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他人とは違うこと

 私は、昔から他の子と違うことをすることが好きだった。みんながAを選ぶなら自分はBを選ぶ。要するに天邪鬼だった。みんなとは、違うことをすることにより、成長でき、また、マウントをとれる気がした。

 時には、人に合わせて、行動することも必要である。人に合わせることで、コミュニケーション能力や協調性が高くなる。人間関係がうまくいくかもしれない。しかし、合わせすぎてはだめだ。人に合わせすぎると、必然的に自分の意思ではなくなる。また、自分の個性が消えてしまう。たとえどんなに素晴らしいポテンシャルを持っていたとしても、自分の意思や個性がなければ、発揮することはできない。

 人と違うことをするためには、かなりの勇気がいる。もし自分が学生で、クラスや、学校で権力を持っていれば、自分の新たな行動に周りの人たちが称賛してくれたり、自分についてきてくれるかもしれない。しかし、クラスに自分の友達がいなかったり、クラスの中心メンバーでなければ、行動することは、かなり難しいと思う。だから、高校生までは、無理に他人と違うことをする必要はない。メンタルが弱いならなおさらである。

 大学生や社会人になると状況が一変する。自分から、新しいことに挑戦しない限り、自分の成長が見込めなくなる。高校性までの狭いコミュニティが無くなり、自分が行動するうえでの自由度が格段に高まる。言い換えれば、受動的では、何も得ることがないということだ。よく日本の大学生は、暇と言われているが、それは、単純に主体的に行動していないだけであって、日々何かに挑戦していればそんな言葉は当てはまらないと思う。暇な学生はというのは、日々刺激のないマンネリ化した日常をすごしているだけであって、何も行動していないことの裏付けである。

 人というのは、意外に他人に関心を持っていない。すなわち自分のことで精一杯である。したがって、自分が行動を起こし、失敗したとしてもほとんどの人は、見向きもしない。自分が失敗したことなんか、だれも覚えていない。

 行動というと多くの人は、大きなことを想像するかもしれないが、そうではない。小さなことも行動である。例えば、一人で旅行に行くであったり、ボランティア活動に参加するなどである。ほかにもまだまだたくさんある。こんなこといつでも始めることができる。しかし、多くの人は、それさえもしない。結局、時間や、お金のせいにする。

 多くのことに挑戦して、よりよい未来にしていこう!


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