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新日常 小説49

妻の
気管支炎が
あった

約3ヶ月

重症化し

幾度となく
嘔吐する

原因は
分からないが
薬をやめたら
治療期間が
一気に
短縮された

薬剤師は
不愉快な
対応で
あしらったが

妻には
危険な
医療機関と
判断した

奇跡の
アルゴリズムには
心の健康が
要求される

振り返ると
アパート生活から
妻の咳は
始まった

霊的な
足掻きも
あったが

時代の
変化は

絡まる
死臭の
触手さえ
枯れ果て
落ちる程に
自然から
変わる

無事

終息へと
向かう

愛する妻を
救う事さえ
出来ない
精神世界の

自ら
明るく
強く
生きる事

週末は
快気祝いだ

乗り越えた
妻の波動は

足掻きを
乗り越え

強くなった

夫婦
二人三脚

立木の真理を
ものにした

伊達に
太い根と
幹をしてない

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