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ねぇ、もう少し君の側で

猫のままでいい


お昼を食べに来いと、友達以上からメールが来る。パソコンも習うから、次いでに
行きますね。猫は、好物の刺身をお土産に
ピンポーン、ただ今、参上
おう、もう少し煮込むから炬燵に座って、
はいぃ、カレーのにおい、チキンカレーらしい
猫は、炬燵が好き。カレーのにおいをかぎながら、えっ、此処までの記憶はある。炬燵で丸くなって気持ち良い、次⁉️炬燵にすっぽり入り
スヤスヤ、スヤスヤ、目覚めると夕方の5時
あー無理、帰んなきゃ、大慌てでチキンカレーを頂き、あちちと猫舌の辛さ
友達に向かって、何で起こしてくれないのと
毒をはく
初めて他人の家に来てヨダレ垂らして爆睡する奴みて、気持ちよさそうで起こすの可哀想だから、そのままにしてたと、ハイ、ご免なさい
ヨダレは可愛くない…赤面
その優しさに、バックハグを頭の中で妄想
この何とも言えない距離感で私は5時間のデートプランを爆睡に捧げた、馬鹿❗
気を付けて帰れよ、車庫まで見送りに、先を歩く君に、口パク、ねぇ、もう少し君の側で
猫のままでいたかったにゃ~
声が出てません、慚愧

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