4年ぶりに「ゼミ」に所属して思うこと

私は企業・業界分析ツールのマーケティングを担当しているのですが、ある日知的で素敵な上司から「コーポレートファイナンスのゼミがあるんだけど行ってみる?」と聞かれました。

「おいおい自分が扱ってる商材のお客さんのこと理解できていないってマーケターとしてやばくないかい?」と拡大解釈した私は即答で「行かせてください」と答えていました。

ターゲットの思考を理解した上で発信するメッセージは説得力が何倍も違うはず。

ということで4月よりNewsPicksのプロピッカー田中慎一先生によるコーポレートファイナンス入門ゼミ に参加しています。

一緒に学ぶって最高

久しぶりの「ゼミ」って響き、学生の様に予習をして臨む初回講義、グループで席につく教室。社会人になってみんなで勉強するとか超新鮮!!

考えてみたら社会人になってからの勉強って全部ひとりでやってたんですけど改めてひとりじゃないって最高…!と思ったのでその理由を書いてみます。

①それぞれ異なるバックグラウンドの人たちが参加しているから多様な視点の話が聞ける

参加者の方々は銀行員、起業家、レストラン経営者、大手企業の財務担当、大学教授、社外取締役 等。
すごくないですか。ゼミがなければお話できる機会なんてなかった様な方々ばかり。
それにファイナンスは答えがないものに対しての議論だから常に「それ誰目線?」という視点が大切だなぁと実感してます。(初学者なりにそれっぽいことを言ってみる)
資金調達のとらえ方を銀行員と起業家の方々それぞれの目線で聞けたり、M&Aを仕切る経営企画の方と判断を見守る社外取の方お話を聞けたり。多角的な視点での議論が聞けるから自然と理解が深まる。本当にありがたい環境です。

②すごい人達だけどみんな「学びに来ている」から背伸びする必要がない
大学のゼミだと気付いたら似たような人達が集まっていて、みんな同年代だから自然と背伸びしようとしますよね。

会社でも、「常識でしょ」と思われるのが怖くて、知らない単語がslackで出てきてもこっそり一人でぐぐってしまう。

だけどこのゼミでは、お金を払って本当に自分の目的に沿って学びたい人たちが集まっている。
そもそも知らないこと前提で恥ずかしいことではないから、もう質問し放題。先生だけじゃなくて参加者の方が丁寧に教えてくれたりする。

あれでも①も②もすごい有難い環境だけどぺーぺーの私は何もGIVEできてなくない??
ということで、ゼミの盛り上げ隊というものに参加してこのnoteを書いている訳です。盛り上げ隊作りましょうって声かけてくださったのはとにかくパワフルな起業家の方。ブログなんて書いたことない人生でしたが、せっかく別世界の人と一緒とご一緒できる機会だし、やったことないことに挑戦してみようという気になっています。

ということで今まで何度か企業分析やファイナンスの本は読んだことあったけど上辺だけ理解してまたすぐ忘れてしまって…
みたいな感じでだらだらと社会人4年目になってしまった私ですが、素敵な機会を頂けたので3か月集中して勉強してみようと思っています。
社内研修の一環で参加させてもらっているので次回以降は学習を通して感じたことを自分なりにまとめて形に残していくnoteにするつもりです。

※授業終わりの飲み会にて。みなさんの話についていきたいから勉強するというモチベーションもコミュニティならではですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?