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最果タヒ展/詩


夜空に散りばめられた言葉たちは、
星よりもずっと近い距離感で、
きみと衝突を繰り返していく。
闇にみせられていく、
光なんて暗すぎる、
きらきらした眼差しだけは1等星、
ぴたりとはまりこむものを探しに迷い込む。
ここにはぼくと詩がいるだけだから、
見つかんなくて、
きみはきっと安心するんだ。

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