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2023.09.25(月)

楽しい旅も終わり、通常営業再開。
ただしやる気は起きないので、午後から。
とりあえず作業サイクルが二週間のスパンで回るので、短いときた。
始まったらすぐに新しい作業見積もり作り続けないといけない。
もちろん先を見据えてすでに仮で全てのサイクルの見積もりはしてあるんだけども…。
進捗に合わせて手直しはしていかないとね。

そんななかレイトショーで、"ほつれる"を観に行く。
とても世の中的にはナイーブなことを扱う作品であるが、主人公の綿子の言葉にはしない思いがなんだか伝わってきて、納得してしまったなぁー。
女性とか男性とか関係ないと思うんだよな。
気持ちの問題だから。
人との繋がりってがっちりと噛み合って縫い込まれてることの方が少なくて、
どこかはみ出てたり、ズレてたり、そうね、ほつれてたりすると思う。
そーゆーところをいろーんなこと(しがらみだったり情であったり)で、なんとか繋ぎ止めて、良かったことで目を瞑って、ほつれるのをゆっくりゆっくりさせて過ごしてたりする。修繕作業だよね。。。

とっても日常を84分に収めてる作品。(誰の?ボクの?)
"〇〇したくないよ"と最後に少し泣きながらいうんだけど、いやね、そーなんだよなとも思う。
でもここに居れないのも事実だし、気持ちの整理がつかないのも、どー隠して過ごせばいいのかも、もはやわからない。
向き合いきるには、どうしたらいいのか。
一度離れたりするのが良いのだろうか?これは難しい問題だよなって思う。
たぶん距離を取ったらそのままほつれることが多いと考えているから。

"無言というのもひとつの答えなのか"

このセリフの時、もはや、他人事ではなくなってしまっていて…。

ただただ沈黙をするか、間をとって違うというか
その程度でしか会話を成り立たせることが出来ない。
ほつれている関係のギクシャク感がわかるなーって感じたし、自分にも当てはめてしまう部分もすごくある。
女性が主人公だけど、考えてることがなんか同じに思えてしまって…。
その気持ちとかとてもリアルな人なんだと思ったんだよなー。
作り話というよりか、実際あったらそーゆー行動しちゃうかもしれないし、なんか上の空で話しちゃうとかさ。
で、実際話は聞いてないしね、大体さ。
しがらみは、ほつれて欲しいし、向き合うことも必要だから、ちゃんと話すことも必要だとも思った。
経済面で不安を抱えるとか、そーゆーことはないのだから、きっとこの映画よりもすっきりするはずだ。

とふと考えた…。

最後エンドロールは、ちょっとビビったな。
でもなんかサウンドトラックいい感じだなと思ったら、ジムオルークさんミックスしてました。
流石です。

でもさ、不倫ということを正でも悪でもない捉え方で作品にしてる気がして、とてもいいなって共感しました。性描写もなく、登場人物の心理と繋いでいるのがとても印象的に好きです。

今日の一曲
夜を越えて / 羊文学

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