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【理論的】人と同じことをしない方がいい話

 人は、他人と同じことをしようとします。それは、なぜでしょうか?これは、「出る杭は打たれる」という言葉があるように、目立てば人から嘲笑されたり、空気を読めよといった風に変な視線を向けられたりするからです。

 ですが、他人と同じことをしない方が得をする、ということがあるので、そのことについて書いてみようと思います。

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 さっそく本題ですが、人に合わせずに得をするというのはどういうことでしょうか。

 例えば、あるデザインの企画についてA案、B案、C案、D案の4つの案が存在したとします。A案は、赤が基調のデザインで、B案は、青が基調のデザインで、C案は、緑が基調のデザイン。D案は、モノクロを使ったデザインであるとします。

 これの中からどれを選ぼうかと考えた際に、一つの線引きが生まれます。色を使ったカラフルなデザインかモノクロを使ったシンプルで奥が深いデザインにするか、というものです。

 ここで、採用されるデザインの確率について考えてみると、カラフルかモノクロ化で線引きされたため、A案が0.166...、B案も0.166...、C案も0.166...、D案は0.50となります。よって、D案の採用確率は他に比べて約3倍も高くなっていることがわかります。

 このことより、人と同じことをしない方が理論的に得になることがわかりました。

 他人に合わせて数に溺れるよりも、独自性を貫いた方が結局は自分が最も得をするのです。



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