トースターの異常に気づきながら使い続け、危うく火事に

オーブントースターで食パンを焼こうとしたときのことです。
タイマーをセットして数秒後、電源コードからバチバチッと火花が飛びました。
慌ててプラグを抜き、事なきを得ましたが、火事になっていたらと思うと、胸のドキドキがしばらく止まりませんでした。

電気コードが劣化し、ショートしたと思われます。
というのも、ここ1ヶ月ほど、トースターを使うと通電したりしなかったりという状態が続いていました。
使わない方がよいかも、と思いながら、でも大丈夫だろうと過信していたのです。

わが家のオーブントースターは、買って十数年。
“長年使っている電化製品は、異常や故障があったら使用を中止しなければならない”ということは知っていたのに、心のどこかでたかをくくっていました。

落ち着いてからネットで調べると、もう1つ、危ないことをしていました。
火花が飛んだとき、私はぱっと素手でプラグを抜きましたが、これは感電の危険があります。
ショートした場合は、その電化製品やコンセントに触れず、ブレーカーを落とすと良いそうです。

わが家は賃貸なので、その後、管理会社に連絡。
幸い、使用していたコンセントは大丈夫でした。

電気火災は、こういう過信から起きるんだと大反省。
「電化製品は、異常や故障があったら使わない」。
取扱説明書をあらためて見直し、肝に銘じました。