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- my own thoughts - 生還者

能登半島地震の影響で休館していた
映画館がやっと開館しました。
嬉しい限りです。

今回琴線に触れた言の葉は、
「ゴジラ -1.0」から
「生き残った人間はきちんと生きていくべきです」
by 大石典子

2024/1/23に発表された米アカデミー賞ノミネートで視覚効果賞で日本映画として初めてノミネートを果たしました。本当に素晴らしい映像でした。感激し、涙したことを書くとネタバレになるので我慢。

私は、10年前くも膜下出血を発症し、
奇跡的に生還しました。
運動機能障害も無く。
後遺症も無く。

それまでの私は、「生きる」ことよりも
「生活する」ことに懸命だったと思います。夜が来れば眠り、朝が来れば起きてその日のミッションをこなす生活。
病はそれを奪い、病院に50日間軟禁状態。

病室で、頭痛と付き合いながら
なぜ、病気になったのか
どうして、助かったのか
毎日考えました。

それは「生きる」意味を考えること。
今は、「成すべきを成すためではなく、
為すべきを為すために生かされている」
と考えています。

それが「きちんと」の答えになるかはわかりません。為し遂げるために努力します。笑顔で楽しみながら。

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