どうも、ちきゅう探検家のくぬるぷです。

4月は旅と関係ない話を綴っています。
今回は時間について

たまに時間にルーズな方おりますが、
そもそも細かい時間を気にするのって
人類が定住して以降の話ですよね。
遊牧民には細かい時間なんて
気にする必要はなかった訳で、
非定住民の私はそちらよりかもしれません。

他人と約束する時も、
私は時刻を指定するのは避けます。
今は携帯電話もあるし、
「夕方くらいに行くから、着いたら電話する」
とかこんな感じです。

時刻を決めちゃったら、
絶対に遅れられないじゃないですか。

とはいえ、他人と関わる以上、
時間の約束は生じますし、
私もこの20年間で数回遅刻したことあります。

その内の1回が前回の旅先でありました。

マレーシアで約12㎞の距離を移動するのに
タクシー使ったのですが、
途中で訪れたいモスクがあったので
モスクに10分くらい寄ったら幾ら？
と交渉しました。

大概のモスクは礼拝の時間以外
自由に入れるので10分あれば十分ですが、
このモスク、親切にも
無料で案内してくれるタイプでして、
そして説明が長かったんです。
預言者の説明とか、
アダムとイブの話から遡って始めるんです。

結果、だいぶ運転手を待たせてしまいました。
彼曰く全部で23分待ったから
もう10リンギット(約320円)払えと言われました。

正確な時間は計ってませんが、
彼の言うことがオーバーでなければ
約束には13分遅れた訳です。
果たしてヒトを13分待たせることは
どれくらい悪いことなのか考察してみます。

結果から言うと、
10リンギットは文句なく払いました。
私はヒトを待たせることが
それ以上に悪いことだと思っているからです。

「時は金なり」といいますが
時間はお金くらい大事だよって意味ですよね。

これ間違ってないですか？
お金はどんなに浪費しても
働けばまた同じ価値の物が手に入るけど
過ぎた時間はもう戻ってこないんです。

時間はお金と比べ物にならないくらい
貴重なんです。

だって生き物にとっては
時間って、命そのものとも言えますもの。

ヒトを13分待たせると、
その命の1/3000000ほど奪ったことになります。
部分的な殺人とも言えるかも。

命の1/3000000がイメージしにくいので
身体の体重に変換してみると0.02gくらい？

長さによってかなり違うでしょうけど
例えばセミロングの毛髪だと
10～20本くらいに匹敵しそうです。

私なら毛髪を10本も毟られるくらいなら
320円払いますけど、皆様は如何でしょうか？