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不便益ということ(その2)

不便とは、楽しいことなのかもしれない。限定販売の商品を求めて並ぶ人の列や、ディズニーランドのアトラクションに並ぶ人の列には、笑顔が溢れています。「どうしても買いたい」商品や「一度は味わいたい」体験のためには、わざわざ出かけて行って並ぶことなど苦にはならないのでしょう。苦になるどころか、むしろ不便を楽しんでいるかのように見えます。
コンビニやネットで、「何でも」「いつでも」入手できる時代、便利なことにはあまり感動しなくなっています。ちなみに、不便益の反対語は便利害だそうです。


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