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北陸&南東北旅行 day3

山形駅を出発し、まずは左沢線。「あてらざわ」と読むらしいが、知らないと読めないランキングかなり上位だと思う。
地元民の生活路線というイメージで山形駅始発の列車はそこそこ混んでいた。雪に包まれた田んぼと山々がとてもきれいでずっと見ていて飽きないであろう車窓の景色であった。左沢駅手前では車窓から最上川が見えてとてもきれいであった。

山形駅を発車してしばらくは周りに田んぼ、奥に山が見えていた。のどかな風景である。
左沢駅手前を流れる最上川。

40分ほど揺られて終点の左沢駅に到着した。別名フルーツラインとも呼ばれるらしく、駅看板が梨の形だったりと可愛らしかった。

終着駅特有の線路の行き止まりの感じがなんか良い。
梨の形の駅表示。
左沢線は別名「フルーツライナー」とも呼ばれている。


徒歩20分ほどで最上川にかかる橋まで行けたらしいが、今回は乗ってきた列車でそのまま折り返した。滞在時間10分ほどであったが、駅舎を出て外の景色を眺めることもできた。

駅の外観。
左沢の名前の由来が書いてある。諸説あるらしいがとある領主によって山の左にある「あちらの沢」と言われたことが始まりの1つと考えられているそうだ。

再び山形駅に戻り、東方面への移動で陸羽東線に乗るため、新庄駅に向かう奥羽本線を待った。とは言ったもののこの計画は急遽変更になり、結論から言うと陸羽東線には乗れず今度に持ち越しになってしまった。
奥羽本線の出発時刻10分ほど前にアナウンスが入り、諸事情により遅れているとのこと。駅員さんに状況を聞くところによると、電車の到着の遅れと他の列車との兼ね合いでの出発の遅れを合わせて、山形駅の出発は当初の40分遅れるという。新庄駅からの陸羽東線に乗れるはずもなく、かなり頭を抱えることになった。新幹線に課金?も一時頭をよぎったが、発車時刻ぎりぎりで買えず、なんとか仙山線で東方面へ向かうという代替ルート思いついた。ちょうどよく電車もあったため、大人しく宿泊予定の仙台に向かってしまうことにした。

仙山線の車内から。

お昼過ぎの時間に仙台に到着。先にホテルに荷物を預けて身軽になったので、ある意味このプラン変更も良かったかもしれない。

仙台からは仙石線で乗っていなかった松島海岸ー高城町区間と仙石東北ラインを乗りつぶして、終点の石巻に到着。石巻駅から石巻線で終点の女川駅へ。ちょうど夕暮れの時間で、夕陽と太平洋の水平線が見えてとてもきれいだった。終点の女川駅には温泉施設があり、時間があれば入ってもよかったなと思いつつ、そのまま8分後の折り返しの電車に乗り、小牛田駅から東北本線を南下して仙台に戻った。そして、忘れてはいけない仙台駅から一駅出ている仙石線の終点、あおば通駅も乗り、名実ともに仙石線を完乗した。

仙石線の乗っていなかった区間を完乗。
ここで仙石線から石巻線へ乗り換え。
女川駅に着く直前。車内からきれいな夕日を望むことができた。
石巻線終点の女川駅。
女川駅の外観。新しい建物で中に小さな温泉施設もあった。

仙台駅に着いて夜比較的時間があったため、せっかくなので名物の牛タンを頂いた。

鉄道旅をしていると必ずと言っていいほど何かに巻き込まれる中、今日も例によって波乱の一日ではあったが、乗りつぶしも観光もしっかりできて満足である。3日目完。

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