前日に今治へ到着してホテルで一泊。

　翌日は朝から同じ愛媛県内にある東平というところへ行ってきました。「とうなる」と読みます。

　ライトも点けずに霧の中をゆっくりゆっくり走る軽自動車の後ろを、バイク3台と私の車で大名行列しながら到着すると、夢の中の世界でありました。

　変電所の跡がそのまま残っており、観光地にありがちな「入っちゃいけません」パターンではなく、勝手に入らせてくれます。少し中が荒れていたのでそのうち閉鎖されてしまうのかもしれません。

　写真を撮っていて、よくこういった遺構なんかに出入りするのですが、荒らすやつは何がしたいんでしょうね。存在証明はもっと世の中の役に立つことですれば良いと思うんですが。

　渋い。

　ここ別子銅山跡というのは、マイントピア別子という大きな施設の一部でして、緑の中をてくてく歩いていくとあちこちに昔の建物が点在しています。廃墟撮影が好きな人間にはたまりません。

　高低差があるので、歩き回るのに多少体力を消耗しますが、

　霧はすぐに晴れてしまいましたが、雰囲気たっぷりで大変たのしい東平でございました。