北米北部の名物、冬の代表的ローカルフルーツ、リンゴの食べ比べとTasting Noteを作っていきます
ちょっと間が空いたと思ったら、あっという間に11月も最後の週です。
ファーマーズマーケットで、珍しいリンゴを二種買って食べ比べしたのでメモしておきます。リンゴは北米の北の方、もちろんバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州も名産地です。
私が以前住んでいたアメリカの北の方、ニューイングランドのバーモント州も、リンゴは有名。バーモントカレーの
>リンゴとハチミツとろーりとけてる
と言うCMソングは、バーモントカレーを作った会社ハウス食品の社長さんが、バーモント州に行ってりんごがたくさん実っているのを見て、後日考えついたと言われています。バーモントカレーには、実際すりおろしりんごが入ってますから
Vancouverではりんごが取れる秋から冬にかけて、様々な種類のりんごが出回ります。コロナ以前はりんごのフェスティバルもたくさんあったので、5ドル払って50種類位のりんごを食べ比べできるようなイベントも、やっていました。今はもう昔話ですね。
BC州名産の有名人気リンゴ種は、Galaガラと言う生食用。調理用は、マッキントッシュ。特にアップルパイの簡易版、アップルクリスプにも使われます。
有名種は別途まとめるとして、今回はあまり見かけない二種を買ってみました。Galaやマッキントッシュなどが、オーガニックで1ポンドあたり2、99ドルなのに、この2種類は3、99ドルと高かった。
★右:シャムロック
Shamrock apple
私の感想は
青い小さいリンゴ。
-クリスプネスは無し、ふかふかしてる
-甘味はまぁまぁ
-Tart酸味ほぼなし
-リピート無し
ネットで調べたまとめと引用は
> Shamrock apple
Medium size fruit is very similar in appearance to Granny Smith. Flesh is creamy light green and has a coarse texture with a sprightly flavor similar to McIntosh.<
1992でマッキントッシュをベースに、British Columbiaで見つかった青リンゴ。生食(と調理)用。熟すと、赤いブラシのような色が入る。長持ちしない
★左:コックスピピン
Cox's Orange Pippin
私の感想は
+-クリプスネスあるけど、弱い
+甘味 甘い
+酸味 甘味より弱くて、酸味とのバランス良し
+リピートしてもいいな
Cox's Orange Pippin apple
>the classic English apple, often regarded as the finest of all dessert apples with 1)complex "aromatic" flavour and 2) the attractive orange-red colouring.<
イギリスの伝統的な生食用デザートリンゴ。香りがいいのと、色がオレンジっぽい
ついでにリンゴフェスティバルでよく聞く英単語で、TartとCrispnessも調べてみました。Tartはフルーツタルトと同じ綴りですが、リンゴの時はタートとNativeは発音します。酸っぱい、酸味あるって意味らしい。
「酸っぱい」の食べ物英語は、Tartの他に、Sour、Tangy、Vinegaryというのも聞きます。
●Tart(タート)
未熟、未成熟なApple, wine, yogurt
●ネイティブ一般的はsour
Sour lemon, lime
Sour milk
●tangy(タンギー)
酸っぱい匂いや味のパンチがきいたOrange
●vinegary(ヴィネガリー)
酢が強いsalad dressing
リンゴで使う
●Crispは
シャキシャキ、パリパリ、サクサク
リンゴではシャキシャキ(程よい硬さ)
イギリスでは、パリパリのポテトチップスのこと。北米英語では、Chipsですね
バンクーバーではリンゴは、秋から冬に収穫されて出回り、春の初めぐらいまでメインに売られてる、冬のファーマーズマーケットの代表的なローカルフルーツです。私はアップルパイまでは面倒で作りませんが、シンプルなアップルクランブルが大好き。後はオーガニックのりんごの皮を煮出したアップルティーや、リンゴジュースにスパイスを入れて煮出した、アップルサイダー(ノンアルコール)も冬の味覚ですね。
アップルジュースにビール酵母を入れて発酵させた、自家製シードルもよく作ります。カナダでは合法なので。りんごと、長いけど楽しい冬をインドアで楽しみましょう。
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