Legion GoをデスクトップPC兼用にしてみたけど少々難があった

PC周りをすっきりさせたくてLegion Goを買って1か月、発生した問題点などを書いていきます。

結果としてコントローラーを分離できない

これが一番問題です。
コントローラーを分離させておけばコンパクトなんですけど、ある理由からそれがしにくいです。
Legion Spaceという公式のソフトウェアでパフォーマンスやコントローラーの設定ができるのですが、
コントローラーのファームウェアアップデートがあるとコントローラーの接続を促す画面が表示され、それ以外の操作ができません。
スキップもできません。
また他のアプリケーションに切り替えもできません、色々こねくり回せばできるかもしれませんが。
コントローラーを紛失したり故障したり接点が死んだりしたらPCの操作自体が積む可能性もあります。
今のところコントローラーのファームウェアアップデートがそれなりの頻度(買ってから4回くらいあった)であるのであんまり外しておけません。
Legion SpaceはデフォでOS起動時に立ち上がりますので、これは必ずオフにします。
ちなみにコントローラーは保証対象外です。
コントローラーの設定呼び出しショートカットボタン以外ではLegion Spaceでしかパフォーマンスの設定ができないのでこれはどうにか改善してほしいんですよね。
常に最大パフォーマンスにしとけばいいって話なんですが、そうするとうるさいので。
このLegion Spaceは日本語が中華フォントで表示されるので見た目の高級感みたいなものを大分損なっている気がします。

安定感は微妙

これが次の問題です、そこまで安定してない印象です。
ブラウザがチラついたり、たまに外付けの機器が瞬間的に切断→接続されることがあります。
ゲームをしていていきなり電源ごと落ちた事も1度ありました。
ある程度デスクトップPCとして使った後にゲームをする時は一度再起動しないとパフォーマンスが出ません、メモリが16GBしかない弊害ですかね?
結局ポータブルゲーミングPCとして使えってことなんでしょうけど。

ファンの音はそれなりにする

パフォーマンスを静音設定にすれば一番静かですが、
それでも少し「ヒィィィイイイン」という風切り音か鳴きか分からない感じの音がずっとしています。
常に音楽をかけているとか、他の音があれば気になりませんが静かな環境では気になります。

バッテリーの設定ができない

Lenovoの公式ユーティリティでもバッテリーの充電設定ができません。
電源をつなげっぱなしなのでバッテリーの劣化は早いかもしれません。
バッテリー寿命なんてどうでもいいくらいモバイルゲーミングPCというカテゴリ自体が製品寿命の短いものかもしれませんが。

microSDカードスロットが遅い

Samsung PRO Ultimateという実測で190MB/sくらい出るカードを使っているのですが、Legion Goで使うと90MB/s台しか出ません。
これはモバイルゲーミングPCとしても良くないんじゃ?

音はよくない

スカスカです、妙にシャカシャカで激安ノートPCレベル。
サウンド周りもスッキリさせたかったのに結局スピーカーを繋いでいます。

下部にUSB4があっても使いにくい

公式のドッキングステーションでもないと下部にケーブル挿しちゃうと設置しにくいですよね?
一応かなり端によってるので厚みのある何かにおいてかわすことはできますけど。
結局上部のUSB4にPC充電器とドッキングステーションが一体型のやつを挿して使ってます。

まとめのようなもの

全体的に品質が微妙というのがデスクトップPC利用としては引っ掛かるところです。
大手から出ているから良いということでもないんですね。
今のところ高価なおもちゃと思うのが良いようです、素直に持ち運び用のPCも兼ねたポータブルゲーミングPCとして使いますかね。