSprouts(スプラウト、発芽もやし)を育て、「豆」の酢の物やサラダにする

貝割れ大根、日本にいたときはほぼ毎日食べてました。20−100円くらいでどっさりあって、トッピングにもなるし、スパイシーで美味。大好きだったんですけどね。カナダにはありません。もやし系を食べるのは、中国系や日本人などアジア系だけだから。

でも、そういえばNYのビーガンシェフスクールで、ローフードが流行り始めたときに、

>Sprouts、豆を発芽させてもやしにして、生で食べる

というのをやったなあ。と、突然思い出しました。欧米日ではもう流行遅れになったローフード、生ダイエットですが、バンクーバーでは細々と生き残っています。

>なんでも48度以下の生っぽいものしか食べない、
という、火を使って進化してきた人間には、不自然な無理のある極端食事法だし、やってた人たちがみな変な人だったので、これは絶対ブームで終わるわ、と思ってたら、やはり終わりました。

でもまあ、どんなダイエットにも多少取り柄はあって、ローフードのいいとこは、生で食べる工夫をいろいろ発明してくれたところ。生で食べられない芋を、ローフードの先生に無理やり生で調理食べさせられて、クラス全員、軽くおなか壊したというのも、今となってはよき思い出です。

バンクーバーでも、ローフードブームの置き土産、スプラウトを育ててるベジタリアン、ビーガンは多いです。野菜がメインだと、肉魚に代わる植物性のプロティンが必須。豆は調理がめんどうですが、発芽させるとほぼ生や、さっとお湯をかけただけでいただけますからね。

バンクーバーではどんなスプラウトが定番化してるかな?と調べて、今回はインドの有機のムング豆が料理用に手元にあったので、有機なら発芽するだろうと、水と温度を与えて発芽させてみました。

28−29度のヨーグルトメーカーで3−4日置いてたら、
>おお!大成功!

ちょうど手作りザワークラウト(発酵キャベツ)があったのでそれと混ぜて、酸っぱみがあるから、軽くEXバージンオリーブオイルをかける。つまり、お酢と油でドレッシングというかマリネというか、はたまたサラダとか酢の物、ピクルス、とも言えますね。簡単で美味、これは定番化決定。

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あと人気なのは、以下の4つの豆とシード(種)のよう。

お馴染みの小豆、
緑のムング豆、
オレンジのレンティル豆、こっちもインドの人気者

そしてラディッシュシードという、これはもしかして貝割れ大根っぽいのかな?実物をみたことがないから、育ててみよう。でもまずは小豆から。レンティルは手元にオレンジのがあったけど、緑のレンティルのほうが発芽しそうな生命力があるから、そっちを入手予定。

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ヨーグルトメーカーの内容器に、ペーパータオルを水で湿らせてひいて、その上に洗った有機小豆を乗っけました。ふたを軽くして、28−29度で3−6日くらいかな。楽しみ。

ヨーグルトメーカー使うと早いけど、なくても、たぶんOK。カナダのアパートや家は20度くらいにセントラルヒーティングで保たれているから、1週間くらいかければゆっくり発芽すると思います。

ファーマーズマーケットで発芽させた有機のものも、1パック5ドルくらいで売ってるけど、自分で発芽させるほうがずっと安いし、生命力あるし可愛いくてエネルギー貰えますね。

今年も旅行が制限されそうだから、アパートの共同ガーデニングを真剣にやる予定。こういうスプラウトを室内で育てるのも、ガーデニングの一種。畑?直送の、美味しい発芽もやしです。

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